モンステラの花言葉|種類、特徴、花言葉の由来
LOVEGREEN編集部
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モンステラの花言葉と特徴についてご紹介します。モンステラはインテリアグリーンとして人気があり、素敵な言い伝えを持つ観葉植物。
目次
モンステラの花言葉
「モンステラ」の花言葉は「嬉しい便り」「壮大な計画」
モンステラについて|基本情報
科・属 | サトイモ科・モンステラ属 |
和名 | モンステラ |
英名 | Monstera |
学名 | Monstera |
原産地 | 熱帯アメリカ |
開花期 | 6月~9月(環境が合えば) |
モンステラとは|特徴や性質、花言葉の由来
モンステラはサトイモ科の常緑性多年草。室内に飾る観葉植物としてとても人気があります。南国の雰囲気があり、アロハシャツにもよく描かれています。
熱帯アメリカに生息するつる性(または半つる性)の植物で、20~40種類あると言われています。葉は生長するにつれ、縁から切れ込みが入ったり穴が開いたり独特な形になります。乾燥に比較的強く耐陰性もあり、明るい室内でたまに水やりをするだけでも綺麗に育つので、総じて観葉植物としては育てやすい品種のひとつです。
モンステラは葉の縁に水孔(すいこう)と呼ばれる排水器官があるため、朝方モンステラの葉を見ると葉の縁に水滴が付いていることがあります。これは、サトイモ科の植物によく見られる現象で、そのように水滴が付いているのはモンステラが状態良く育っている証拠です。水が足りなくなると葉がふにゃっとなるのでわかりやすいです。モンステラは水が大好きなので葉水(霧吹きで葉っぱに水をかけること)をしましょう。
ハワイでは、モンステラの葉の切れ込みから光が差し込む様子からモンステラの葉が希望の光を導くと言われ、縁起の良い観葉植物とされています。そのようなことから「嬉しい便り」「壮大な計画」という花言葉が付けられたのではないでしょうか。
モンステラの花
モンステラはあまり花を咲かせることがありませんが、環境が合って大きく生長すると極まれに白い花を咲かせることがあります。花の形はサトイモ科の花の形そのもので、肉穂花序(にくすいかじょ)を包む仏炎苞(ぶつえんほう)と呼ばれる襟を持っています。この仏炎苞を花の本体だと思われている方も多いのですが、実は仏炎苞に包まれている円柱状の肉穂花序がいわゆる花の本体になります。花は芳香性で、甘酸っぱい香りを漂わせます。また、雌雄同株なため、結実することがあります。
モンステラの実
モンステラは開花後に結実することがあり、そのまま放置しておくと実を収穫することができます。モンステラの実は食用とされており、結実後約1年経つと完熟し、甘酸っぱい香りを漂わせます。南方の島ではモンステラの実が販売されることがあるそうです。モンステラの実は徐々に完熟していき、表面の硬い皮の部分を剥がして中身の柔らかい部分を食します。
モンステラの茎から出る根は何?
モンステラの茎から出ているのは、気根(きこん)です。
気根は邪魔なら切っても発育に影響はありませんが、モンステラの特徴のひとつなのでそのまま育てるのも面白いです。気根は空気中の水分や養分を吸収したり、支柱の役割もしています。
モンステラの名の由来
モンステラの学名Monsteraや英名のMonsteraは、ラテン語の「monstrum(奇怪・異常)」が語源となっていて、葉に大きな切れ込みが入ったり穴が開いたりする、独特で不思議な葉の形が由来とされています。
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