人工芝の下地って? 砂利やコンクリートの上に人工芝って敷けるの?
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人工芝を土以外の場所にも敷きたいけど、大丈夫? といった疑問をお持ちの方もいらっしゃると思います。
そこで今回は人工芝を敷くときの下地についてご紹介します!
目次
人工芝の下ってどうなっているの?
一般的なお庭に人工芝を敷く場合、下地は3層に大きく分かれています。
まずは一番下に石や雑草を取り除いたもともとの地面があり、その上に砂地、防草シートの順で重なっています。砂地は水はけの向上や地面を平らにする役割があり、防草シートは雑草が生えてこないようにするために敷きます。
DIYで人工芝を敷く場合は、地面がガタガタにならないように石や雑草を丁寧に取り除いて整地しましょう。
砂利の上に人工芝って敷けるの?
基本的に砂利の上に人工芝を敷くのはNGです。砂利の地面はデコボコしているため人工芝が安定しにくく、人工芝の間から砂利が出てきてしまうこともあります。
また、砂利自体が動きやすいので人工芝がたわむ原因にもなります。
砂利の上に人工芝を敷く場合はすべての砂利を取り除いてから整地をし、人工芝を敷く必要があります。
コンクリートの上に人工芝って敷けるの?
屋上や駐車場などのコンクリートの上に人工芝を敷くことは可能です。
ただし、土の場合と違ってコンクリートには固定用のピンが刺さらないので、人工芝用の接着剤を使って固定します。
人工芝用の両面テープもありますが、出入りが激しい場所ではよりしっかりと固定できる接着剤の方がおすすめです。
また、万が一コンクリートがひび割れしていたり、盛り上がってしまっている場合は平らにする必要があるので業者に相談してみましょう。
※マンションなどの場合は大規模修繕時に剥がす必要があるので、お住まいの規則に従って施工してください。
人工芝の強度
人工芝は時間の経過とともにパイル(葉の部分)が倒れるなどの劣化をしていくため、10年前後で新しい人工芝に交換する必要があります。最近では高価ではあるものの、劣化しにくい人工芝なども開発されています。
できるだけ交換したくない! という方は、こういった劣化しにくい人工芝を使用するとよいでしょう。
ここまで人工芝の下地についてご紹介してきましたが、実際に施工するとなると意外と大変です。早く、きれいに人工芝を敷きたいという場合は、お庭のプロに相談してみましょう。
お庭のプロに任せると、水勾配(お庭に水が溜まらないよう、側溝などに向けての緩やかな傾斜)を作ってくれたりと、メリットもたくさんありますよ。
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