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「LOVEGREEN編集部」が監修している植物|植物図鑑31-40件 / 全1365件

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ゲウム・リバレ

  • ゲウム・リバレは、ゲウムの中でも矮性の品種です。一般的なゲウムの花の形とは違い、うつむくように咲く花の形から風鈴ダイコンソウの別名もあります。 ゲウム・リバレの花色はアプリコット色や白があり、ガクが赤みをおびたチョコレート色をしていて、花びらよりガクの方が目立ちます。小さくて素朴な花は、和風、洋風の庭のどちらにもなじみ、目立つ花ではありませんが雰囲気のある宿根草です。

ギリア・トリコロール

  • ギリア・トリコロールは、秋に種をまいて春に花が咲くハナシノブ科の一年草。ギリアは種類によって花の雰囲気が違います。 トリコロールは、そのなかでは草丈が低めで愛らしい花の形をしたギリアです。その花の見た目から英名ではBird’s eyesと呼ばれています。 細かくて繊細な葉を持ち、春に枝分かれした茎から多くの花が開花します。繊細そうですが、環境に合えばこぼれ種でも増えるほど性質は丈夫です。主張が強くないので同じ時期に咲く草花と混植すると、春の庭が彩り豊かになります。

クレマチス・カートマニージョー

  • クレマチス・カートマニージョーは、フォステリー系のクレマチスです。3cm~5cm程度の小ぶりな白い花は花付きがとても良く、株を覆うほどにたくさんの花が開花します。パセリのような細かい切れ込みある繊細なフォルムの葉は、一年中常緑を保ちます。 苗としては冬のうちから開花株が出回りますが、翌年以降の開花時期は春の一季咲きです。繊細な葉と清潔感のある花色は、春の庭を爽やかで上品な雰囲気にしてくれます。

バーベナ

  • バーベナはクマツヅラ科バーベナ属の総称で、和名では美女桜(ビジョザクラ)と呼ばれています。種類が多く、耐寒性がない一年草と耐寒性がある宿根草があります。小さな花が集合して一つの花となり、春から晩秋の長期間開花し、暖色系から寒色系まで花色がとても豊富です。近年、「分枝性」「花の大きさ」などを改良して開発された新品種が多数流通しています。 バーベナは、種類によって「上に伸びる立性」「這うように生長するほふく性」など生長の仕方や草丈が様々です。矮性やほふく性のバーベナは、グランドカバーや花壇の縁、寄せ植え、ハンギングなどに適しています。草丈50cmを超える高性のバーベナは、庭や花壇に植えると、暑い夏も休むことなく長期間開花するため、夏の庭が華やかになります。 なお、ハーブに分類されるレモンバーベナは属が異なり、分類としては別の植物です。  

ポテンティラ

  • ポテンティラは、春から初夏にイチゴに似た花が開花するバラ科の多年草。植物分類上のポテンティラは種類がとても多く、日本に自生するヘビイチゴもポテンティラの仲間です。 「ポテンティラ」の名で園芸店に並ぶ園芸品種は、最近の宿根草人気で流通する種類が年々増えています。高温多湿に弱いため、どちらかというと寒冷地向きのものが多いですが、適所に植えれば年々花数が増え、春から初夏にかけてたくさんの花が開花します。 ポテンティラの花色は、オレンジ、アプリコット、黄色、白、赤、ピンク系濃淡、複色など。草丈は、矮性でグランドカバーとして使えるものから、60cm以上になる高性のものまで様々です。 矮性種は足元でカーペットのように花が咲き誇り、高性種は株元から花茎をあちこちに伸ばして自由な雰囲気に散らばって咲きます。ひとつひとつの花の日持ちは短いですが、次から次へと開花し、春から初夏の庭を明るくしてくれる存在です。   ワイルドストロベリーに似た葉も魅力のひとつで、花がない時期もリーフプランツとして楽しむことができます。   品種によって葉の色や形、大きさに違いがあります。中には小葉タイプのものやシルバーグリーン色など、葉に特徴がある品種もあります。

