ニーレンベルギア
- ニーレンベルギアは、初夏頃からカップ状の可憐な花(花径2cmほど)を咲かせる半耐寒性の多年草。花色は白や青、紫、複色があります。花は一日花ですが、開花期が長く株一面にたくさんの花が咲きます。花壇植えやハンギングバスケット、寄せ植えなどによく用いられます。挿し木で増やすことができます。 一年を通して屋外の日なたで管理しますが、高温多湿が苦手な植物なので、真夏は強い直射日光が当たらないように少し遮光したり、半日陰の場所に移すなどすると安心です。長雨にも当たらない方がよいでしょう。暖地であれば屋外で問題なく越冬できますが、寒さが厳しい場所では冬越し対策が必要です。 ニーレンベルギアには様々な品種があり、葉の形や草丈、草姿は種類によって特徴が異なります。 盃状の花を咲かせることから、和名では銀盃草(ギンパイソウ)と呼ばれたり、英名ではCup flower(カップフラワー)と呼ばれます。ニーレンベルギアの名は、スペインの博物学者であるニーレンベルグに由来します。