【5月~6月でもまだ間に合う】キュウリの植え付けと病害虫対策!

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トマト・ナス・キュウリといった人気の夏野菜は、4月~5月上旬にかけて苗を植えるのが適期とされています。でも、GW中は何かと外出しがちで苗を植えそびれてしまうこともありますよね。そんな時はキュウリの出番!5月中旬~6月中旬頃までに植えれば収穫を楽しめますよ。GW後からでも間に合うキュウリ苗の植えつけと、病害虫対策についてご紹介します。

目次

キュウリの苗を植えてみよう! 

キュウリは4月下旬から5月初旬に苗を植えると、6月には収穫が始まるとても生長の早い野菜です。そして、6月中旬ぐらいまでなら苗を植えることも可能です(地域の環境にもよります)。

夏にもぎたてのキュウリをパリッとかじるのは、家庭菜園ならでは楽しみですよね!

キュウリを育てるのに必要な道具

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キュウリを育てるに必要な道具はおおよそ以下になります。庭や畑に地植えする場合はプランターは不要ですし、プランターで1苗だけ育てる場合はネットも不要の場合もあります。

・土
・肥料
・支柱やネット(つるをまきつかせるため)
・誘因用のひも(麻ひもがおすすめ)
・プランター(畑の場合は不要)
※1苗を丸型プランターで育てる場合直径30cm・深さ50cm程度が目安

 

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ひとまずは「苗・土・肥料」の3点があればOK!最近は最初から肥料が入っている家庭菜園用の土も多いので、その場合は最初の肥料も不要です。もしベランダなどで栽培するのであれば、野菜用のプランターも用意しましょう。支柱やネットなどは生長に合わせて用意していくのでも大丈夫です。

まずは苗を植えてみよう

まずは土に苗と同じくらいの穴を開け、ビニールポットから抜き取った苗を崩さないように植えます。初期肥料入りの野菜用の土がおすすめです。

 

苗のまわりの土を少しへこませてあげると、水やりのときに根まで水が浸透しやすくなります。

 

植えたばかりの苗が雨風で折れてしまわないように、支柱を立てて麻ひも等で茎を傷つけないように軽く結んで支えてあげましょう。

最後に鉢の底から流れ出るぐらいたっぷりの水を与えて、植えつけの完了です。根がしっかり張るまでの1週間ぐらいはしっかりと水やりをするようにしましょう。

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キュウリにつく代表的な病気 

キュウリは日光が大好き。風通しが良く日当たりの良い場所に植えたキュウリは、日々どんどんと生長していきます。それにあわせて注意したいのが、病気や虫の被害。特に雨がたくさん降る梅雨時期は病害虫が発生しがちです。

キュウリ栽培では以下のような病気が多く発生しやすいです。

うどんこ病

キュウリの病気で特に多いのが「うどんこ病」です。

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うどんこ病にかかったキュウリの葉っぱです。名前の通り葉っぱに白い粉をふりかけたような症状がでて、キュウリを弱らせてしまいます。

べと病

「べと病」もキュウリに多い病気です。葉に黄色っぽい斑点を見つけたら、それが「べと病」です。放っておくと被害が進み、株全体を枯らしてしまう原因にもなります。

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「べと病」はカビの一種で、湿度の高い梅雨時期に発生しやすいです。名前のとおり、雨が続いて湿度が高いと葉がベトベトになりますよ。

灰色かび病

灰色かび病もカビの一種によって生じる病気です。多くの花や野菜に発生しますが、キュウリも例外ではありません。

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キュウリの葉・花・実に発生します。葉には灰褐色の丸い大きな斑点ができ、花では開花後の花びらを灰褐色にして腐らせてしまいます。実が成ってからも油断できません。実の先端から灰褐色になって腐らせてしまいます。

