原種チューリップの水栽培にチャレンジ !| garden note

金子三保子

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球根の水栽培と言えばヒヤシンスが一般的ですが、原種系チューリップの水栽培に挑戦してみましたのでご紹介します。

目次

原種チューリップとは?

原種チューリップとは、一般的に知られているチューリップとは違って、野生種やそれに近いもののことを言います。「ミニチューリップ」、「ワイルドチューリップ」と呼ばれることもあります。最近は種類もとても増えて、園芸種の原種系チューリップだけでも100以上の種類があります。

一般的なチューリップとの大きな違いは、地植えにすると2~3年は植えっぱなしでも花が開花するのが特徴です。背丈が全体的に小ぶりのものが多いですが、原種系チューリップの中でも、草丈が短い地際で咲くタイプと、スレンダーな背丈のあるタイプなど、品種によって見た目は違います。

チューリップと原種系チューリップの球根の大きさの違い

左・チューリップ 右・原種系チューリップ

左・チューリップ 右・原種系チューリップ

原種系チューリップの方が、チューリップより一回り小さなサイズです。

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原種チューリップの水栽培|準備

今回の原種系チューリップの品種名は「アニカ」  10球の球根のうち、2つを水栽培、残りを花壇に埋めてみることにしました。作業のスタートは12月に入ってから。

今回の原種系チューリップの品種名は「アニカ」

10球の球根のうち、2つを水栽培、残りを花壇に埋めてみることにしました。

植え付けまでは冷蔵庫の野菜室で管理

春咲きの球根は冬の低い温度を体験しないと、花芽をつけない性質があります。まずは球根を買ったら、球根を封筒や紙袋に入れて、冷蔵庫で保管して一度寒さを体感させてみることにしました。

できるだけ皮を取り去る

普通のチューリップに比べて、原種系のチューリップは球根の周りの皮が固めのものが多いので、ハサミなどで少し皮を切ると給水がしやすくなります。

この準備が終わったら、あとはヒヤシンスの水栽培と同じです。水を入れた花瓶に、球根のお尻の部分だけが水に浸かるようにセットして暗いところで発根を待ちました。

今回の水栽培の作業は12月の2週目にスタート!

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原種チューリップの水栽培|発根

12月29日  2つとも発根し、頂点にはちょっぴり芽が出てきました。

12月29日

2つとも発根し、頂点にはちょっぴり芽が出てきました。

 

今回の球根の皮は、一つはきれいにむくことができましたが、一つは固くてむけず、無理やりにむくと、逆に球根を傷めてしまいそうなので断念。

今回の球根の皮は、一つはきれいにむくことができましたが、一つは固くてむけず、無理やりにむくと、逆に球根を傷めてしまいそうなので断念。

どちらの球根も発根はしましたが、すべて皮をむいた球根の方が、たくさんの根が出ています。これは皮のせいなのか……?謎です。

 

どうしても皮がむけず、なんとも中途半端な球根。芽が出てくれて一安心。

どうしても皮がむけず、なんとも中途半端な球根。芽が出てくれて一安心。

 

2月24日  順調に葉が伸びて、つぼみらしきものができてきました!

2月24日

順調に葉が伸びて、つぼみらしきものができてきました!

 

3月4日  急に花茎が伸びてきました!

3月4日

急に花茎が伸びてきました!

最初に使用した花瓶だと、皮をむいていない方の球根が安定感が悪くなってしまい、気づくと球根が花瓶から外れてしまうことが何回かあったので、もう一回り口の広いボトルに固定するようにセット。相変わらず2つの球根の根の伸び方にはかなりの違いがあります。

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開花!

3月15日  無事開花しました。今回の品種名は「アニカ」。ほっそりとしたスレンダータイプの原種チューリップです。外側の色と縁の色、内側の色がそれぞれ違って、とても素敵な品種でした。

3月15日

無事開花しました!

ほっそりとしたスレンダータイプの原種チューリップ、名前は「アニカ」です。外側の色と縁の色、内側の色がそれぞれ違って、とても素敵な品種でした。

 

1つの球根は、急に花茎が伸びた途端、安定感が悪くなってしまって自由奔放に暴れた感じになってしまいました。

1つの球根は、急に花茎が伸びた途端、安定感が悪くなってしまって自由奔放に暴れた感じになってしまいました。

反省点は、球根を最初にセットした時に、若干、球根を傾けてしまったため、安定感が悪くなってしまったこと。最初に必ず球根の頂点を垂直にしてセットすると、葉がまっすに伸びて安定感が良くなるようです。

 

花びらに色が出てきたら、花茎が急に伸びたので、倒れないように再度、大きな花瓶に入れ替えました。

花びらに色が出てきたら花茎が急に伸びたので、倒れないように再度、大きな花瓶に入れ替えました。この品種は、原種ながら、ひとつの球根の方は、丈が30cmくらいになりました。

 

まっすぐな根がかわいい。脇から葉っぱらしきものも出ていて元気いっぱいです。

まっすぐな根がかわいい。脇から葉っぱらしきものも出ていて元気いっぱいです。

 

昼間の開いた時は、またがらりと雰囲気が違います。昼間は開き、夜は閉じるを繰り返します。

昼間の開いた時は、またがらりと雰囲気が違います。昼間は開き、夜は閉じるを繰り返します。

花が終わった球根はどうする?

原種チューリップは、地植えにすると2~3年は開花します。水栽培の場合はその球根次第。花が終わったら、花茎のみ根元で切って、土に植えてみることにします。

もしかしたら来年も咲くかもしれません。来年咲かなくても、再来年に咲くこともあるので、実験気分で気長に待ってみることとします。

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地植えの原種チューリップ

水栽培の原種チューリップが咲いたころ、花壇に植えた原種チューリップは、まだまだ葉っぱのみ。花茎は確認できません。開花はおそらく4月ごろでしょうか。水栽培のチューリップが終わるころ、開花が始まるはず。水栽培、庭栽培をすると、バトンタッチで長く楽しめますね。

水栽培の原種チューリップが咲いたころ、花壇に植えた原種チューリップは、まだまだ葉っぱのみ。花茎は確認できません。開花はおそらく4月ごろでしょうか。水栽培のチューリップが終わるころ、開花が始まるはず。水栽培、庭栽培をすると、バトンタッチで長く楽しめますね。

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原種系チューリップの球根が園芸店に出回るのは晩夏~秋ごろ。来年は水栽培を試してみませんか?

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金子三保子
金子三保子

フラワーコーディネーター、フォトグラファー。1997年よりフラワースクールにてスタッフを経験後、2001年に花屋・レコルトを設立。 花のギフトや装花・コーディネート、自身でスタイリングした花の撮影など、幅広く活動中。受け手が心地よい気分になれるような、ナチュラルでさりげない花や写真を提案している。 好きな植物は、草花、ハーブ、原種のクレマチスなど。ビオラは交配して自分の好みの色あいを作ったりもしている。色合わせがとにかく好き。

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