モンステラの葉が白くなった! その原因と対処法とは?

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気付いたら、私の育てていたモンステラの葉の一部が白っぽくなっていました。これは一体何? その正体を探ってみました。

 

目次

葉が白くなったモンステラ

その原因とは

予防・駆除方法

 

葉が白くなったモンステラ

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気づいたら、モンステラの葉が白っぽくなっていました。とても丈夫なモンステラなので、“ちょっと白くなってるのが気になるけど元気に育っているから大丈夫かな”と、そのままの状態にしていました。

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しかし、放置していたら被害が拡大。枯れ始めてしまいました。特に新芽は狙われやすいようです。

綺麗なグリーンの葉を楽しむためにも、モンステラにはどんな害虫が発生する可能性があるのか知っておきましょう!

 

その原因とは

 

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葉が白っぽくなっている原因は、“アザミウマ”という害虫でした。スリップスとも呼ばれます。1~2mmで種類は現在世界中で約5000種が記録されているそうで、色は淡黄色から黒まで様々。羽があり、風に乗って飛びます。成虫は5mほど飛ぶことも出来るそうなので、他の観葉植物への被害がでる可能性もあります。

実際に今回発生したモンステラの近くに置いてあったクッカバラやポトスにもアザミウマがついていました。

発生時期は、だいたい5~11月です。雑草や花の枯れ落ちたものがあると発生しやすくなると言われています。また、暖かいと発生しやすいのでずっと暖かい室内で育てている時は冬にも注意が必要です。

葉裏や植物組織の内部に卵を産み付け、孵化したあとは植物の上で活動します。やがて幼虫は葉から落ち土の中で蛹化(ヨウカ/脱皮してサナギになること)します。成虫は幼虫よりも行動範囲が広がり多岐にわたって被害にあいます。卵から成虫になるまで約2~3週間で育ち、年間10回ほど繰り返すと言われています。

 

予防・駆除法

アザミウマは乾燥していると発生しやすいので、葉水をしてあげましょう。

雑草や花の枯れ落ちたものが土の上にあったり、近くにある場合はすぐ片づけ、こまめに掃除をしましょう。赤い防虫ネットがアザミウマにいいとも言われています。

 

アザミウマは見つけたらテープなどで捕殺しましょう。黄色と青色に寄ってきやすいと言われているため、黄色か青色の粘着テープを近くに置いておいてもいいかもしれないですね。

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