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「LOVEGREEN編集部」が監修している植物|植物図鑑81-90件 / 全1363件

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オステオスペルマム

  • オステオスペルマムは、南アフリカ原産のキク科の半耐寒性多年草です。見た目はディモルホセカと似ていますが、分類的にはディモルフォセカは一年草、オステオスペルマムは多年草として分類されています。ただし、両者を交配して作られた種も最近はあります。東京以西の暖かい地域では霜にあたらなければ越冬して大株になります。   オステオスペルマムは、花びらがきらきらとして艶があり、太陽とともに開き、夜間や曇天、雨の日は花びらが閉じます。最近は、開閉しない品種も出てきています。とても豊富なカラーバリエーションで、花の咲き方も八重咲きや花びらがスプーン状の品種もあります。葉に斑が入り、葉と花を両方楽しめる品種もあります。寄せ植えなどにも大活躍する育てやすい草花です。

イベリス

  • イベリスは、春に白やピンク系の小花を咲かせるアブラナ科の草花です。スペインのイベリア半島に多く自生することもあり、スペインの別称「イベリア」に由来してイベリスという名が付きました。ヒマワリと同じ太陽に向かって咲く向日性があり、花茎が曲がりやすいことから屈曲花(マガリバナ)とも呼ばれます。 種類によって一年草と多年草があり、草丈も矮性と切り花として流通している高性種があります。矮性種は寄せ植え、ハンギングバスケット、グランドカバー、花壇の縁取り、高性種は庭や花壇に利用されています。

ヤブヘビイチゴ(インディアンストロベリー)

  • ヤブヘビイチゴは、日本全国に自生するバラ科の多年草。藪のような場所に自生しているのが名前の由来です。 ヤブヘビイチゴの葉は、イチゴの葉を小ぶりにしたような可愛らしい形で、地面を這うようにランナーを伸ばして生長するのでグランドカバーにもなります。 4月~6月に小さくて可愛らしい黄色の花が咲き、花のあとに真赤な果実が実ります。フワフワした食感でイチゴのような美味しさはないため生食には不向きです。

レンギョウ(連翹)

  • レンギョウは、春の訪れを黄金色の花で華やかに告げるモクセイ科の落葉低木。庭木のほか、公園などにもよく植栽されています。地際から多くの枝を出し、2~3mの丈で株立ち状に生長し、刈り込んで生垣に仕立てられることもあります。 本来、レンギョウはForsythia suspensaのことをさしますが、一般的には数種の総称として「レンギョウ」と呼ばれています。庭木や切り花として使われるのは、レンギョウ、シナレンギョウ、チョウセンレンギョウやそれらの交配種が多く、種類によって黄色の色みや花の形、樹形、葉の形と葉の出るタイミングなどに少しずつ違いがあります。いずれも開花時は枝一面が黄色で染まるほどの花数で圧巻です。日本原産のヤマトレンギョウは花付きがまばらなので、庭木として利用されることは少ない種類です。

牡丹(ボタン)

  • 牡丹と芍薬の花はよく似ていますが、芍薬は草本、牡丹は木本の落葉低木です。春になると新芽が芽吹き、先端に花径15~40cm程の花をつけます。花形は一重、八重、千重、万重、獅子咲きなど、種類が多い植物です。 一般的には春咲きの春牡丹ですが、春牡丹より小ぶりで、春と初冬の年二回咲く寒牡丹という種類もあります。その他、冬牡丹と呼ばれている牡丹は、春牡丹を温度管理によって人工的に冬に咲かせたものです。 牡丹の花色は白、桃、紅、朱赤、黄、絞りや複色など種類が豊富です。中国原産の花木で、奈良時代に薬用木として渡来し、その後改良が進んだ結果、中国の品種とは異なる独自の品種群がつくりだされました。欧米で改良された品種群にフランスボタン、アメリカボタンがあります。

アルメリア(ハマカンザシ)

