サルビア・パテンスとは?育て方・栽培方法|植物図鑑
- 植物名
- サルビア・パテンス
- 学名
Salvia patens
- 英名
- Gentian sage
- 和名
- ソライロサルビア
- 別名・流通名
- ゲンチアンセージ
- 科名
- シソ科
- 属名
- サルビア属
- 原産地
- メキシコ
サルビア・パテンスの特徴
サルビア・パテンスは、初夏から秋に美しいブルーの花を咲かせる宿根サルビアの一種です。花数はそれほど多くありませんが、サルビア類の中では最も花のサイズが大きく、透明感のある美しい色は庭や花壇の中で引き立ちます。生育旺盛なので、伸びて暴れてきたら随時切り戻しをすると再び返り咲きます。
サルビア・パテンスの詳細情報
園芸分類 | 草花 |
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草丈・樹高 | 40~60cm |
耐寒性 | 強い |
耐暑性 | 強い |
花色 | 青、水色、白、ピンク |
開花時期 | 6月~10月 |
サルビア・パテンスの育て方カレンダー
時期 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
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開花 |
サルビア・パテンスの栽培環境
日当たり・置き場所
サルビア・パテンスは、日当たりと風通しの良い場所を好みます。真夏の日差しや気温が厳しい暖地では、真夏のみ半日陰程度の方が状態良く夏を越します。
用土
水はけと保水性が良い土を好みます。
鉢植えは、草花用の培養土で問題なく育ちます。
サルビア・パテンスの育て方のポイント
水やり
地植えは、植え付け直後以外は雨にまかせて問題ありません。
鉢植えは、鉢の表面の土が乾いたら鉢底から水が流れ出るくらいたっぷりと与えましょう。
肥料
肥料が足りないと葉が黄色くなるので、施肥のタイミングの目安にするとよいでしょう。
基本的な施肥は、春と秋に緩効性肥料を与えます。それ以外では、切り戻しを行った際に与えるとよいでしょう。
病害虫
目立った病害虫の害はありません。
サルビア・パテンスの詳しい育て方
選び方
青、水色、白、ピンクなどの色があります。葉の色がきれいで、株がしっかりとしたつぼみがついた苗を選びましょう。
植え付け
春から初夏が植え付け適時です。真夏に植え付ける場合は、根付くまでに水切れを起こしやすいので注意しましょう。
仕立て方
株が乱れてきたら切り戻しをするとよいでしょう。
剪定・切り戻し
初夏の開花がひと通り終わった真夏前や株が乱れてきたら株を切り戻します。切り戻したら株元に肥料を与えましょう。
植え替え・鉢替え
鉢植えは、1年に一度、初夏に一回り大きな鉢に植え替えます。
花
6月~10月が開花時期です。種を採る目的がないなら、終わった花穂は早めに摘み取りましょう。初夏の開花が終わったら、短く切り戻しておくと再び開花します。
夏越し
高温多湿の時期に蒸れやすいので、切り戻して風通し良く管理します。
冬越し
耐寒性は-10℃前後なので、極寒地以外では露地で越冬します。秋の開花がひと通り終わったら、地際で株を切り戻し、霜でやられないようにマルチングをして寒さ除けをするとよいでしょう。
冬は地上部分は枯れたような見た目になりますが、春になると再び株元から芽吹きます。鉢植えは、冬の間も土が乾いたら水やりを続けます。
増やし方(株分け、挿し木、葉挿しなど)
挿し木、実生で増やすことができます。