あの人のリアルな植物との暮らし方は？グリーンショップ「ayanas（アヤナス）」の主宰・境野隆祐さん
LOVEGREEN編集部
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昨年の12月から生活の拠点を東京から群馬に移した「ayanas（アヤナス）」の主宰、境野隆祐さん。仕事もプライベートもガラリと変化した環境のなかで、現在はどのように過ごしているのか。その真相に迫りました。
プロフィール
境野隆祐さん（39歳）
妻と長女（3歳）の3人家族
グリーンスタイリストとしてだけでなく、オンラインのグリーンショップ「ayanas（アヤナス）」主宰としても活躍。昨年12日に慣れ親しんだ東京から、故郷の群馬に拠点を移し、新たなスタートを切った。
拠点を東京から群馬へ環境が変わってもメリハリをつければ植物は美しく育ちます
昨年末に生活の拠点を、東京から群馬に移した境野さん。環境がめまぐるしく変わる中で気をつけた点は、生活すべてにメリハリをつけることでした。
「東京にいたときは市場が近かったので、毎日ふらっと立ち寄って、なんとなく買い付けをしていたんです。でも今では頻繁に東京に行けないので、自分が本当に展開したい植物は何なのかを考えるように。そのおかげで、良いものを見定める力が養われましたね」
メリハリをつけたことで、植物の配置にも変化が生まれました。
「群馬に引っ越してからは部屋が以前より狭くなったので、植物を置くコーナーを限定し、まとめて配置するようにしました。そうすることで、見た目がすっきりするし、水やりもしやすい。新たな環境でも、植物と向き合える時間がきちんと確保できそうです！」
地元と人と交流を取れば、仕事のアイデアが広がる
他業種から刺激をもらい自らの本業に活かす
作業全般は、建築設計事務所「SNARK（スナーク）」が運営するシェアオフィスで行う。他業種の人の近くで仕事をすることで人脈が広がり、刺激をもらえる。
植物の管理にも愛情を持って
仕入れた植物の管理は、日当たりのよい事務所にて。こまめに植物の状態をチェックしているからこそ、ベストな状態がキープできる。
屋上緑化を実施して、イベントの計画を立てる
閑散としていた事務所の屋上には、芝生を植えて屋上緑化を実施。将来的には、屋上で開催できるイベントを検討している。
信頼する花屋へ通いトレンド情報を入手
時間が空けば、いつもお世話になっている花屋「les fée」に相談へ。同業者とコミュニケーションを取って、最新の情報を手に入れている。
引っ越しをして部屋が狭くなったときは、部屋のレイアウトや植物の特長を活かすのが肝
部屋をポイント分けして植物をまとめて飾れば管理しやすい
配置するコーナーを4つに限定することで、見た目もすっきりして、管理もしやすい。
ティランジアは見て楽しむために視認性の高いサイドボードへ
見た目の美しいティランジアは、サイドボードに並べてインテリア風に。
細かな植物は窓辺のベンチにまとめて配置すれば管理しやすい
植物を健やかに育てるには、日光が大切。たっぷり日が入る場所をチョイスして。
飾るスペースがないときは、天井から吊るしてみる
ポトスの配置場所に困ったときは、天井を有効活用。配置を分散しているので、部屋を圧迫しない。
日当りが悪い部屋でも苔類なら楽しく育てられる
コウヤノマンネングサは、日陰の棚が定位置。瓶に入れて、可愛くレイアウト。
忙しくても育て方を工夫すれば植物は美しく育てられる
植物についた細かなホコリは空気圧でシュッとひと吹き
葉の隙き間に入ってしまった土や砂利など、手が届かない場所にはブロアーが必須。空気圧でホコリを吹き飛ばすので、植物も傷まない。
ティランジアを使って土を目隠し
観葉植物が植えられた鉢には、ティランジアを置いて土を目隠し。おしゃれに見えるワンランク上の飾り方。土が蒸れすぎないよう、風通しをよくするのがポイント。水やり後、土がしっかり乾かしてからティランジアを飾るように。
加圧式の霧吹きを使えば葉水するときに手が疲れない
自宅に観葉植物が多い場合は、葉水するのもひと苦労。加圧式の霧吹きを使えば手が疲れず、葉水がとってもラクに。
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