ビワ(枇杷)の花言葉|花や実の特徴、名前の由来
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ビワ(枇杷)の花言葉、花や実の特徴、名前の由来をご紹介。ビワ(枇杷)は、家庭果樹としても栽培される暖地に適した常緑高木。
目次
ビワ(枇杷)の花言葉
ビワ(枇杷)の花言葉は「温和」「内気」「治癒」「愛の記憶」「密かな告白」
ビワ(枇杷)について|基本情報
科・属 | バラ科・ビワ属 |
和名 | 枇杷 |
英名 | Loquat |
学名 | Eriobotrya japonica |
原産地 | 中国、東南アジア |
開花期 | 11月~1月 |
ビワ(枇杷)とは|花や実の特徴、名前の由来
ビワ(枇杷)は、家庭果樹としても栽培される暖地に適した常緑高木で、10メートル以上になることもあります。長さ15~25cmほどの大きな葉は革のように厚く、裏面に褐色の綿毛が密生しています。学名のEriobotryaは、ギリシャ語のerion(軟毛)、botris(ブドウ)に由来し、白い軟毛に覆われたブドウのように房状になる実をつけることを意味します。日本の「枇杷」の由来は諸説ありますが、葉や実の形が、楽器の「琵琶」に似ていることからと言われています。
ビワ(枇杷)の花の季節は、11月~1月の冬にかけてです。枝先に円錐花序となり、ひとつひとつの花は1~2センチほどの小さな白い花が少しずつ開花し、花には香りがあります。
果実は6月頃にオレンジ色に熟します。現在、果樹として栽培されている品種は、日本に自生しているものとは違い、中国品種を改良したものがほとんどです。
ビワ(枇杷)の葉は、古くから葉を乾燥させたものが枇杷葉(びわよう)という名前で生薬として利用されています。また、民間療法としても、温灸、エキス、煮だしたお湯をお風呂に入れる……と、様々な利用法で活用されています。
おいしいビワ(枇杷)の果実の選び方と保存方法
へたがしっかりしていて皮にハリがあるもの、産毛と表面に白い粉(ブルーム)が残っているものが新鮮なビワ(枇杷)のしるしです。逆に実の表面がテカテカ光っているものは収穫から日数が経っています。実の保存方法は常温保存でもよいのですが、追熟せず長期保存もできないので、手に入ったらなるべく早く食べるようにしましょう。
置き場所は直射日光を避け、風通しの良い涼しい所で保管してください。冷蔵庫の野菜室に入れてもよいですが、冷やしすぎると風味が落ちてしまうので注意しましょう。柔らかい果物なのでそっと優しく取り扱いましょう。
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