きっと訪れたくなる「上野ファーム」! 北国ならではの彩りを楽しめる北海道ガーデン
LOVEGREEN編集部
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季節ごとにどんな植物が咲いていますか?
上野ファームのガーデンは訪れる季節で様々に変化します。そのため何度訪れても新しい風景と感動を得られます。
4月中旬~5月
エゾエンゴサク
2008年に放送された「風のガーデン」の最終回をご覧になった方ならご存知ですね♩主人公が亡くなる前、娘のために植えた球根が最後の場面で一面に青い花が咲きます。その花がエゾエンゴサクなんです。
葉に白色の水玉模様が入るリーフプランツとしても人気の品種がある青い花のプルモナリアや原種系も多く植えられ、春風に揺れる花束のようにデザインされたチューリップ。ベル状の形が可愛いフリチラリア。白樺林いっぱいに咲き誇るスイセン。昨年上野ファームでたくさん植え付けたクリスマスローズが出迎えてくれます。
6月
オリエンタルポピー
新緑と共に初夏の花が次々と咲き出す6月は、透けるような花びらが魅力のオリエンタルポピー。北海道の寒暖の差が生むルピナスの濃い花の色。ベル状の形の花で草丈の高い迫力のあるジキタリス。小さな花が可憐なゲラニウムが楽しませてくれます。
7月
上野ファームのガーデンがもっともにぎわう季節です。
ラテン語で「ヒゲ」を意味する、葉や茎が柔らかい毛で覆われているバーバスカムの花。様々な色がありますが、特に青い色が美しいデルフィニウム。ドラマ「風のガーデン」の物語の中で押し花にされていたカンパニュラ。背の高いブルーのお花のエゾクガイソウ。北海道を代表する花の一つで、野バラの原種であるハマナスをはじめ様々なバラが咲きます。
※2006年テレビドラマ「風のガーデン」とは、脚本倉本聰さん、主演中井貴一さん、その他のキャストに黒木メイサさん、神木隆之介さんなどが出演。そしてドラマ公開間近に急逝された緒形拳さんの遺作となったフジテレビ開局50周年を記念して制作されたドラマです。ドラマのサブタイトルは、スノードロップ、カンパニュラなどの花の名前が使用されており、上野さんが一から手掛けたガーデンがドラマの情景の印象的な見どころとなっています。
8月
ビタミンカラーの黄色やオレンジ、ピンク色の花が元気に咲きます。
花期が長く楽しめるエキナセア。黄色い花色が元気をくれるルドベキア。ピンク色の小花がこんもりと咲くフロックス。甘い香りと艶やかな花が魅力のユリ。銅色の葉にしっぽのような白い花穂がガーデンに映えるキミキフーガ。
9~10月
ダリア
だんだんと北海道の秋が深まり、植物の実も色付く季節になります。
上野ファームでは耐寒性の弱いダリアは、秋に球根を掘り上げて、再度春以降鉢で育ててから地植えされるという、ひと手間かけた様々な種類のダリアを楽しむことができます。
キンポウゲ科の仲間で、秋の風情を感じるシュウメイギクや別名 エゾノコンギクとも呼ばれる自生種のアスターも見どころです。
\上野ファームガーデンゾーンの見どころ10!/
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