ヤドリギの季節!名前の由来、実の秘密、花言葉、クリスマスの伝説まで

山田智美

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ヤドリギ(宿り木)という植物をご存知ですか。クリスマスシーズンになると出回り始めます。グリーンの葉の鳥の巣のような見た目が可愛らしい植物です。ヤドリギ(宿り木)という植物の名前の意味や花言葉、素敵な伝説、ドライフラワーにできるのか、ヤドリギ(宿木)の実や増やし方について。不思議な魅力とその特徴についてご紹介します。

目次

ヤドリギ(宿り木)の基本情報

科名:ビャクダン科(※ヤドリギ科とされることもある)ヤドリギ属  分類:半寄生灌木  学名:Viscum aibum  英名:Mistletoe     樹木の上の方に丸く鳥の巣のような形状で寄生する植物です。正確には半寄生植物。簡単に言うと、「半分くらいは宿主となった樹木から水分とか養分とかもらうけど、残り半分くらいは自分でも光合成を頑張るよ」という植物です。

ヤドリギ(宿り木)

  • 科名:ビャクダン科(※ヤドリギ科とされることもある)ヤドリギ属
  • 分類:半寄生常緑低木
  • 学名:Viscum aibum
  • 英名:Mistletoe 

ヤドリギ(宿り木)とは、樹木の上の方に丸く鳥の巣のような形状で寄生する植物です。正確には半寄生植物。簡単に言うと、「半分くらいは宿主となった樹木から水分と養分をもらうけど、残り半分くらいは自分でも光合成を頑張るよ」という植物です。

ヤドリギ(宿木)

  • ヤドリギ(宿木)は、樹木の枝に丸く球のように付着する、常緑の半寄生植物です。高木の枝の途中に30㎝~100㎝くらいの緑色の球体となって寄生します。冬に公園やゲレンデなど広い場所で落葉した樹の枝にグリーンの大きなマリモのような塊を見たことはありませんか。冬の落葉樹に寄生している姿が有名ですが、常緑樹にも寄生します。

    ヤドリギ(宿木)はそんなに珍しい植物ではありません。落葉樹の葉がなくなる冬に、高木の上の方の枝で見かけることが出来ます。ヤドリギ(宿木)は街中の公園や街路樹にも寄生しています。少し注意深く周りを観察すると、意外なところに生えています。

    ヤドリギ(宿木)はそんなに珍しい植物ではありません。国内では、沖縄以外の至るところで見かけられます。落葉樹の葉がなくなる冬に、高木の上の方の枝で見かけることが出来ます。ヤドリギ(宿木)は街中の公園や街路樹にも寄生しています。少し注意深く周りを観察すると、意外なところに生えています。

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ヤドリギ(宿り木)の名前の由来と英語の名前

クリスマスシーズンになるとみかけるようになるヤドリギの樹。ヤドリギがここまで人気になってきた理由は、やはりあの特徴的な形状でしょう。葉が青々と付いた状態で、樹の上の方の枝に乗っている姿は宙に浮かぶマリモのようで、可愛らしく見ているひとの心を捉えます。海外の伝説も大きく影響しているようです。ヨーロッパではクリスマスツリーにヤドリギの枝を飾って、その下に立っている女の子にはキスをしてもいいという言い伝えがあります。そんなロマンティックな言い伝えに乗じて、ヤドリギの知名度上がってきました。

ヤドリギは漢字で書くと、「宿り木」あるいは「寄生木」です。この名前はヤドリギの性質に由来するもので、他の樹木に寄生することから、「寄生木」と呼ばれるようになりました。

クリスマスシーズンになると見かけるようになるヤドリギの樹。ヤドリギがここまで人気になってきた理由は、やはりあの特徴的な形状でしょう。葉が青々と付いた状態で樹の上の方の枝に乗っている姿は、宙に浮かぶマリモのように可愛らしく、見ているひとの心を捉えます。

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ヤドリギ(宿り木)の見つけ方

ヤドリギは冬になるとその神秘的な姿から注目を浴びますが、夏も存在しています。夏は宿主の樹木が葉を茂らせているせいもあって、気づかれにくいようです。冬に周りの樹が落葉したときにその姿を現します。ゲレンデで見たことはないでしょうか。雪山で宙に浮くように丸くグリーンの塊が見えるのは圧巻です。

ヤドリギは冬になるとその神秘的な姿から注目を浴びますが、夏も存在しています。夏は宿主の樹木が葉を茂らせているせいもあって、気づかれにくいようです。冬に周りの樹が落葉したときにその姿を現します。

ヤドリギを見つけやすいのは雪山です!一面真白な景色となるので、その姿が見つけやすくなります。スキーやスノボに出かけた際にゲレンデで見たことがあるのではないでしょうか。雪山で宙に浮くように丸くグリーンの塊が見えるのは圧巻です。

ヤドリギは落葉樹にしか寄生しないように思われていますが、そんなことはありません。常緑樹にも寄生します。松などの風通しよく、葉の間まで日光が射すような植物であれば問題なく大きくなります。

