エンジェルトランペットの花言葉|種類、特徴、色別の花言葉
LOVEGREEN編集部
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エンジェルトランペットの花言葉や種類、特徴をご紹介!エンジェルトランペットは、まるで天使が吹くトランペットのような形の花が咲く樹木。温暖地では庭木としてもよく植えられています。
エンジェルトランペットの花言葉
「エンジェルトランペット」の花言葉は「愛敬」「愛嬌」。
エンジェルトランペットについて
科・属 | ナス科・キダチチョウセンアサガオ属 |
和名 | 木立朝鮮朝顔 |
英名 | Angel’s Trumpet |
学名 | Brugmansia |
原産地 | アメリカ |
開花期 | 7月~10月 |
エンジェルトランペットの特徴
エンジェルトランペットは大きなラッパ状の花がぶら下がるように咲く熱帯花木。樹高は1~3mほどで、花期になると枝の上部の葉の付け根から、長い萼を持った大きなトランペット形の花を下向きにたくさん咲かせます。エンジェルトランペットの花径は25~30㎝ほど。花冠が5裂していて、尖った先端が反り返ります。品種によっては夕暮れになると爽やかな香りを漂わせるものがあります。
エンジェルトランペットは熱帯花木ですが、寒さには比較的強く冬越しの耐寒温度は0℃です。関東以西ではマルチングなどを行って防寒対策をすると、地上部が枯れても春に再び芽吹いて開花することが多いです。花が終わり寒くなってきたら根元から25㎝くらいの高さで剪定して冬越しさせましょう。
エンジェルトランペットは鉢植えで育てるとなかなか花が咲きにくかったり、風で倒れやすいこともあるので庭植えがおすすめです。庭植えで株が大きく育つと、50輪以上のたくさんの花を咲かせることがあります。花後はトゲトゲしたハリセンボンのような実がなり、熟すとはじけて種を飛ばします。
エンジェルトランペットは、日本へは江戸時代に薬用植物「朝鮮朝顔」として渡来しました。チョウセンアサガオ属(ダチュラ属)に分類されていたため「ダチュラ」と呼ばれることもありますが、現在ではキダチチョウセンアサガオ属(ブルグマンシア属)に分類されており、大半は英名の「エンジェルストランペット」の名前で流通しています。
淡い黄色の花が咲いている姿が天使の吹くラッパ(トランペット)のように見えることから、エンジェルトランペットと呼ばれるようになったそうです。
エンジェルトランペットは、そのトランペット形の花を下向きに風に揺らせながら咲く姿が可愛らしく、愛嬌があることから「愛嬌」「愛敬」という花言葉がつけられました。
エンジェルトランペットの毒性
エンジェルトランペットには全草に強い毒性があるといわれています。匂いを嗅ぐ程度では問題はありませんが、小さな子供やペットがいる家庭では誤食の無いように注意し、傷がある手で直接触れるのもやめましょう。
エンジェルトランペットの種類
エンジェルトランペットは黄色い花の品種がよく見られますが、その他にも白、ピンク、オレンジ、薄紫色などの花が咲く品種もあります。また、葉に斑が入ったタイプもあるなど、たくさんの品種があります。
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