新刊紹介|LOVEGREENにも登場の平野馨生里さん著「石徹白洋品店物語」刊行
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岐阜県郡上市最奧の小さな集落で、草木で染めた服づくりを行う「石徹白洋品店」の店主、平野馨生里さんによる著書「石徹白用品店物語」(婦人之友社)が刊行されました。自分の「幸せの価値観」を実現するために、山里で企業した女性の奮闘記です。

▼石徹白洋品店の取材記事はこちら
本書では、平野さんが石徹白(いとしろ)という地に出会った経緯や、その地に移り住むことを決め、地域に伝わる作業衣「たつけ」づくりを継承して、現代のライフスタイルにあった服づくりを仕事にしていくまでの起業プロセス。それらと並行して、結婚をして家族をつくり、地域に根付いて「生活していく」ことの楽しさや嬉しさ、難しさなど、平野さんが実際に直面し、体験したことが具体的に紹介されています。

(本書より)
大切なことは「社会のまっとうなレール」という幻想にしばられるのではなく、自分が幸せな状況を自ら生み出すこと。どんな仕事を、どこで誰とどのようにして、どんな暮らしを営んでいくかということ。
(「あとがき」より)
服をつくることも、食を整えることも、子を育むことも、どれも「暮らし」のなかの一場面。
本書は、自然とともに生きるとはどういうことかを、あたたかい言葉とともにそっと教えてくれます。
・地域移住を考えている人
・自然の中で暮らしたい人
・起業に興味がある人
・今の暮らしに迷いがある人
――そんな人にぜひ手に取ってもらいたい一冊です。




























