ビカクシダ・植物好きの新聖地「vandaka plants GALLERY TOKYO」へ潜入。レポート&代表インタビュー

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世界から選りすぐりのビカクシダを揃える、vandaka plants(バンダカプランツ)さん。今年2022年3月にオープンした、京都に次ぐ2号店・日本橋の「vandaka plants GALLERY TOKYO」にお邪魔させてもらい、これまでのこと、これからのことについてお話を伺いました。

目次

vandaka plantsとは

vandaka plants

京都のビカクシダ (コウモリラン・platycerium)販売専門店。”vandaka”とはサンスクリット語で「樹上に着生するもの」の意。

世界から選りすぐりのビカクシダ (platycerium)、アロイド (aroid)、着生蘭 (epiphytic orchid)などの着生植物を中心とした珍しい植物を取り揃える。2022年には東京店もオープン。

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植物好きにはたまらない、サボテンのような緑のビルが目印です

BAKUROCACTUS

京都に次ぐ2号店としてvandakaさんが選んだのは、東京のど真ん中、中央区日本橋。日本橋といえば、有名な鉢屋さんや大手園芸店が居を構えており、最近特にホットな賑わいを見せているアツいエリアです。

vandakaさんが入っているのは、一度見たら忘れられない鮮やかな緑色が目を引くビル。その名も、「BAKUROCACTUS(バクロ カクタス)」。ビルのオーナーさん曰く、なんでも鉢に植わっている柱サボテンをイメージしたのだとか。植物好きにはたまりませんね!vandakaさんが一目ぼれしたのも頷けます。

 

vandaka plants

ビルの4階に、vandaka plantsさんが入っています。

 

BAKUROCACTUS

急な階段を4階まで上ります。

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壁一面を飾る、圧巻のビカクシダがお出迎え

vandaka plants GALLERY TOKYO

少し息を切らしながら階段を4階まで上りきると、真っ白な壁一面にビカクシダ。

その数、なんと70種類!上から下まで、びっしり飾られています。まさにギャラリーといった感じでしょうか。

 

AMATERAS LED light

そして頭上には育成ライトが横一列にずらり。全部で37個ありました(編集部調べ)。

室内での光量不足を補うため、専用のライトは欠かせません。ちなみに、ブランドは編集部内でも愛用者の多い「AMATERAS(アマテラス)」。

 

vandaka plants

常時これほどの数を揃えると、毎日のメンテナンスもなかなかに重労働のようです。たった2人のスタッフが交代で、葉についた埃を丁寧に取り除いたり、直射日光が当たらないよう時間帯によって少しずつレイアウトを変えたりしているのだとか。

イベント時はもっと大変で、1年前には物を用意しておく必要があるため、京都のハウスでは常時数千ぐらいの株を相手に株分け・生産・板付けの日々。

それでも、できる限りたくさんの品種を揃えるのには、一重にお客さんに喜んでほしいから。わざわざ足を運んでくださったお客さんに、少しでも良い状態で手に取っていただき、満足して帰ってもらいたいという思いで日々向き合っています。

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旅先で出会った、ビカクシダの美しさに魅せられて

vandaka plants

vandakaさんがビカクシダに魅せられたきっかけ。それは、20年以上前に海外を旅している時に出会った、野生のビカクシダにありました。vandaka plants代表の髙橋さんにお話を伺いました。

ーそもそも、最初にビカクシダを揃えようと思ったきっかけは、どのようなものだったのでしょうか。

20年以上前に、旅先で野生のビカクシダに出会って。その造形美に衝撃を受けたことから、ビカクシダの魅力にはまりました。でも当時の日本には、ビカクシダを直接見て、選べるところがほとんどなくて。そういった場を提供したいと思い、始めたのがきっかけです。

ーこれだけたくさんの珍しい品種を取り揃えるには、並々ならぬ苦労があったかと思います。世界各国のナーセリーさんとお知り合いになるまでに特に大変だったこと、思い出に残っているエピソードはありますか?

元々、旅をすること、人と出会うことが好きなのでコミュニケーションでの苦労は特にありません。ただ、街の中心部から離れた生産者さんのところへ行くのは、交通も不便で時には舗装されていないドロドロの悪路を進んだり、と大変なことがありました。

ー言語の壁も、特には感じなかったのでしょうか。

あまりないですね。フィーリングで仲良くなって、現地でお知り合いの方をご紹介いただいたり。自分の直感を頼りに突き進んできました。

 

ビカクシダ アロカシア

ービカクシダの他にも、モンステラやマドカズラ、アロカシアといったアロイド類(サトイモ科植物)なども扱っていらっしゃいますよね。店名の「vandaka」は、サンスクリット語で「樹上に着生するもの」を意味すると伺いましたが。

そうなんです。ブランド名を考えたときに、「plants」をつけて「vandaka plants」はどうかと。ビカクシダに限らず、着生植物は壁に掛けたり、ハンギングなどさまざまな楽しみ方があります。インテリアとしても非常に面白い植物ですので、その魅力を伝えたいと考えています。

ーたしかに、板付けやコルク付け、ココナッツシェル付けなど、インテリアと合わせていろいろな仕立て方が楽しめる点は大きな魅力ですよね。

 

