ヒイラギの花言葉|花や葉の特徴、名前と花言葉の由来
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ヒイラギの花言葉、花葉の特徴、名前と花言葉の由来についてご紹介。ヒイラギは葉の縁がノコギリの歯のようにギザギザしているのが特徴のモクセイ科の常緑高木。
目次
ヒイラギの花言葉
ヒイラギの花言葉は「用心深さ」「先見の明」
ヒイラギとは|花や葉の特徴、名前と花言葉の由来
ヒイラギはモクセイ科モクセイ属の常緑高木で、一年中葉が茂っています。冬にキンモクセイの花を白くしたような花を咲かせます。
ヒイラギが晩秋~初冬にかけて花をつけることから、「木」と「冬」を組み合わせて「柊」になったと言われています。また、ヒイラギの葉のトゲに触ると痛いことから、ひりひり痛むことを意味する「疼ぐ(ひいらぐ)」が語源とも言われています。
ヒイラギの花言葉「用心深さ」は、ヒイラギの葉にはトゲがあり、むやみに触れたりできないことからつけられました。もうひとつの花言葉「先見の明」は、ヒイラギの葉のトゲは年月とともに少なくなり丸みを帯び、葉の形が変化していくことからつけられたようです。
立春の節分に飾る柊鰯(ひいらぎいわし)
立春の節分に、ヒイラギの枝とイワシの頭は、柊鰯として「魔除けや厄除け」の意味をこめて玄関先に飾られます。
鬼が嫌う「イワシの匂い」と「とげとげした葉先が鋭いヒイラギ」を飾り、鬼が家へ入ってこないようにとの願いを込めて飾られたのが由来です。
クリスマスに流通するヒイラギは別種
クリスマスの頃に赤い実をつけてクリスマスホーリーの名で流通するのは西洋ヒイラギで、ヒイラギとは植物分類的には違う植物です。
ヒイラギはモクセイ科、西洋ヒイラギはモチノキ科に分類されます。花の開花時期も違い、西洋ヒイラギは花期が春、ヒイラギは秋に開花します。
▼クリスマスホーリー(西洋ヒイラギ)の花言葉
ヒイラギの種類
斑入りヒイラギ
葉が斑入りのヒイラギの園芸種。
キッコウヒイラギ
葉の形が亀の形を思わせることから亀甲(きっこう)の名がつきました。葉先にトゲがない園芸種。
マルバヒイラギ
葉先にトゲがほとんどない丸い葉をしたヒイラギの園芸種。
ヒイラギモクセイ
ヒイラギモクセイは、ヒイラギとギンモクセイの交雑種だと言われています。ヒイラギの葉のようなギザギザがあり、花はキンモクセイやギンモクセイと同じ10月~11月頃に開花、花には芳香があるのも特徴です。
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