バジルの花言葉|種類、特徴、色別の花言葉
LOVEGREEN編集部
このライターの記事一覧
バジルの花言葉や種類、特徴、色別の花言葉をご紹介。バジルはイタリア料理には欠かせない人気のハーブ。
バジルの花言葉
バジルの花言葉は、「神聖」「好意」「好感」「何という幸運」。
バジルについて
科・属 | シソ科・メボウキ属 |
和名 | メボウキ |
英名 | Basil |
学名 | Ocimum basilicum |
原産地 | 熱帯アジア |
開花期 | 7月~9月 |
バジルの特徴
バジルは普段「バジル」とか「バジリコ」と呼ばれているハーブです。薬草としての主な効用は胃腸の機能の促進として使われます。料理としてのバジルは、イタリア料理には欠かせないハーブの一つ。フランスでは L’Herbe Royale、ハーブの王様とも呼ばれています。爽やかな香りが食欲をそそり、生ではもちろんのこと、ジェノベーゼソースやパスタ、ピザの彩りに最適です。
バジルの和名メボウキの由来は、吸水させるとゼリー状になるバジルの種の性質を利用して、目に入った異物を取り除いたことから名付けられました。
バジルにはたくさんの品種があり、品種によって葉の色や大きさ、香りに違いがあり、背丈も様々です。料理用として流通しているのはスイートバジルです。タイ料理で人気のガパオライスに使うバジルは、日本ではスイートバジルが使われていることが多いようですが、「ガパオ」はホーリーバジルを意味するので、タイではホーリーバジルを使うのが一般的です。
バジルは7月~9月にかけてシソ科らしい花穂をつけ可憐な白い花を咲かせます。花がかわいいハーブですが、葉を収穫するために育てているなら、茎先を次々と摘芯して脇芽を出させ、花を咲かせないことが一株でたくさんの葉を収穫する秘訣です。
バジルは花も魅力的なハーブのため、最近では花が開花した状態で切り花として流通しています。切り花として流通しているバジルは、多年草の性質を持つアフリカンバジルの系統や葉の色が濃い紫色のダークオパールバジルです。
花言葉「神聖」は、インドではバジルが神に捧げる高貴な植物とされていることが由来です。「好意」「好感」「何という幸運」は、イタリアではバジルはプロポーズのシンボルとされ、バジルを身に着けて異性の前に立つと「あなたを愛しています。」という意味になることからイメージされたのではと言われています。
▼バジルの詳しい育て方はこちらをどうぞ
バジルの種類
バジルはたくさんの種類があります。流通している代表的なバジルをご紹介します。
スイートバジル
料理用として最も親しまれているバジル。
ブッシュバジル
味や香りはスイートバジルに似るが、葉が細かいバジル。
ダークオパールバジル
葉の色がダークカラーのバジル。葉の大きさはスイートバジルと同程度。
ジェノベーゼバジル
イタリア原産でイタリア料理によく使われるジェノベーゼソース作りに適したバジル。
シナモンバジル
メキシコで作られた栽培品種で、シナモンの香りがするバジル。
レモンバジル
香りはスイートバジルとレモンの香りを併せ持ち、とてもさわやかな香りのバジル。
アフリカンバジル
スイートバジルは一年草であるのに対して、アフリカンバジルは半耐寒性多年草の性質を持つ。料理にも使えるが、花壇植えなどの園芸用、切り花としても流通している。
ホーリーバジル
インドの伝統医術・アーユルヴェーダで用いる薬草として使われているバジル。多年草の性質を持つが、露地での越冬が難しい地域が多い日本では一年草として扱われることも多い。強い香りとスパイシーな風味はあるが、クセがないためアジア料理だけでなく普通のバジルの代用品にもなる。日本でも最近人気のタイ料理、ガパオライスのガパオとはホーリーバジルのこと。
斑入りバジル
最近流通が始まったきれいな斑が入ったバジル。スイートバジルより若干強い香りがするが、利用法は一般的なバジル同様、料理に使うことができる。料理の他、庭や花壇の植栽としても隣の花を引き立てるカラーリーフとして植栽すると見栄えがする。