ヒヨドリジョウゴとは?育て方・栽培方法|植物図鑑
- 植物名
- ヒヨドリジョウゴ
- 学名
Solanum lyratum
- 和名
- 鵯上戸
- 科名
- ナス科
- 属名
- ナス属
- 原産地
- 日本、東アジア
ヒヨドリジョウゴの特徴
ヒヨドリジョウゴは、ナス科ナス属の多年草。日本各地の野原や山林、空き地などに自生していて、身近な場所で見かける野草です。古くから生薬や民間療法で利用されてきた薬草ですが、全草にアルカロイドを含む有毒植物という側面もあります。むやみに口に入れることのないように注意してください。
ヒヨドリジョウゴは、長い根茎を持ち、先がつるになる茎を伸ばして、周囲に絡みついて伸びていきます。葉は卵型で、茎の下の方の葉は、不規則に裂けることもあります。花は直径10mm弱、花色は白、まれに淡紫で、花びらは5裂し、咲き進むに従って反り返るのが特徴です。よく見ると花の中心近くに緑色の斑点があり、中心から花柱が突き出しています。花の後にできる実は、直径8mm程度で、10月~11月に真赤に熟します。この実をヒヨドリが好んで食べるというのが名前の由来です。
ヒヨドリジョウゴの詳細情報
園芸分類 | 草花 |
---|---|
草丈・樹高 | 0.5~3m |
耐寒性 | 普通 |
耐暑性 | 普通 |
花色 | 白、まれに淡紫 |
開花時期 | 8月~9月 |
ヒヨドリジョウゴの育て方カレンダー
時期 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
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開花 | ||||||||||||
結実 |
ヒヨドリジョウゴの栽培環境
日当たり・置き場所
風通しが良い、日向から明るい半日陰を好みます。
用土
あまり土壌は選びません。
ヒヨドリジョウゴの育て方のポイント
水やり
地植えは、基本的に降雨に任せます。
鉢植えは、表土が乾いたらたっぷりと水やりしましょう。
ヒヨドリジョウゴの詳しい育て方
植え付け
植え付けは、真夏と真冬を避けた、春か秋の暖かい日に行いましょう。
仕立て方
茎の先がつるになって、周囲の物に絡みつきながら大きくなります。フェンスやトレリスなどに誘引するようにしてください。
植え替え・鉢替え
植え替えは、真夏と真冬を避けた、春か秋の暖かい日に行いましょう。
花
ヒヨドリジョウゴの花は、8月~9月に咲きます。咲き進むと花びらが反り返るのが特徴です。
冬越し
冬は、地上部が枯れたようになって越冬します。特に必要な冬越しの作業はありません。
増やし方(株分け、挿し木、葉挿しなど)
種まきで増やすことができます。
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