イレシネとは?育て方・栽培方法|植物図鑑

植物名
イレシネ
学名

Iresine

和名
マルバビユ
科名
ヒユ科
属名
マルバビユ属
原産地
アメリカ、オーストラリア

イレシネの特徴

カラーリーフプランツとして扱われるイレシネ。原産地では多年草ですが、日本の冬の寒さには耐えられないので、1年草として扱われることが多い植物です。観葉植物として、冬場は室内に保護すれば、多年草としても育てることができます。

品種が豊富で、様々な葉の色、形があるので、夏から秋の寄せ植えのカラーリーフとして重宝します。生長の仕方も、這うように生長するものから、立性のものまで、色々とあるので、用途によって使い分けることができるカラーリーフです。

イレシネの詳細情報

園芸分類 草花
草丈・樹高 10~50cm
耐寒性 弱い
耐暑性 強い

イレシネの育て方カレンダー

時期 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
植え付け
肥料

イレシネの栽培環境

日当たり・置き場所

日当たりがよい場所で育てます。イレシネは、お日様に当てないと、きれいに発色しない性質があります。

用土

花と野菜の培養土か観葉植物の土で問題なく育ちます。

イレシネの育て方のポイント

日常の管理

カラーリーフプランツとして使われるイレシネ。他の植物とのバランスが悪くなったら、適時、茎を切り戻すと、見栄えが良い姿を維持できます。

水やり

渇いたらたっぷりと水やりをします。性質は強いですが、水切れ、多湿ともに弱いので、夏場は水切れに、秋以降は水のあげすぎに注意しましょう。

肥料

肥料は少なめで大丈夫な植物です。緩効性化成肥料なら2ヶ月に1度、液体肥料なら2~3週間に一度追肥しましょう。

病害虫

ハダニ
ハダニは、体長0.3mm~0.5mmほどの小さな害虫です。葉の裏側に潜み吸汁します。3月~10月の暖かい時期に発生しやすく、植物の葉から栄養を吸収して弱らせます。ハダニの被害に遭った場所は、葉緑素が抜けた状態になり葉が白っぽくなります。そのまま放置しておくと最悪の場合枯れてしまいます。

アブラムシ
アブラムシは、おもに植物の新芽やつぼみに群生して、植物の汁を吸い、生育を阻害します。さらに、ウィルス病を媒介するため植物にダメージを与え、大量のアブラムシに侵された植物はやがて枯れてしまします。早期発見が肝心です。見つけたら駆除していきます。

イレシネの詳しい育て方

選び方

葉の色がきれいなしっかりとした茎をした苗を選びましょう。

種まき

発芽適温が高いので、5月~6月に種まきをします。種まき用の土に種を蒔いて、本葉2~3枚で移植します。

植え付け

寒さには弱いので、霜の心配がなくなってから、植え付けましょう。暑さには強いので、1年草として扱うのなら、地植えでも鉢植えでも植え付けることができます。

剪定・切り戻し

枝が乱れてきたら、適時、切り戻して株を整えます

植え替え・鉢替え

イレシネは寒さに弱いので、1年草として育てるならば、植え替えの必要はありません。多年草として育てるならば、毎年一回り大きめな鉢に植え替えましょう。

夏越し

夏の強いのですが、水切れには弱いので注意しましょう。光に当てないと、葉がきれいに発色しません。

冬越し

寒さに弱いので、日本では1年草として扱われています。冬場、室内に取り込めば、多年草として育てることもできます。

増やし方(株分け、挿し木、葉挿しなど)

種まきか挿し木で増やすことができます。イレシネは、水に挿しておいても発根します。

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