根腐れ(ねぐされ)|植物の調子が悪い原因は?
LOVEGREEN編集部
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植物の調子が悪い…。もしかしたらそれは根腐れが原因かもしれません!
そこで今回は根腐れ(ねぐされ)について紹介します。
目次
植物がこんな状態…。
株に元気がない
・水やりをしているのに、葉っぱや幹に元気ない。
・茎や幹がふにゃふにゃしていたり、ぷにぷにする。
・葉、茎や幹を触ってみて、ぷにぷにする。
こんな状態だと枯れてしまうのではないかと不安になってしまいますよね。
土から腐敗臭がする
植物に元気が無く、土がなんだか臭う…コバエも増えた気が…。
こうなってくるとどうすればいいのか分からない!という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
葉が黄色、茶色に変化した
最近、葉っぱの元気がない。色も変色してきた気がする…。
秋や冬などの寒い時期ならさほど心配しないでしょうが、成長期に葉が変色してくるとドキっとしますよね。
それは、根腐れ(ねぐされ)かも!?
根腐れ(ねぐされ)とは、根っこが腐ってしまった状態のことです。だんだんと根っこが腐っていき株元まで腐っていき枯れてしまいます。
根が黒くなっているか確認しましょう。
根っこが黒くなっていたら、根腐れの可能性が高いです。早めに腐った根っこを切り離して、植え替えれば根腐れの進行を止められる可能性があります。
そんな時は、どうしたらいい?
根っこを整理する
初期段階の発見であれば復活する可能性があるかもしれません!
根っこをみて、腐ってしまっているものは取ってしまいましょう。上の葉とのバランスをみて整えて、新しい土に植え替えましょう。
植え換えたら、直射日光の当たらないところで様子をみてみましょう。
挿し木が可能であれば…
挿し木できるもの(多肉植物など)であれば、切断して根を捨てましょう。まだ上まで腐ってなければ、復活するかもしれません。発根させて、また新しい土に植えてあげましょう。
根腐れの原因って…。
酸素不足が原因と言われています。酸素の少ない環境が好む菌が増殖して、根腐れを進行させます。
何に注意すればいいの?
水やりの回数が多い
水やりの回数が多いと、土が乾かない状況が続き、根や土に酸素が行き渡らなくなります。生長不良を起こして、根腐れしてしまう可能が高くなります。水やりは土が乾いたら、たっぷりとあげるようにしましょう。
土の表面や底面がカラカラになっていたら、乾いているサインです。割りばしのようなもので鉢の縁のすぐそばを挿して、鉢の土の中が湿っているかチェックしても良いと思います。
水はけが悪い土
水はけが悪い土は水も空気も通る隙間がなく、水をまいてもしっかりと水が全体に行き渡らなかったり、鉢の中に長い間水がたまったままになってしまい、根腐れを起こしてしまうこともあります。
ふかふかの新しい土を使ってあげましょう。
植物合わせて土を選ぼう
花・植物は土ならなんでもいいわけではありません。先にお伝えしたように水はけの悪い土はなるべく使わないことはもちろんですが、植物ごとに土を選ぶことも大事なポイントです。
多肉植物やサボテンは水はけのよい土を好みます。ハーブもローズマリーなど種類によっては乾燥した環境を好むものもあります。
逆に水が切れるとくたっとしてしまう植物には保水性のよい土を使います。どちらにしろ、水分過多は根腐れの原因になります。
植物に合わせた土て植えてこまめに観察して水やりをしましょう。
水やりの回数や風通しの良いところに置いて管理することで、根腐れする可能性が減ると思います。
いかがでしたでしょうか。
植物の病気も、早期発見が大切なので、毎日観察して、調子が悪い時は何が原因かを探りましょう。
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