タツナミソウ(立浪草)とは?育て方・栽培方法|植物図鑑

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植物名
タツナミソウ(立浪草)
学名

Scutellaria indic

英名
Skullcap、Japanese Scullcap
和名
立浪草
科名
シソ科
属名
タツナミソウ属
原産地
日本、朝鮮、中国、台湾、インドシナ

タツナミソウ(立浪草)の特徴

タツナミソウ(立浪草)は、春に唇形花を穂状につけた花を咲かせるシソ科の多年草です。左右対称につく花は、日の当たる方向に向かって咲く性質があり、花色は紫のほか、ピンクや白があります。日本では北海道を除く各地の山地の林縁、丘陵地、道端などに自生し、地域や環境によって変異した種類も多く、園芸種はスクテラリアの名で流通しています。

横に這うように地下茎で伸び、開花期になると穂状の花茎が立ち上がります。、同じ方向に並んで咲く花姿を波頭に見立てたのが立浪草の名前の由来です。丈夫な多年草で、群生すると開花時はカーペットのように地面を彩ります。

タツナミソウ(立浪草)の詳細情報

園芸分類 草花
草丈・樹高 20~40cm
耐寒性 普通
耐暑性 強い
花色 紫、ピンク、白
開花時期 4月~5月

タツナミソウ(立浪草)の花言葉

 

 

タツナミソウ(立浪草)の育て方カレンダー

時期 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
開花

タツナミソウ(立浪草)の栽培環境

日当たり・置き場所

日当たりと風通しの良い場所を好みます。

用土

土質は特に選びませんが、水はけの良い土を好みます。

鉢植えは、草花用の培養土などでも栽培可能です。

タツナミソウ(立浪草)の育て方のポイント

水やり

地植えは、植え付け直後以外は水やりの必要はありません。極端に乾燥が続く場合のみ与えましょう。

鉢植えは、鉢の表面の土が乾いてきたら鉢底から水が流れ出るくらいたっぷりと与えます。

肥料

過肥の必要はなく、春の芽出し前に緩効性肥料を株元に与える程度で十分です。与えすぎると草姿が乱れることがあります。

自然の循環ができていて、周囲の草花が問題なく開花している土なら与えなくても栽培可能です。

病害虫

目立った病害虫の害はありません。

タツナミソウ(立浪草)の詳しい育て方

選び方

株元まで葉がきれいな苗を選びましょう。

植え付け

地植えは、春か秋が植え付け適時です。植え付けたら水をたっぷり与えます。

植え替え・鉢替え

鉢植えは、1~2年に一度、一回り大きな鉢に植え替えましょう。適時は、芽出し前の春です。

canva canvacanva タツナミソウ(立浪草)

4月~5月に開花します。地下茎で増えるため、地植えにすると年々株が広がり、花のカーペットのような状態になります。

冬越し

冬は地上部分がなくなりますが、春になると再び芽吹きます。鉢植えは、冬の間も水やりを続けましょう。

増やし方(株分け、挿し木、葉挿しなど)

地下茎とこぼれ種で増えます。環境に合うと次第に広がり群生するので、増やしたくない場合は発芽したこぼれ種を早めに整理するとよいでしょう。

  • 監修者:LOVEGREEN編集部
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