ウツギ(空木)の花言葉|種類、特徴、色別の花言葉 

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ウツギ(空木)の花言葉や種類、特徴をご紹介!ウツギ(空木)は、初夏から小さな白い花を咲かせる樹木。万葉集でも詠まれるなど、古くから親しまれてきた植物です。

 

ウツギ(空木)の花言葉

「ウツギ(空木)」の花言葉は「秘密」。

 

ウツギ(空木)について

科・属 アジサイ科・ウツギ属
和名 空木
英名 Deutzia
学名 Deutzia crenata
原産地 日本
開花期 5月〜7月

 

ウツギ(空木)の特徴

ウツギ(空木)はアジサイ科の落葉低木で、初夏になると可愛い白い花(花径1㎝ほど)をたくさん咲かせます。葉はギザギザして全体に毛が生えてザラザラしています。茎を切ると、ストローのように空洞構造になっていることが特徴的です。日本にも自生し、古くから万葉集で詠まれるなど親しまれてきた歴史のある植物です。

ウツギ(空木)は基本的に日当たりの良い少し湿り気のある場所を好みますが、西日の当たる乾燥する場所や粘土質の土壌にも耐えます。地際からたくさんの枝を伸ばして大きく茂ります。それほど大きくならない性質や丈夫で育てやすいことから、庭木や鉢植えとしてよく使われています。

ウツギ(空木)は繰り返し刈り込んでも枯れず、材質としても非常に強く腐りにくいため、木釘や楊枝などの材料として使われています。

ウツギ(空木)の名前は、旧暦の4月(卯月・うづき)の頃に花が咲くことから「うづき」が変化して「うつぎ」になったという説と、幹の中心が空洞な木「空ろな木」からきたという説があります。また、全く別の科や属の植物が、幹が空洞な場合ウツギと呼ばれていることがあります。別名でウノハナと呼ばれますが、ウノハナは「ウツギの花」の略です。

ウツギ(空木)の学名に含まれるDeutziaは、オランダ人の植物学者ヨハン・ドイツ氏の名前にちなむそうです。

ウツギ(空木)の枝に空洞があることから「秘密」という花言葉が付けられたと言われています。

 

ウツギ(空木)の種類

ウツギには様々な種類があります。花色には白やピンク、赤などがあり、咲き方は一重咲きの他、八重咲きもあります。

シロバナヤエウツギ

白色の八重咲きの花が咲くウツギ。

サラサウツギ

花びらの外側が紅紫色で内側は白色。八重咲きのウツギ。

ヒメウツギ

ウツギほど大きくならない小型のタイプ。花色は白色。

 

名前にウツギがつく別の植物

ウツギという名はついていても、分類上は別の植物とされているものがあります。

バイカウツギ

アジサイ科バイカウツギ属の植物。梅に似ている花を咲かせ、枝葉の特徴はウツギに似ている。

ハコネウツギ

スイカズラ科タニウツギ属の植物。咲き始めは白で、咲き進むと紅色へと変化する。


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