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ヤドリギ(宿り木)の花言葉とクリスマスの伝説

ヤドリギにはいろんな神話伝承があります。その中でも有名なものをご紹介します。

ヤドリギ(宿り木)の花言葉

ヤドリギの花言葉は、「困難に打ち勝つ」「忍耐」です。

ヤドリギ(宿り木)の伝説|ヤドリギ(宿り木)の下でキス

ヤドリギは永遠を象徴する神聖な樹とされています。昔からヨーロッパでは、クリスマスツリーにヤドリギの枝が飾る習慣がありました。

ヤドリギにまつわる言い伝えの中でも特に有名なのが、「ヤドリギの下に立っている女の子にはキスをしてもいい」というお話で、ヨーロッパに古くから伝わるものです。クリスマスパーティーの夜にヤドリギの枝の下に立って、意中の男性が現れるのを待つなんてロマンティックですね。

ヤドリギ(宿り木)|永遠の命の象徴

冬、落葉樹たちが葉を落とし辺りが真白な雪景色になった頃、空の青と雪の白だけの色彩の少ない世界でヤドリギのグリーンは輝きます。色を無くした世界で冬の間も緑を絶やさないヤドリギは、生命力と永遠の命を象徴する植物でした。寒さの中でも変わらず、樹の上の方に鎮座しているグリーンの球体のヤドリギは、さぞ神秘的に見えたことでしょう。

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ヤドリギ(宿り木)の実って?実の秘密と増やし方

ここではヤドリギの驚きの繁殖方法についてご紹介します。    宿探しは鳥任せ ヤドリギの果実は固い果皮に包まれていて、中の果肉がねちょねちょとしています。それを食べた鳥は、フンがねちょねちょとお尻から離れず気持ちが悪いので、お尻を樹の枝にこすりつけてフンを取ろうとします。この時にヤドリギの種もフンと一緒に樹の枝に付着し、無事に宿主を見つけて発芽に至るという仕組みです。    寄生植物は繁殖方法として、胞子や種子を風に乗せて飛ばすものが多いのですが、ヤドリギは完全に鳥任せです。鳥もヤドリギの果実を食べたお礼に種子を運んであげているという仕組みです。

ヤドリギはどうして土ではなく、樹木の上に生えるのでしょうか。これにはヤドリギの実に秘密があります。ヤドリギの実の秘密をご紹介します。

ヤドリギ(宿り木)の実の秘密

ヤドリギの果実は固い果皮に包まれていて、中の果肉がねちょねちょとしています。それを食べた鳥は、フンがねちょねちょとお尻から離れず気持ちが悪いので、お尻を樹の枝にこすりつけてフンを取ろうとします。この時にヤドリギの種もフンと一緒に樹の枝に付着し、無事に宿主を見つけて発芽に至るという仕組みです。

寄生植物は繁殖方法として、胞子や種子を風に乗せて飛ばすものが多いのですが、ヤドリギは完全に鳥任せです。鳥もヤドリギの果実を食べたお礼に種子を運んであげているという仕組みです。

ヤドリギ(宿り木)の増やし方

ヤドリギ(宿り木)の種子は樹皮からは発芽しますが、土からは発芽しないという不思議な特性があります。この為地面に落ちた種からは発芽しません。つまり、ヤドリギを種から発芽させて育てるのは難しいと言えるでしょう。

樹木の枝に種子を貼り付けて、うまくいったら自宅でヤドリギが楽しめるかもしませんね。

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ヤドリギ(宿り木)はドライフラワーにできる?

ヤドリギのちょっと残念な特徴は水落ちしやすいという点です。元々自力で水を吸い上げる力が弱いので、切り花で出回っているものはすぐに乾燥してパラパラと落ちてきてしまいます。乾燥しやすい特徴を生かしてドライフラワーにしたいところですが、乾燥すると葉も枝もバラバラに落ちてしまうので歯がゆいところです。

ヤドリギのちょっと残念な特徴は水落ちしやすいという点です。元々自力で水を吸い上げる力が弱いので、切り花で出回っているものはすぐに乾燥してパラパラと落ちてしまいます。

それならば乾燥しやすい特徴を生かしてドライフラワーにしたいところですが、乾燥すると葉も枝もバラバラに落ちてしまうのでドライフラワーにはできませんでした。あの不思議な姿をそのままドライフラワーにできたら、どんなに素敵でしょう。

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ヤドリギ(宿り木)の不思議な魅力

粘着性のある果実を使って種子を拡散し、他の樹木に寄生して生長するヤドリギ。人間だったら考えられない厚かましさですが、それでもなぜか可愛いのがヤドリギの魅力です。お散歩に出たら、まあるく形作られた緑色の鳥の巣のようなヤドリギを探してみてください。意外と身近なところにいるものですよ。

果実がねちょねちょしていることで、鳥に運んでもらえる上に新しい宿主の枝にうまく種子を付着できる、非常に合理的で無駄のない繁殖方法です。しかもこの方法だと、樹の高い位置に種子を付着させることが可能になりますので、ヤドリギにとっては良いこと尽くしです。

宿探しは鳥任せ、住まいは居候。粘着性のある果実を使って種子を拡散し、他の樹木に寄生して生長するヤドリギ。人間だったら考えられない厚かましさですが、それでもなぜか可愛いのがヤドリギの魅力です。

お散歩に出たら、まあるく形作られた緑色の鳥の巣のようなヤドリギを探してみてください。意外と身近なところにいるものですよ。

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植物が好きで好きで、植栽設計、ガーデナー、生花店勤務を経て現在は、フリーランスの花屋「花や蜜」として活動中。「てのひらに森を」がテーマの花屋です。森の中にいるような、見ているだけで力が抜けていくようなお花を作り続けたいと思ってます。街中で突然お花を配る、「花ゲリラ棘」というゲリラ的花配り活動も不定期決行しています。

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