メキシカンハット(ラティビダ)とは?育て方・栽培方法|植物図鑑

  • メキシカンハット ラティビダ
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植物名
メキシカンハット(ラティビダ)
学名

Ratibida columnifera

英名
Prairie Coneflower、Mexican Hat Plant、Mexican Hat Flower
別名・流通名
ヒメバレンギク、コーンフラワー
科名
キク科
属名
ラティビダ属
原産地
北アメリカ

メキシカンハット(ラティビダ)の特徴

メキシカンハット(ラティビダ)は、キク科ラティビダ属の宿根草です。メキシコの伝統的な帽子、ソンブレロを思わせるような不思議な花の形からメキシカンハットという名前で呼ばれています。

春になると株元から芽吹き、複数の花茎を出し、夏から秋にかけてたくさんの花が開花します。花は、円柱のような筒状花と反り返るようにつく舌状花で構成され、舌状花が落ちた後も筒状花が残ります。切り花や筒状花だけの状態をドライフラワーとして楽しむことができます。

メキシカンハット(ラティビダ)の詳細情報

園芸分類 草花
草丈・樹高 30~150cm(種類による)
耐寒性 強い
耐暑性 強い
花色 黄色、赤
開花時期 6月~9月

メキシカンハット(ラティビダ)の種類

ラティビダ・ピナータ

黄色い細長い花弁が反り返ったような咲き方。草丈は1m以上になる。

ラティビダ・レッドミジェット

草丈30~50cm程度のコンパクトな品種。花色は黄色と赤の複色で個体差がある。

メキシカンハット(ラティビダ)の育て方カレンダー

時期 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
開花

メキシカンハット(ラティビダ)の栽培環境

日当たり・置き場所

日当たりと風通しの良い場所が適しています。

用土

水はけが良く、乾燥気味の土を好みます。

鉢植えは、草花用の培養土で問題なく育ちます。

メキシカンハット(ラティビダ)の育て方のポイント

水やり

地植えは、根付いてからの水やりの必要はありません。

鉢植えは、鉢の表面の土が乾いたら鉢底から水が流れ出るくらいたっぷりと与えます。

肥料

多肥は好みません。

地植えは、自然の循環ができている肥えた土ならば、特に与えなくても毎年開花します。花付きが悪くなってきたようであれば緩効性肥料を与えましょう。

鉢植えは、植え付け時に緩効性肥料を入れて植え付けます。元肥入りの培養土に植える場合は、肥料を入れる必要はありません。追肥は使用する肥料の頻度を確認し、控えめに施しましょう。

病害虫

目立った病害虫の害はありません。

メキシカンハット(ラティビダ)の詳しい育て方

選び方

葉の色がきれいな引き締まった苗を選びましょう。

種まき

3月後半~4月が種まきの時期です。箱などにまいて、本葉が3~4枚程度になったらポットに移植します。またはポットに直接まいて、良い芽を残して育苗すると移植の手間が省けます。

植え付け

春~初夏と秋が植え付け適時です。

種類によって草丈が違うので、品種に適した場所に植えましょう。

剪定・切り戻し

花が一通り終わったら切り戻します。

植え替え・鉢替え

鉢植えは、1~2年に一度、一回り大きな鉢に植え替えましょう。

メキシカンハット ラティビダ

夏から秋にかけて開花します。

収穫

花は切り花やドライフラワーとして楽しむことができます。

夏越し

暑さには強いですが、蒸れに弱い性質です。長雨の季節に土が過湿になると根腐れを起こすことがあります。

冬越し

冬前に短く切り戻します。冬は地上部分がなくなるか、若干確認できる程度で越冬します。春になると再び株元から芽吹きます。

増やし方(株分け、挿し木、葉挿しなど)

種まき、株分け、挿し木で増やすことができます。

  • 監修者:LOVEGREEN編集部
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