最新園芸トレンドをキャッチ! 第13回国際ガーデンEXPOで開催されたセミナーをご紹介!
LOVEGREEN編集部
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第13回国際ガーデンEXPOでは、ガーデン・園芸業界で今話題のトピックを集めた16のセミナーが開催されました。その中でも、弊社代表・石塚が登壇したセミナー「LOVEGREEN」と「MIDOLAS」で取組むテクノロジー×マーケティング戦略と、植物貿易の第一人者・四代目金岡又右衛門さんとチームラボキッズのカタリスト遠藤さんが対談形式で行ったセミナーデジタルをつかった誰も見たことのない植物世界の様子を一部ご紹介します。
目次
第13回国際ガーデンEXPOとは
2019年10月9日(水)から11日(金)の3日間、幕張メッセで行われた国際ガーデンEXPO。園芸・造園に関する商材が国内を問わず世界中から一堂に出展される国際商談展です。全国各地の園芸、造園に関する卸売り業者、流通関係者や、設計・施工業者など様々な業種が出展していて、自由に商談を行うことができます。昨年は551社もの企業が出展し4万人以上の来場者数がありました。
今回の開催では、園芸用品、造園資材などをはじめ、新たに建材・エクステリアゾーン、花・植物ゾーン、次世代植物ビジネスゾーンが新設され見どころいっぱいの商談展となりました。3日間通して様々なセミナーが開催されるなど、最新の園芸トレンドが把握できるイベントとして人気があります。
開催された主なセミナー
第13回国際ガーデンEXPOで開催されたセミナーを一部ご紹介します。(以下敬称略)
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コミュニケーションを生む空間作り(the Farm UNIVERSAL/(株)ユニバーサル園芸社 グリーンスケーパー 目黒 秀憲)
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ワークマンが語る、次世代のプロショップとは((株)ワークマン 専務取締役 土屋 哲雄)
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残業・クレーム減らして売上をアップ!スマホで変わる現場管理((株)オクト 営業部Salesマネージャー 河野 芳紀)
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いいね数5倍、売上も5倍に!インスタ写真撮影法(f.f.b.(株)取締役 ビジュアル・アドバイザー 木村 麗)
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「LOVEGREEN」と「MIDOLAS」で取組むテクノロジー×マーケティング戦略((株)ストロボライト 代表取締役 石塚 秀彦)
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デジタルをつかった誰も見たことのない植物世界(バラエングループ代表/植物貿易学者/ボタニカルプロデューサー/園芸家 四代目 金岡 又右衛門 , チームラボキッズ(株)カタリスト 遠藤 香)
この他にも多くのセミナーが開催されており、どれも興味深いものでした。
「LOVEGREEN」と「MIDOLAS」で取り組むテクノロジー×マーケティング戦略
ガーデンEXPO2日目の10月10日(木)には、弊社代表の石塚も登壇いたしました。セミナーでは日本最大級のボタニカルライフメディア「LOVEGREEN」、庭のリノベーションを行う「MIDOLAS」を展開するストロボライトが、スタートアップとしてどのように事業を成長させてきたか、どのようにデータを分析・活用しているのかをテクノロジー・マーケティング・オペレーションの観点でお話しさせていただきました。
デジタルをつかった誰も見たことのない植物世界
ガーデンEXPO3日目の10月11日(金)には、現在LOVEGREENでも連載を行なっている植物貿易の第一人者・四代目金岡又右衛門さんと、全国で話題のデジタルアートイベントを開催中のチームラボキッズのカタリスト遠藤香さんの対談が行われました。このセミナーのモデレーターを弊社代表の石塚が務めさせていただきました。
登壇されたお二人とモデレーターのご紹介
左から、石塚秀彦 , 遠藤香さん , 四代目金岡又右衛門さん
チームラボキッズ株式会社 カタリスト 遠藤香さん(※以下、遠藤さん)
チームラボに10年前から携わり活動されている遠藤さんは、2013 年11月から始まった教育的プロジェクト「チームラボ 学ぶ!未来の遊園地」を推進し、ワークショップの開発と普及活動を行うことで次世代に共創の大切さを伝えています。お台場や、ららぽーと湘南平塚などにある、チームラボの展示施設を訪れたことがある方も多いのでは。現在は最先端のデジタルアートに携わる仕事をされていますが、北海道出身で自然が深くインターネットの速度も遅い町で生まれ育ったことを話してくれました。
バラエングループ代表 / 植物貿易学者/
ボタニカルプロデューサー / 四代目金岡又右衛門さん(※以下、又右衛門さん)
又右衛門さんは、まだ見ぬ植物との出会いを探し求めて世界中を駆け巡って、様々な有用植物を日本へ届け紹介していることで、植物貿易の第一人者として国内外の専門家から高く評価されている方です。現在は、世界的に著名な植物のテーマパークである「ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ」での、日本花きのプロデューサーとして活躍される他、日本国内でも各地の植物園や企業のPR空間などをデザインから植栽まで幅広く手がけられています。
株式会社ストロボライト 代表取締役 石塚秀彦(※以下、石塚)
今回はモデレーターとしてお二人の話の進行を務めました。石塚の視点から、切り込んだ質問もたくさんさせて頂きました。
▼以前実施した、又右衛門さんと弊社代表石塚の対談はこちら
又右衛門さんとチームラボ遠藤さんが出会ったきっかけは?
リアルに植物を扱う又右衛門さんとデジタルで植物を扱うチームラボの遠藤さんが出会ったきっかけは、チームラボが2016年に大阪で開催した「Music Festival,teamLab Jungle」という体験型音楽フェスティバル。会場内のエントランスやバースペースの植栽、空間作りを又右衛門さんが担当。遠藤さんは同じ会場の別ブースでこども向けのワークショップの会場づくりをしていたそうですが、個性溢れる又右衛門さんの姿を拝見して声をかけずにはいられなかったとのことでした。
一方、又右衛門さんは、ジャングルの中で生きているような自分自身と対照的に現代の最先端に生きている印象のチームラボさんに対して、リアルな植物は絶対にデジタルには負けないという思いもあり、最初は何となく構えてしまう気持ちがあったそうです。しかし、実際にお話をしてみると心を近づけることができて、共に活動していく面白さを感じた出会いだったとのこと。植物で繋がるご縁って素敵ですね。
\デジタルとアナログの関係性とは?チームラボの活動にも注目!/
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