- ロニセラ・ニティダは、中国原産のスイカズラ科スイカズラ属の常緑低木。常緑で、小さな葉が枝いっぱいに付き、横に枝を広げる樹形なので、グランドカバーに好まれます。スイカズラ属ですが、スイカズラのようにつるにはならず、ブッシュ状に繁る低木です。 ロニセラ・ニティダは樹高50~100cm、生長がゆっくりなので、ポット苗で購入したものは大きくなるまでに数年かかるつもりで植えるようにしましょう。刈り込みに耐え、よく分岐するので、適宜剪定を行えば、こんもりとした茂みのような樹形を形成できます。葉には明るい斑が入る品種や、葉色がライムグリーンの品種などがあり、日向から明るい日陰まで育てられるので、シェードガーデンの高木の下草としても人気があります。4月~6月頃に小さな黄緑色の花を咲かせますが、あまり目立ちません。花を観賞するというよりも、葉や樹形を楽しむ庭木です。