ビカクポスター vandaka plants

店内には、斑入りモンステラや大きなアロカシアに加えて、ビカクシダ愛に溢れた髙橋さんのセンス溢れる面白いアイテムがちらほら。

おしゃれなロングTシャツやビカクポスター、ビカクサイコロや噂の胞子ガチャまで。ビカクシダ初心者でも存分に楽しめるような、趣向を凝らしたアイテムばかりでした。

 

ビカクサイコロ vandaka plants

フェルトのステッチが可愛い、ビカクサイコロ。胞子葉の数がサイコロの目の代わりとなっています。

 

胞子ガチャ vandaka plants

噂の胞子ガチャ。さまざまなビカクシダから採取された本物の胞子(種)が、ガチャとしてカプセルの中に入っています。

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vandaka plants

着生用のコルクやベラボン、育成ライト「AMATERAS」、海外の肥料や活力剤といった普通の店舗では買えない珍しいアイテムもありました。

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vandaka plantsの、これからのこと

vandaka plants GALLERY TOKYO

そうこうしているうちに、オープンの時間に。

平日昼下がりだというのに、オープンと同時にお客さんが続々と現れ、30分と経たずに店内は人でいっぱいになるほどの盛況ぶり。イベント時は毎度こんな感じだそうで、なんと開店当日は150人待ち。早い方はお昼オープンだというのに朝6時から並んでおり、整理券を配布するほどだったそう。

元々は30〜40代の趣味家さんが多かったものの、最近は全国各地から、本当にいろいろな方にお越しいただくようになり、それもまた嬉しいと話す髙橋さん。今後の取り組みについても教えてもらいました。

ー最近は長野のラーメン屋さんや九州の植物屋さんとのコラボなど、次々と新しい取り組みにご挑戦されていらっしゃいますよね。

地方だと、多種多様なビカクシダを実際に見て選ぶ場がなかなかないようで。いろいろな地方へ行くことで、そういった場を提供したいという思いと、その場に行かないと会えない方と実際にお話しできるのが嬉しいという思いで活動しています。

ー昨今はコロナ禍での植物ブームにより植物に興味を持つ方が増えた一方で、消費されていったことに懸念を持つ方も一定数いらっしゃるかと思いますが、髙橋さんはどう思われますか。

ブームとなることで、今まで植物に興味がなかった方にも届けられることはとても嬉しいと思います。「植物の面白さを伝えたい」という思いで日々活動しているので、これをきっかけに植物の面白さに気づく方が増えてくれたらと思います。そのうえで、植物は生き物なのでブームで終わらず、生活の一部に取り入れていってもらえたらなお嬉しいですね。

ー植物って、本当に奥が深くて、植物の数だけ面白さがありますよね。

最後に、髙橋さんイチオシのビカクシダ品種を教えてもらいました。

P.FSQ vp#2 “De La Rocha”

P.FSQ vp#2 “De La Rocha”(デラロッチャ)

「まるで農具のフォークのような独特のフォルムの胞子葉と、貯水葉の葉脈が浮きたった質感がとても気に入っています。最近は世界中の方々から求める声をいただいていて、うれしいです。」

今後もさまざまな方との出会いを楽しみに、活動されていくというvandaka plantsさん。貴重なお話をお聞かせいただき、ありがとうございました!

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店舗情報

【vandaka plants GALLERY TOKYO】

〒103-0002 東京都中央区日本橋馬喰町2-4-1 BAKUROCACTUS 4F

tel:03-6683-9210

営業時間: 15:00-20:00 (平日)・12:00-18:00(土日祝)

定休日:火曜・木曜 ※最新情報は営業カレンダーをご確認ください。

 

【vandaka plants KYOTO SHOWROOM】

〒602-8341

京都府京都市上京区三軒町48-15

tel:080-4014-2855

営業時間:不定期のため、ブログ・インスタなどでご確認ください。

 

公式HP:https://www.vandaka-plants.com/

Instagram:https://www.instagram.com/vandakaplants_official/

Instagram(GALLERY TOKYO):https://www.instagram.com/vandakaplants_gallerytokyo/

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▼編集部のおすすめ

ビカクシダ(コウモリラン)

  • ビカクシダは世界中の熱帯地域に分布する着生シダ植物で、「コウモリラン」とも呼ばれています。「コウモリラン」と呼ばれる由来は、垂れ下がる葉を「羽ばたくコウモリ」に例えたものだと言われています。 自生地では樹木に根を張り、くっつくように生きています。栽培する環境に合った品種を選び、育て方のコツを掴めば栽培は難しくありません。葉は着生状態の形を目指して展開するので、板、コルク、ヘゴ等の着生材に仕立てて栽培すると自然で美しい草体に仕上がります。 ビカクシダは変種や交配種などが多く存在し、愛好家も年々増えています。1株だけでもカッコいいのですが、丸く群生にしたビカクシダはとても迫力があります。自生地では樹木に着生しており、大きな群生株が1つの木に複数ついていたり、枝がビカクシダで覆われていることもあるそうです。数十年生きた大型種のビカクシダは人の背丈を超える事もあり、まさにモンスター級のシダ植物です。

 

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