  • アルメリアは球状のかんざしのような花が咲く多年草です。和名では海岸の乾燥した土地に自生していることからハマカンザシと呼ばれています。 株元から多くの花茎を立ち上げて咲くため、コンテナや花壇がにぎやかになります。花色は赤、白、ピンクなどがあり、切り花用の高性種もあります。乾燥した土地に自生しているため多湿には弱いものの、基本的には丈夫な草花で庭や花壇、寄せ植えなどに利用されています。 アルメリアはケルト語で「海の近く」という意味で、自生環境をそのまま示しています。

クリンソウ

  • クリンソウは、サクラソウ科の日本原産の耐寒性多年草。数多くの種類があるサクラソウの中では大型で、山野や林の少し湿った場所に自生し、春から初夏に輪生状に数段ついた花が下から上に咲き進みます。 下葉の中心から花茎が伸び、輪生状に数段重なるように花がつく様子が、仏閣の屋根の頂点にある「九輪」に似ていることが名前の由来です。 花色はマゼンタピンク(濃い赤紫)が一般的ですが、ピンクや白もあります。下葉や木々の若葉や青葉の明るい緑色の背景の中で、発色の良い花色が浮き立つように見え、群生する光景は息を飲む美しさです。 なお、黄色い花のキバナクリンソウ(Plimura helodoxa)やキバナノクリンザクラ(Primula veris)は、プリムラの仲間ですが分類的には別種です。

レースラベンダー

  • レースラベンダーは、鑑賞用のラベンダーとして作られた園芸種。葉の細かい切れ込みがレースのように見えることから名づけられました。残念ながらラベンダーの香りはしないため、ハーブとして利用するには不向きです。 花とレースのようなシルバーグリーンの葉が美しく、花壇や寄せ植えなどに利用されています。 葉の美しい品種なので花が咲いていない期間もリーフプランツとしても効果を発揮します。四季咲き性があるため、姿が乱れたら切り戻していくと一年中、花や葉を楽しむことができます。

アマドコロ

  • アマドコロは、山林などに自生する多年草。アーチのように横に伸びた茎にぶら下がるようにつく白い花が春に開花します。適した場所に植えれば、特に手入れいらずの丈夫な植物です。 アマドコロの若芽や根茎は山菜として食べることができ、期間は短いですが流通もしています。アマドコロの名は、根茎がトコロというヤマイモ科の植物に似て、味に甘味があることにちなみます。なお、花のあとに実る果実は有毒なので食用にすることはできません。 園芸用や切り花の葉ものとして多く流通するのは斑入り種です。「ナルコユリ」「ナルコラン」「ナルコ」の名で花屋さんで売られている斑入りの葉ものは、ナルコユリでもランでもなく、アマドコロであることが多いようです。 両者は葉の幅、花数、茎の形で見分けることができます。葉はナルコユリの方がアマドコロより細長く、茎はナルコユリは円形、アマドコロは角ばった形をしており、茎を触って確かめるのが一番簡単な見分け方です。 花は、ナルコユリは葉の脇から3~5つ程度の花をつけるのに対して、アマドコロは1~3つ程度と花数が少なめです。

ヘビイチゴ

  • ヘビイチゴは、日本全国に自生するバラ科の多年草です。いわゆる雑草や野草に分類される植物で、森林、公園、空地、道端など、いたるところで見かけます。毒苺の別名がありますが毒性はありません。 ヘビイチゴの葉は、イチゴの葉を小ぶりにしたような可愛らしい形で、地面を這うようにランナーを伸ばして生長するのでグランドカバーにもなります。 4月~6月に小さくて可愛らしい黄色の花が咲き、花のあとに真赤な果実が実ります。実は下から飛び出るように上向きに実るため、実の時期は足元が華やかになります。 フワフワした食感でイチゴのような美味しさはないため生食には不向きです。ウォッカなどのアルコール度数40℃以上のお酒に漬けこんで作るチンキは、蚊やブヨなどの虫刺されに効果があるため、民間療法として利用されています。

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