クラスペディア

  • クラスペディアは、黄色い球状の花を初夏から秋に咲かせるキク科の一年草。原産地では多年草扱いですが、高温多湿の日本では、秋に種をまき初夏に開花する一年草として扱われることが一般的です。 クラスペディアは切り花としての流通の方が圧倒的に多いですが、苗としての出回りもあります。球状の独特な形はドラムを叩くバチに例えられ、英名ではゴールドスティック、ドラムスティックと呼ばれています。 切り花のクラスペディアは、葉がない花茎のみで流通します。花持ちが大変良く、フラワーアレンジやドライフラワーの花材として親しまれ、通年出回りがあります。 園芸のクラスペディアは、ロゼット状のシルバーグリーン色の下葉も見ごたえがあり、他の植物と混植すると、草花の隙間から長い茎が飛び出して開花しているような見た目で、庭の植栽のアクセントになります。環境に合えば9月頃まで開花しますが、高温多湿に弱いため暖地では主に真夏前までの花期になります。 クラスペディアの種類は、原産地ではいくつもありますが、日本で苗として出回っているのはグロボーサCraspedia globosa(Pycnosorus globosa)がほとんどです。切り花では、「ビリーボタン」と呼ばれるグラウカ種も出回っています。

オキザリス

  • オキザリスはカタバミ科カタバミ属の球根植物で、世界各地に多くの種類が分布しています。日本でもいつくかの種類がカタバミの名で帰化植物となっています。球根の形状、生長の仕方、草本と木本などの分類などが種類によって違い、草丈、性質も非常に変化に富む植物です。 種類によって開花時期が異なり、球根の植え付け時期や休眠期なども異なります。花色は白、黄、ピンク、赤、オレンジ、アプリコット、クリーム、薄紫、複色など多様で、一重咲きのほか八重咲きもあります。葉は緑の他、紫色(銅葉色)やアンティークカラーなどのカラーリーフとして楽しめるものもあります。 オキザリスの花は、太陽とともに開き、夕方には閉じ、曇りの日や雨の日は閉じる性質があります。

クレピス(モモイロタンポポ)

  • クレピスは、ヨーロッパ原産のキク科の一年草。日本には大正時代に園芸植物として渡来しました。花や葉の雰囲気が似ているためモモイロタンポポの別名がありますが、属性が違うので分類上はタンポポとは別の植物です。 春にロゼット状の株元から多くの花茎を立ち上げ、優しいピンク色の花が開花します。多くの花を咲かせることから千本蒲公英(センボンタンポポ)の別名があります。

キュウリグサ

  • キュウリグサは、ワスレナグサをさらに小さくしたような水色の花を春に咲かせるムラサキ科の越年草。日当たりの良い道端、畑、公園など、身近な場所で見かけます。 キュウリグサの名前の由来は、葉をこすったりちぎったりするときゅうりの香りがすることにちなみ、英名もCucumber herbという名前があります。 冬の間はロゼット状の葉の株元から、春になると花茎が立ち上がり、無数の花が開花します。四方八方に伸びる穂状の花茎は、初期はくるんと丸まっていますが、開花とともにまっすぐになり下から順に開花します。(サソリ型花序)   小さくて淡い色の花で、咲き方も散らばったように咲くこともあり、咲いていても見逃してしまうような野草です。花の後に種をつけ、次第にあちこちに広がっていきます。    

カンパニュラ・アルペンブルー

  • カンパニュラ・アルペンブルーは、キキョウ科の耐寒性常緑多年草です。初夏に淡い紫色の星形の花が無数に開花します。星形の花から、和名では星桔梗(ホシギキョウ)と呼ばれます。アルペンブルーは品種名で、花色は紫以に白やピンクがあります。カンパニュラ・ポシャルスキアナという学名で流通していることもあります。 カンパニュラ・アルペンブルーは、ほふく性で這うように生長します。環境に合えば次第に広がり、踏みつけないような場所のグランドカバーとして利用されています。垂れるように伸びる茎は、ハンギングや高さのある鉢に植えると、鉢からあふれるように花が開花し、魅力を生かすことができます。 高温多湿には弱いものの、基本的には性質は強く、繁殖力旺盛です。環境に合うとこぼれ種でも増えていきます。

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