ふわっといい香り。アロマワックスバーの作り方とデザイン例
菊池レイコ
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ふんわりと優しく香る「アロマワックスバー」。雑貨屋さんなどで見たことがある方も多いのではないでしょうか。
アロマワックスバーは火を使うことなく、いい香りを楽しめます。見た目もおしゃれでギフトとしても人気のアロマワックスバーは、実は簡単に作ることができます。お気に入りのドライフラワーを使ってアロマワックスバーを作ってみませんか。作り方と、デザイン例などをご紹介します。
目次
アロマワックスバーの材料
今回はナチュラルな原料でアロマワックスバーを作りたいなと思い、ソイワックスと、ミツロウにしています。ミツロウの代わりにパラフィンワックスを使用しても作れます。
・ソイワックス 30g(ハードタイプ)
・ミツロウ 30g
・お好みのアロマオイル
・ドライフラワー 適量
・ストロー
・パウンドケーキ型(100均で売っている小さいサイズのもの。今回はセリアとダイソーで購入)
ソイワックスとミツロウについて
ソイワックスに関しては都内で買えるお店を探しましたが、なかなか見つからずネットで購入しました。ミツロウは手作り化粧品の用品を取り扱っているお店などでもあるようです。
ソイワックス
ソイワックスは大豆を原料にしたワックスです。自然原料のワックスはキャンドルとして火をつけた時に空気清浄の効果があるそう。火を消した後の嫌な臭いもなく使い心地がよいです。
ミツロウ
ミツロウはミツバチの巣から採取されたもの。未精製のオレンジ色のものと、精製し、色を取り除いた白いミツロウがあります。手作りコスメの材料にも使用されています。
アロマワックスバーの作り方
先にやっておくとよいこと
ワックスを流しこむとサッと固まってしまいます。ドライフラワーが大きい場合はサイズに合わせてカットします。ある程度ドライフラワーの配置を決めておきましょう。決まったら型から取り出しておきます。今回はペッパーベリー、オレガノ、ユーカリ、スターアニスを使うことに。
それでは、作っていきましょう。
①ソイワックスとミツロウを溶かします。
私は湯せんで溶かしました。鍋にお湯を沸かします。ミツロウ、ソイワックスを耐熱容器に入れて湯せんし溶かします。ミツロウは融点が高くややソイワックスより溶けにくいです。そのため少し根気がいります! ここでしっかりと溶かさないでおくと仕上りに響きますので、しっかりと溶かしましょう。
後処理が楽になるので牛乳パックと紙コップを使って湯せんを試しましたが、ミツロウの融点が高く、溶けるまでに時間がかかり、お湯で紙がふにゃふにゃになりお湯が入ってしまい、うまくいきませんでした。そのため耐熱容器を使用しています。耐熱容器は使用後ロウは削りとりアルコールで拭き取りました。
少量の場合は紙コップで電子レンジを使用して溶かすやり方もあるようですが、高熱でソイワックス、ミツロウが変色してしまうことや煮詰まったりする場合もあるそうです。
もし電子レンジを使う場合は10秒ずつ加熱する(10秒→取り出して混ぜる→20秒→取り出して混ぜる・・・)などして必ず様子を見ながら行うようにしてください。
キレイにとけるとこんな感じになります。
②ワックスを型に流し込み、アロマオイルで香り付けします
溶かしたワックスを型に流し込みます。流しこんでから固まらないうちにアロマオイルを10滴~15滴ほど入れ手早くかき混ぜます。
③ドライフラワーを飾っていきます
縁が固まり始めたらドライフラワーを飾っていきます。ワックスはどんどん固まっていきますので手早く飾っていくのがコツです。ずぶずぶと沈んでいってしまうこともありましたが、無理に引き出してもキレイにならなかったことと、その間にも周りが固まってきてしまいます。
ある程度固まってきたら、ストローを挿して紐を通す穴を作ります。しっかりと冷やし固めるのがポイント。完全に固まる前に型から外したりすると崩れる原因になるので注意。
④紐やリボンを通して完成
穴に好みのリボンや紐を通したら完成です。今回は麻紐を通してます。
もし失敗した場合は?
ワックスをしっかりと溶かさないで作ったら、ボコボコになりました。紐の通し穴とかいびつです。しっかりと溶かしてから作りましょう。
さらに、ちゃんと冷え固まらないうちにリボンを通そうとしたらバラバラに…。崩れた場合、ワックスをばらして溶かせばOK。ドライフラワーを取り除き再度湯せんすることで作り直せました。ちょっとくらいドライフラワーが残ってしまってますが、そんなに目立つことなく作り直せました。
\作ったらどう使う?おしゃれな実例!/
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