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シオン(紫苑)の花言葉|種類、花の特徴、名前の由来

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シオン(紫苑)の花言葉と種類、花の特徴、名前の由来についてご紹介。シオン(紫苑)は秋に美しい薄紫色の花が咲く、古くから親しみのあるキク科の多年草。

目次

シオン(紫苑)の花言葉

シオン(紫苑)の花言葉は「追憶」「君を忘れない」

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シオン(紫苑)について|基本情報

科・属  キク科・シオン属
和名  紫苑
英名  Tatarian aster
学名  Aster tataricus
別名  十五夜草、鬼の醜草(オニノシコグサ)、思い草(オモイグサ)
原産地 日本、中国、朝鮮、シベリア
開花期  9月~10月

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シオン(紫苑)とは|花の特徴、名前の由来

シオン紫苑 adobe

シオン(紫苑)は、日本、中国、朝鮮、シベリアなどに分布するキク科の多年草。秋に咲く風情のある薄紫色の花は、中国から薬草として渡来し、観賞用としても平安時代から栽培され、愛されてきました。現在は自生しているものは激減し、環境省のレッドリストで絶滅危惧Ⅱ類(絶滅の危険が増大している種)に指定されています。

性質はとても強く、草丈は2m近くになります。放任で育ち地下茎で増えるため、好みの環境に植えれば次第に群生します。切り花にしても日持ちが良く、十五夜の頃の飾り花や仏花などに利用されています。

和名の紫苑は、紫の花が群生して咲く姿を広い土地を意味する「苑」と合わせたことにちなみます。学名はシオン(紫苑)の花形を星にたとえ、ギリシャ語で星を意味する「Aster」が語源となっています。そのほか「十五夜草」、「鬼の醜草(オニノシコグサ)」、「思い草(オモイグサ)」とも呼ばれています。

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日本の伝統食|紫苑色

日本の伝統色「紫苑色」は、シオン(紫苑)の薄紫色の花色にちなみます。平安貴族たちは重ね着する着物の色合わせで移り行く季節感を表現し、紫苑色は秋の色目として使われ、源氏物語などの平安文学の中でも登場しています。

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シオン(紫苑)の種類

シオン(紫苑)は、宿根アスターの一種です。基本種は草丈が1m以上になる高性ですが、園芸品種の中には矮性種もあります。

ハルジオン(春紫苑)は別種の植物

ハルジオン

ハルジオン Erigeron philadelphicus

シオン(紫苑)と名前が似た花「ハルジオン」は、春に咲く紫苑ということで植物学者牧野富太郎博士が名付け親のキク科の多年草です。名前は似ていますが、シオン(紫苑)とハルジオン(春紫苑)は属性が違うため、別の植物です。

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