7月6日の誕生花|ツユクサ(露草)
LOVEGREEN編集部
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7月6日の誕生花は「ツユクサ(露草)」です。「ツユクサ(露草)」について、花言葉や基本情報、花の特徴、名前と花言葉の由来など気になる情報をご紹介!
7月6日の誕生花
7月6日の誕生花は「ツユクサ(露草)」
「ツユクサ(露草)」の花言葉は「尊敬」「小夜曲(セレナーデ)」
ツユクサ(露草)について
科・属 | ツユクサ科・ツユクサ属 |
和名 | 露草 |
英名 | day flower |
学名 | Commelina communis |
原産地 | 東アジアの温帯 |
開花期 | 6月~9月頃 |
ツユクサ(露草)とは|花の特徴・名前と花言葉の由来
ツユクサは、東アジアの温帯に広く分布する多年草。6月~9月に小さな青い花をつけることで古くから親しまれています。露草の花の色にちなんだ「露草色」という色もあります。花は早朝から開花し午後にはしぼむ性質から英名ではday flowerと呼ばれます。
内側に付く3枚の花弁のうち2枚は大きく鮮やかな青色ですが残りの1枚は小さく白いためあまり目立ちません。おしべは6本ありそのうちの2本がめしべとともに前に長く突き出しています。中心部にある雄しべの黄色が青色を背景にコントラストが美しいです。
地を這うように生長し、地面に接地した茎の節々から根を出して周囲の植物を覆うほど生育旺盛なため、雑草として扱われることも多いようです。
ツユクサの名前の由来は諸説あり、朝露を浴びながら咲く様子や、朝咲いて昼前にはしぼむ朝露の如く儚い様子、露を保つ草だから、ともいわれています。また朝露が乾かないうちにしぼんでしまう一日花の性質からきているともいわれます。
万葉集では鴨頭草(ツキクサ)と呼ばれていますが、これは衣服を花の色素で染めていたので染料がつく、という意味の着草(ツキクサ)からきていると考えられます。月草(ツキクサ)と書くこともあります。学名はオランダの植物学者のジャン・コムメリンとガスパルト・コムメリンにちなんだ名前です。
花言葉「尊敬」は、ツユクサ(露草)の青い花色が聖母マリアの服の色をイメージすることからつけられたそうです。「小夜曲(セレナーデ)」は、ツユクサの別名である「月草」が由来となっています。
ツユクサ(露草)の種類
美しい青色の花が特徴的なツユクサ(露草)。ツユクサ(露草)の仲間では、青色のほかに紫やピンク、白の花も咲かせるものもあります。
ムラサキツユクサ
紫色の花が咲くツユクサ。
トキワツユクサ
三角形の白い小花が咲きます。
ツユクサ(露草)の色水遊び
ツユクサ(露草)の花びらを集めてビニール袋に入れ花びらを潰して色を出します。ある程度潰れたら水を足して色水を作ります。この青い色水にレモン汁を加えるとしばらくするとピンク色に変わります。また、青い色水に重曹を入れると緑色に変わります。手品のようにして子どもとツユクサ(露草)の色水で遊ぶのもよいでしょう。
下絵書きに使われたツユクサ(露草)の汁
ツユクサ(露草)の花びらを集めて絞った汁は、友禅染などの下絵を描くときに使われているそうです。完成したときには消えてほしい下絵ですが、ツユクサ(露草)の花の汁は水で消えるという性質があり、出来上がって洗った時に下絵が消えることが重宝されています。
食べられる野草、ツユクサ(露草)
日本古来の野草のツユクサ(露草)は食べられる野草の一種として扱われています。食用として使う場合は花が咲く前のまだ草全体が柔らかい時期のもの、漢方として使う場合は花がちょうど咲いている時期のものを利用するそうです。
▼ツユクサ(露草)の育て方など詳しい情報はこちら
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