トルコキキョウ
- トルコキキョウは、初夏に色とりどりの花を咲かせる北米原産の一年草もしくは二年草。名前にキキョウとありますが、リンドウ科の草花です。トルコキキョウの他、現学名の「ユーストマ」や旧学名の「リシアンサス」など、複数の名で流通しています。 日本へは1930年代に紫色の一重の品種が輸入されたのち、多くの品種改良がなされ、現在では多種多様な色や咲き方があります。八重咲き品種が登場したころから切り花の日持ちが改善され、流通量は年々増えています。露地で栽培した場合の開花時期は初夏から夏ですが、切り花としては通年出回っています。 トルコキキョウは、紫系濃淡、白、クリーム、黄、ピンク、アプリコット、赤、グリーン、ブラウンなどのアンティークカラー、複色などカラーバリエーションがとても豊富です。咲き方も一重、半八重、八重、フリンジ咲きなど多様で、中にはバラのように見える品種もあります。