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キュウリにつく代表的な虫

病気と合わせて気をつけたいのが、虫による被害。美味しいキュウリは人間だけでなく虫たちも大好物。以下のような虫に注意しましょう。

アブラムシ

ガーデニングや家庭菜園でおなじみの虫といえば「アブラムシ」。おそらく花や野菜を育てていて、最も遭遇率が高いメジャー害虫ではないでしょうか。

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アブラムシは葉や茎に群れで発生して、植物の汁を吸って弱らせてしまいます。気づいた時にはは茎にびっしりとついてしまっているのがアブラムシの嫌なところ、遠くから見て茎がでこぼこしていると思って近づくと、大量のアブラムシだったという経験はあるあるです。また、アブラムシはウィルス病を媒介してほかの植物にうつしてしまうこともあります。

コナジラミ

葉の裏に小さな白い虫を見つけたら、それは「コナジラミ」かもしれません。

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コナジラミは3mmほどの小さな虫。よく見ると羽がはえています。葉から汁を吸うので、被害が進むと葉の葉緑素が抜けて白っぽく変色してしまいます。アブラムシと同じく、ウィルス病を媒介して他の植物にうつしてしまいます。

ハダニ

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ハダニも葉の裏に寄生して、植物の汁を吸ってしまいます。吸われた部分は葉緑素がなくなり、白いカスリ状の斑点が全体にあらわれます。

病害虫の発生ピークの梅雨を乗り切るには?

ここまでキュウリにつく病気や虫の紹介をしてきましたが、

「こんなに病気や虫が多くて、家庭菜園ってなんだか大変そう・・・」

ーーそんな風に思ってしまいますよね。

でもご安心を!病気や虫は殺虫殺菌スプレーで対処が可能です。
発生がピークになる梅雨時期の病害虫を最小限に抑えて、夏には美味しいキュウリをパリッとかじりましょう!

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病害虫対策におすすめのアイテム             

野菜や花の病害虫対策に便利なのが、薄めずそのまま使えるスプレータイプの殺虫殺菌剤です。初心者の方でも、葉や茎にスプレーするだけなので使い方がとても簡単です。

「 サンヨール液剤AL スプレー」は、これまで紹介してきたアブラムシ・ハダニ・コナジラミ・うどんこ病・灰色カビ病・べと病などに、この1本で効果がある殺虫殺菌スプレーです。

 

予防的にスプレーする

病気や虫が発生する前でも、きゅうりに定期的にスプレーすることで、病害虫発生の予防になります。

病気や虫が発生してからスプレーする

病気や虫の被害を見つけたら、発生の初期に5~7日間隔でキュウリに全面スプレーします。殺菌効果で病気の進行を止め、殺虫効果で虫を退治します。

広範囲にスプレーできるワイド噴射と、ピンポイントでスプレーするジェット噴射の切り替えが可能です。

※ちなみに、「 サンヨール液剤AL スプレー」は、虫の気門(呼吸をするための穴)を防いで退治するため、虫の体全体に薬剤がかかるようにたっぷりスプレーするこのがポイントです。

収穫の前日まで使える

キュウリ・トマト・ミニトマトなどに使用する場合、収穫の前日まで使用できます。

幅広い野菜・花に使える

キュウリはもちろん、トマト・ミニトマト・ピーマン・スイカ・メロン・かぼちゃ・イチゴや、草花、樹木類、観葉植物にも幅広く使えます。

ナメクジ退治もできる

ナメクジにスプレーして退治することもできるので、家庭菜園の用途以外でも、梅雨時期に発生しやすいナメクジ対策として常備しておくのもおすすめですよ。

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梅雨時期の病害虫を防いでめざせ収穫!

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キュウリは生長が早いため、少し植えつけが遅れても収穫までたどりつきやすい野菜です。とはいえ、植えつけ直後にやってくる梅雨時期の病害虫対策は欠かせません。

簡単便利なスプレー剤を上手に使って病気や虫を防ぎ、ぜび、おうちで採れた新鮮なキュウリを味わってみてください♪

 

サンヨール液剤AL スプレーの購入はこちら>>

 

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