アスパラガス・セタケウスとは?育て方・栽培方法|植物図鑑

植物名
アスパラガス・セタケウス
学名

Asparagus setaceus

科名
キジカクシ科
属名
クサスギカズラ属
原産地
南アフリカ

アスパラガス・セタケウスの特徴

観葉植物の中でもメジャーなアスパラガス。広域に分布しており、100種以上あると言われています。ホームセンターや園芸店などでよく見かけるのはアスパラガス・セタケウス(Asparagus setaceus (syn. A. plumosus))という品種で、南アフリカ原産です。オオミドリボウキという和名で流通することもあります。

葉に見えている部分は葉柄という葉と茎を繋げている部分が変化したもので、仮葉と呼ばれています。

アスパラガス・セタケウスの詳細情報

園芸分類 観葉植物
耐寒性 弱い
耐暑性 強い
耐陰性 あり

アスパラガス・セタケウスの育て方カレンダー

時期 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
肥料
植え替え・植え付け

アスパラガス・セタケウスの栽培環境

日当たり・置き場所

アスパラガス・セタケウスは日当たりの良い場所を好みますが、真夏の直射日光は葉焼けを起こす可能性があるのため、レースカーテン越し程度の柔らかい日差しが当たるようにします。

寒さにそれほど強いわけではないので、気温が低い冬などは暖かい室内に置くようにしましょう。無加温の窓辺は夜に気温が低くなりやすいので、窓からすこ離した場所がよいでしょう。

用土

アスパラガス・セタケウスは水はけの良い用土か、一般的な観葉植物用の土で大丈夫です。

アスパラガス・セタケウスの育て方のポイント

日常の管理

アスパラガス・セタケウスは乾燥させてしまったり、葉焼けや寒さに当たった場合は葉が落とすことがあります。しかし、根が健康であればまた新芽を展開させます。

水やり

アスパラガス・セタケウス水はけのよい土を好みますが、同時に水切れに弱い傾向があります。受け皿などを使うか、こまめに水やりをするようにしましょう。

肥料

初夏~初秋の生長期には各肥料の規定倍率に希釈した液肥を水やりと一緒に与えると良いでしょう。濃度が濃すぎたり、短期間に施肥をしすぎると肥料焼け(葉焼けのようなもの)を起こすことがあるので、各肥料の用量用法をしっかり守りましょう。

病害虫

ハダニアブラムシが湧くことがあります。殺虫剤を使用するか、シャワーなどで洗い流すようにしましょう。水やりをする時に、霧吹きなどで葉水をすると予防になります。

アスパラガス・セタケウスの詳しい育て方

選び方

アスパラガス・セタケウスはなるべく葉がよく茂っていて、健康的なものを選ぶとよいでしょう。

植え付け

アスパラガス・セタケウスは初夏~初秋が植え付け適期になります。水はけのよい土に植え付けましょう。

剪定・切り戻し

葉が多く茂ってきて風通しを悪くしているようであれば、剪定して風通しを良くしてあげましょう。

植え替え・鉢替え

1~2年に1度初夏~初秋に行うと良いでしょう。鉢から抜いた時に根詰まりを起こしているようであれば優しく余分な根を取り除いて一回り大きな鉢に植え替えましょう。

夏越し

直射日光に当たると葉焼けを起こしてしまうので、柔らかい日差しの当たる場所で夏越しさせましょう。水切れにも注意します。

冬越し

寒さに当てないように暖かい場所で管理すると良いでしょう。

増やし方(株分け、挿し木、葉挿しなど)

アスパラガス・セタケウスは植え替え時に株分けで増やすことができます。

  • 監修者:LOVEGREEN編集部
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