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「LOVEGREEN編集部」が監修している植物|植物図鑑

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スイートピー・アズレウス

  • スイートピー・アズレウスは、美しい青い花が春から初夏に開花するマメ科のつる性一年草。一般的なスイートピーよりは、花が小ぶりです。つる性ですが自ら絡みついていかないため、適度に誘因をしながら管理します。透明感のある美しい青花は、春から初夏の庭を爽やかな雰囲気にしてくれます。

ピンクッション

  • ピンクッションは、南アフリカ原産のヤマモガシ科の常緑低木。裁縫の針山に針が刺さっているような花の形なのが名前の由来です。 分枝しながら株立ち状に生長し、春から初夏に大輪のユニークな花が開花します。多くの花が集まって咲く形状(頭状花序)で、開花時になると長い雌しべが飛び出します。南アフリカ原産の植物なので、日本のような高温多湿の気候は苦手です。基本的には丈夫なので、環境に合えば栽培には手がかかりません。寒さには弱いため、地植えできるのは一部の地域で、主に鉢植え栽培になります。 個性的な見た目の花は、開花してから1か月以上楽しめ、切り花やドライフラワーとして利用されています。近年人気のワイルドフラワーの中では、流通量が多い花のひとつです。

フッキソウ

  • フッキソウは、ツゲ科フッキソウ属の常緑低木です。高さ15~20cmと低いので、園芸上は多年草のように扱われています。枝は、地面を這うように広がり、途中で斜めに立ち上がって上に向かって葉を展開します。葉はツヤのある濃いグリーンで常緑、縁には穏やかな鋸歯があり、放射状に広げる姿が美しい植物です。あまり手入れをしなくても草姿が乱れず、耐陰性もあることから、日陰のグランドカバーとして人気があります。また、斑入り種もあり、日陰の庭に明るい雰囲気を演出してくれます。 3月~5月に茎の先に、グリーンか白の小さな花を咲かせます。あまり目立たない花ですが、4本の白いおしべだけが目を引きます。学名の Pachysandra は「太いおしべ」という意味で、フッキソウの花の特徴に由来しています。フッキソウ(富貴草)という名前は、常緑であることから繁栄を祝うという意味で名付けられました。他に吉祥草(キッショウソウ)や吉事草(キチジソウ)という別名もあります。  

フェスツカ・グラウカ

  • フェスツカ・グラウカは、イネ科ウシノケグサ属の常緑多年草です。シルバーグリーンの細い葉がこんもりと茂る姿が美しく、オーナメンタルグラスとして近年人気が高まっています。ナチュラルな雰囲気を大切にするメドウガーデンやイングリッシュガーデンでは欠かせない存在です。 耐寒性があり、秋から冬もきれいな葉色を楽しめます。夏の蒸れが苦手なので、風通し良く、乾燥気味に管理するとよいでしょう。痩せ地でも育つ植物で、多湿や肥沃な土壌では葉色のグリーンが強くなる傾向があります。初夏から秋にかけて展開する穂が風にそよぐ姿も軽やかで美しいグラス類です。

ホワイトセージ

  • ホワイトセージは、カリフォルニア原産のシソ科の常緑低木。茎や葉など全草が白っぽく見えることからホワイトセージと呼ばれています。葉は楕円形で、両面に細かな毛が生えています。葉には油分があり、こするとセージの香りを一層強くしたような香りがあります。初夏に茎先に白や薄紫色の穂状の花が開花し、ミツバチにとっては蜜源植物になることから、英名でBee sageとも呼ばれています。 古くからネイティブアメリカンの生活の中では、民間療法や食用、宗教儀式や祈祷の中で使われるなど、生活や儀式と密接につながりのあるハーブです。現在もホワイトセージを焚くことによって出る煙をくゆらせることで、空間を浄化したり邪気払い効果を目的に使われています。

ナスタチウム(キンレンカ)

  • ナスタチウムは、初夏から秋にかけて開花するノウゼンハレン科の一年草。丸い葉が蓮に似ていることから、金蓮花(キンレンカ)とも呼ばれています。 ナスタチウムの花の色は、オレンジ、黄色、赤と鮮やかな色合いが中心でしたが、新品種はアプリコットや落ち着いた紫色などの中間色も登場しています。 観賞用のほか、食用として花や葉はサラダなどに利用され、かわいい葉や鮮やかな色の花は、料理を彩り豊かにしてくれます。

パイナップルリリー(ユーコミス)

  • パイナップルリリー(ユーコミス)は、南アフリカ原産の球根植物。品種は複数あり、背丈は80cmくらいのものから矮性種まであります。初夏に株元から花茎を立ち上げ、7月~8月に下から開花します。花の頂点の部分は「苞葉(ほうよう)」と呼ばれる葉です。下葉が大きく目立ち、庭のフォーカルポイントとしても使われています。 パイナップルリリーの名は、花の見た目がパイナップルのような形をしていることにちなみ、ユーコミスは学名です。 切り花としても多数流通し、夏の暑い時期でも日持ちする花材として人気があります。切り花で流通する時は、下葉がついていない花茎のみが一般的です。

マルバノキ

  • マルバノキは、丸みを帯びたハートの形をした葉の落葉低木。マンサクの花に似た赤い花を咲かせるため、ベニマンサクの別名があります。 マルバノキの大きな特徴は、花の開花時期です。葉が出る前、もしくは新芽と同時に花が咲くのが落葉樹の一般的な開花時期ですが、マルバノキの花は、落葉の頃に小さな花が開花します。 若葉や青葉がとても美しいマルバノキですが、秋の紅葉も目を引く美しさです。 1年を通して見どころのある姿で、自然樹形で姿が整い手入れが簡単なため、最近の庭木として好まれ、シンボルツリーとしても人気があります。

パンジー

  • パンジーは、スミレ科の一年草。最近は10月ごろから流通が始まるため、上手に育てれば半年以上も開花する草花で、寄せ植え、花壇など、春の園芸には欠かせない草花のひとつです。 左と中央:ビオラ 右:パンジー パンジーとビオラの違いは、見た目の大きさで判断できます。パンジーは花が小輪から大輪まであり、小輪は4~5cm、中輪は5~7cm、大輪は7~10cmが目安です。中には、10cm以上のものも存在します。   パンジー・ドラキュラ 品種改良が進み、何百種ものパンジーが存在し、毎年新品種が登場します。色合いも豊富ですが、咲き方もフリル咲きや八重咲きなど、変わった咲き方のパンジーも流通するようになりました。

ユスラウメ

  • ユスラウメは、春に梅や桜に似た美しい花を枝いっぱいに咲かせ、初夏にさくらんぼのような真っ赤な小さな果実を実らせる落葉低木。新芽の明るいグリーンも美しく、花も実もない時期も楽しめます。丈夫で育てやすいため、庭木としても人気があります。 熟した果実は生食でき、甘酸っぱい味がしてジャムなどに用いられます。また、ユスラウメは漢方薬としても使われます。 ユスラウメの名は、花が梅の花に似ていることや枝の上部に繁茂して風が吹くと揺れやすいこと、枝を揺さぶって実を落とすことなどからその名が付いたと言われています。また、江戸時代に日本に渡来したときの名「ゆすら」が残り、梅に似ていることをプラスしてユスラウメになったという説もあります。

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