ナンバンギセルの花言葉|花の特徴、名前や花言葉の由来
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ナンバンギセルの花言葉、花の特徴、名前や花言葉の由来、寄生植物の種類を紹介します。ナンバンギセルは、万葉集にも登場する、秋に咲く寄生植物の花です。
目次
ナンバンギセルの花言葉
ナンバンギセルの花言葉は「物思い」
ナンバンギセルについて|基本情報
科・属 | ハマウツボ科・ナンバンギセル属 |
和名 | 南蛮煙管、思い草 |
英名 | Forest Ghost Flower, Indian broomrape |
学名 | Aeginetia indica |
原産地 | 東アジア、東南アジア、南アジア |
開花期 | 8月~10月 |
ナンバンギセルとは|花の特徴、名前や花言葉の由来
ナンバンギセルは、ハマウツボ科ナンバンギセル属の一年草の寄生植物。ススキやサトウキビのようなイネ科の植物やミョウガなどを好み、寄生しています。身近な場所で見かける野草なので、夏から秋にイネ科の植物の株元を探すと見つかるかもしれません。
ナンバンギセルの花が咲くのは8月~10月、真直ぐに伸びた茎に対して直角か、やや下を向くように花を咲かせます。花色は淡い紫で、先端が開ききらないフォルムをしています。葉緑素を持たないので、自ら光合成を行うことはできません。そのため、宿主の根から栄養を吸い上げて生育します。
ナンバンギセルという名前の由来は、喫煙具の煙管(きせる)にフォルムが似ていることによります。また古くには、やや下を向くような花のフォルムを思い悩んでいる人に例えて、思い草という名前でも呼ばれていたそうです。万葉集に登場する思い草とは、このナンバンギセルのことを指しています。
ナンバンギセルの花言葉「物思い」は、思い草という和名が由来となっています。
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