トウモロコシの花言葉|種類、特徴、色別の花言葉
LOVEGREEN編集部
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トウモロコシの花言葉や種類、特徴をご紹介!トウモロコシは、米・小麦と合わせて世界3大穀物にあげられるほど、世界中で食されている存在です。日本では甘味種(スイートコーン)が親しまれています。
トウモロコシの花言葉
トウモロコシの花言葉は、「財宝」「豊富」「洗練」。
トウモロコシについて
科・属 | イネ科・トウモロコシ属 |
和名 | 玉蜀黍 |
英名 | Sweetcorn、Sugarcorn |
学名 | Zea mays |
原産地 | メキシコ、グアテマラ 、アメリカ大陸 |
開花期 | 6月~7月頃 |
トウモロコシの特徴
トウモロコシは、人気の高い夏野菜の一つ。茹でても、蒸しても、焼いても、電子レンジで加熱しても美味しくいただけます。最近では生で食べられる品種も登場しています。食用の他には、飼料や油、バイオエタノールの材料にもなります。
まっすぐに伸びた太い茎と、大きく広がる葉が特徴です。畑に種を直播きするか、苗を植えて育てます。背の高い品種では2mを超える草丈になり、先端にススキの穂に似た雄穂(雄花)、葉の付け根に雌穂(雌花)がつきます。雌穂からトウモロコシのヒゲが出て、雄穂の花粉が出てきたら授粉の適期。下の方の小さい雌穂を取り除き、一番大きい雌穂だけを残して受粉させます。取り除いた小さい雌穂は、ヤングコーンとして食します。
人工授粉する際は、雄花を切り取り雌花のヒゲ一本一本に雄花をこすりつけるようにしてしっかり授粉させます。この雌花のヒゲの部分はトウモロコシの雌しべなので、花粉がつくと受精し、その一本一本の元にトウモロコシの粒が実ります。そのため、トウモロコシのヒゲの数と粒の数はだいたい同じになっています。雌しべが茶色になると、粒が充実した合図です。トウモロコシのヒゲには甘みがあるので、とうもろこしご飯を炊く時に一緒に入れることもあります。また、ヒゲを使ったお茶も独特な香ばしさが美味しいです。
トウモロコシの害虫で代表的なのはアワノメイガという蛾の幼虫です。 アワノメイガの成虫は、雄穂に飛んできて産卵します。幼虫はトウモロコシを食害するため、 アワノメイガ対策として雄穂は授粉が終わったらすぐに切り取りましょう。また、トウモロコシは花粉が飛ぶ範囲で別の品種を栽培すると交雑してしまいます。品種をそろえて植えるようにしましょう。
トウモロコシは収穫後に時間が経つとどんどん糖度が失われて味が落ちてしまうので、新鮮なうちに食べるのがおすすめです。
トウモロコシの花言葉「財宝」「豊富」「洗練」は、小さな黄金色の実が、ぎっしりときれいに並んで詰まっている様子からイメージして付けられたと言われています。
トウモロコシの種類(色の分類)
トウモロコシは、色で分類すると次の3種類があります。
ゴールデンコーン(黄粒種)
粒が黄色いトウモロコシです。ゴールドラッシュ、プレミアム未来85など。
シルバーコーン(白粒種)
粒が白いトウモロコシです。ピュアホワイト、雪の妖精など。
バイカラーコーン
黄色と白の粒が混ざっているトウモロコシです。ドルチェドリーム、甘々娘など。
トウモロコシの種類(用途の分類)
トウモロコシは用途で分類すると次の6種類などがあります。
甘味種(スイートコーン)
一般的に食用にされている種類。加熱して食べる他、ゴールドラッシュのように生食が可能なタイプもあります。若芽のうちに収穫するヤングコーンは、さっと茹でてサラダなどに使われます。
爆裂種(ポップコーン)
乾燥させ、油を入れて炒るとポップコーンが作れる種類。
馬歯種(デントコーン)
でんぷんを抽出すると、コーンスターチの原料となる種類。家畜用の飼料としてよく使われます。
硬粒種(フリントコーン)
加工して食用や家畜用飼料、工業用の原料に使われる種類。メキシコ料理のタコス「トルティーヤ」に使われます。
もち種(ワキシーコーン)
もち質でデンプンを多く含む種類。若いうちに収穫して蒸すと、もちもちとした食感があります。
軟粒種(ソフトコーン)
軟らかいデンプンで形成されている種類。
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