アシスタシアとは?育て方・栽培方法|植物図鑑
- 植物名
- アシスタシア
- 学名
Asystasia intrusa
- 英名
- Chinese violet
- 和名
- コロマンソウ
- 別名・流通名
- タイノオモイデ
- 科名
- キツネノマゴ科
- 属名
- アシスタシア属
- 原産地
- 東南アジア、アフリカ
アシスタシアの特徴
アシスタシアは、キツネノマゴ科の非耐寒性多年草です。短日処理された苗が夏から流通し、夏から秋の間、たくさんの花が開花します。冬は室内で管理する必要があるため一年草として扱うこともありますが、本来は丈夫で繁殖力の強い性質です。
アシスタシアの詳細情報
園芸分類 | 草花 |
---|---|
草丈・樹高 | 30~100cm |
耐寒性 | 弱い |
耐暑性 | 強い |
花色 | ピンク、紫 |
開花時期 | 秋(自然開花の場合) |
アシスタシアの栽培環境
日当たり・置き場所
日当たりと風通しの良い場所を好みます。耐寒性がないため、多年草として管理する場合は鉢植え管理が適当です。一年草として管理する、もしくは霜の心配がない暖地では地植えも可能です。
用土
水はけの良い土を好みます。
鉢植えは、草花用の培養土で問題なく育ちます。
アシスタシアの育て方のポイント
水やり
地植えは、根付いてからは特に水やりの必要はありません。ただし、乾燥が続いた時にはたっぷりと与えるようにしましょう。
鉢植えは、鉢の表面の土が乾いたら、たっぷりと水やりを行います。
肥料
元肥を入れて植え付け、その後は開花期間中、使用している肥料の頻度に沿って追肥します。
病害虫
目立った病害虫の害はありません。
アシスタシアの詳しい育て方
選び方
夏に開花苗が流通します。葉の色がきれいで、株元まで葉がついた、つぼみの多い苗を選びましょう。夏に販売される開花苗は短日処理を施した株なので、夏~秋まで開花が続きます。
植え付け
1~2周り大きな鉢に植え替えましょう。ポット苗サイズの開花株は、夏~秋の寄せ植えの材料にもなります。
剪定・切り戻し
株元から複数の花茎が伸びて、それぞれの茎に複数の花が開花します。すべての花が咲き終わった茎は、株元でカットします。株が間延びしたら切り戻すことも可能です。ただし、大幅な切り戻しは夏までに行いましょう。秋になってからの切り戻しは、秋の開花時期に間に合わないことがあります。
植え替え・鉢替え
越冬した株は、春から初夏に一回り大きな鉢に植え替えましょう。
花
本来の開花時期は秋です。夏に出回る開花株は短日処理が施されているため、夏から11月頃まで開花します。
冬越し
花が咲き終わったら株を切り戻し、冬は10℃を保った室内の日当たりの良い場所で管理します。生長はゆっくりになりますが、根は生きています。鉢の上の土が乾いたら水やりをしましょう。完全に断水すると枯れるので注意します。
増やし方(株分け、挿し木、葉挿しなど)
挿し木で増やすことができます。