ルドベキア・マキシマとは?育て方・栽培方法|植物図鑑
- 植物名
- ルドベキア・マキシマ
- 学名
Rudbeckia maxima
- 英名
- Giant coneflower、Great coneflower
- 科名
- キク科
- 属名
- オオハンゴンソウ属
- 原産地
- 北アメリカ
ルドベキア・マキシマの特徴
ルドベキア・マキシマは、夏に草丈2m前後に伸びた頂点に黄色い花が咲く原種のルドベキアの一種です。暑さ、寒さに強く、土質も選ばない丈夫な性質で、植えっぱなしで毎年開花します。
春になると葉が芽吹き、青みを帯びたシルバーグリーンの大きな葉はタワー状に生長します。花弁は咲き進むと反り返り、花弁が落ちた後もコーン状の花芯の部分が残ります。
目線より高いところで咲くユニークなフォルムの花も魅力的ですが、葉の美しさも素晴らしく、花がない時期でもカラーリーフとして大きな役割をしてくれます。大きな葉は主に草丈の下部分の3/4程度につき、花付近の葉は小さく少なくなります。花は切り花としても楽しむことができます。
ルドベキア・マキシマの詳細情報
園芸分類 | 草花 |
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草丈・樹高 | 180~250cm |
耐寒性 | 強い |
耐暑性 | 強い |
花色 | 黄色 |
開花時期 | 7月~10月 |
ルドベキア・マキシマの育て方カレンダー
時期 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
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開花 |
ルドベキア・マキシマの栽培環境
日当たり・置き場所
日当たりの良い場所が適しています。開花間際になると2m近くなりますが、春まではさほど草丈は高くありません。株元付近や葉に日光が当たる風通しの良い場所への植え付けが最適です。
地植え向きですが、鉢植えで育てる場合は大きな鉢を用意しましょう。
用土
特に土質を選びません。
地植え向きですが、鉢植えで育てる場合は草花用の培養土で問題なく育ちます。
ルドベキア・マキシマの育て方のポイント
水やり
地植えは、根付いてからは特に水やりの必要はありません。夏期など乾燥が続いた時にはたっぷりと与えるようにしましょう。
鉢植えは、鉢の表面の土が乾いたら、たっぷりと水やりを行います。
肥料
自然の循環ができている肥えた土ならば、特に与えなくても毎年開花します。
植え付け数年しても花付きが悪いようならば、春か秋に緩効性肥料もしくは有機質肥料(園芸用として市販されている固形の油粕など)を与えましょう。
病害虫
目立った病害虫の被害はありません。
ルドベキア・マキシマの詳しい育て方
選び方
ポット苗サイズで下葉のみの状態のものが流通しています。葉の色がきれいな苗を選びましょう。
植え付け
春か秋が植え付け適時です。大きくなるので隣の植物との間隔は広く取りましょう。
花
咲き始め
つぼみは初夏ごろに目視できるようになり、夏に開花します。
咲き終わり
花弁は咲き進むと反り返り、花芯は咲き始めはグリーン、徐々に茶色になります。
多くの宿根草と同様、初年度より植え付け数年後の方が花数が増えます。
収穫
花は切り花として楽しむことができます。種を採らないのなら終わった花は株元で摘み取りますが、あえてそのままにして立ち枯れていく状態を楽しむのもよいでしょう。
冬越し
冬前に株元で花茎を切り戻します。
寒冷地では冬は地上部分がなくなりますが、温暖地では株元の葉が確認できます。春に株元から新しい芽が動き出し、葉の色は最初はグリーンで徐々にシルバーを帯びてきます。
増やし方(株分け、挿し木、葉挿しなど)
種まきか株分けで増やすことができます。