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「LOVEGREEN編集部」が監修している植物|植物図鑑11-20件 / 全1363件

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ベルフラワー

  • ベルフラワーは、名前のとおりベルの形をした花をたくさん咲かせる多年草です。オトメギキョウ(乙女桔梗)の名でも知られています。草丈は10~15cmで低く、花は小輪ですが、多花性なので見ごたえがあります。花は茎の先につき、花色は青、紫が多く、白も出回っています。 ベルフラワーは、日当たり、水はけ、風通しの良い場所を好みます。真夏の直射日光、蒸れ、強い霜に弱い性質です。水やりをする時は花に水がかからないように株元に与えるようにしましょう。梅雨時は、長雨がかからないように軒下に移動させたり、真夏は涼しい半日陰で管理します。耐寒性はありますが、強い霜に当たると傷むので防寒対策を行いましょう。

キンカン(金柑)

  • キンカン(金柑)は、ミカン色の小さい実がなるミカン科の常緑低木。冬から春にかけて、木一面に小さな実がつきます。実は、皮も含めて生でまるごと食べられます。皮の部分は柑橘類特有の香りがありほろ苦く、皮の内側は甘酸っぱい味がします。生食のほか、ジャムや甘露煮などさまざまな加工用としても利用されています。 病害虫の心配が少なく、柑橘類の中では栽培が簡単です。樹高は1~2mほどで、庭植え、鉢植えのどちらでも栽培可能です。夏に香りの良い小さな白い花が開花したあと果実が実り、2月~5月が主な収穫時期です。  

ビジョナデシコ(美女撫子)

  • ビジョナデシコは、手毬のようなかわいい花を咲かせる耐寒性多年草。春から初夏に茎先に花径1~2cmほどの花が集まって花房をつくり開花します。暑さにやや弱く、日本では一年草扱いされることがありますが、夏越しがうまくいけば多年草として育てることができます。花色は、白、ピンク、赤、橙、紫や複色など変化に富みます。花もちが良いため、切り花としても親しまれています。

レンゲツツジ(蓮華躑躅)

  • レンゲツツジはツツジ科の落葉低木で、初夏に朱橙色の花を咲かせます。名前の由来は、輪状に並ぶ花を蓮華にたとえたことにちなみます。山地や高原に群生し、ツツジの中では最も花が大きく、一枝から複数の花が咲くため、初夏の開花時は新緑とともに華やかにあたりを彩ります。 なお、レンゲツツジの花や葉、根には毒があり、誤って摂取するとおう吐やけいれんなどの症状を引き起こします。旅先などで見かけても、蜜を吸うようなことはしないようにしましょう。

キブシ(木五倍子)

  • キブシ(木五倍子)は、日本の山野や雑木林、林縁などに自生する雌雄異株の落葉低木です。木五倍子という名前の由来は、果実が染料に使われていたフシ(五倍子)の代用品とされたことに由来します。 桜の開花より少し早い時期に長さ5~10cm程度の房状の花を、枝からぶら下がるように咲かせる姿が特徴的です。淡いクリーム色の花は地味ですが、山野の趣があり、茶花としても使用されます。

アマナ

  • アマナは日当たりの良い里山、野原、林縁、土手などに生えるユリ科の多年草。早春に開花し、夏は地下で休眠するスプリングエフェメラルのひとつです。以前はチューリップ属でしたが、現在はアマナ属に分類が変更されています。日本、中国、朝鮮などに自生し、日本では東北南部から九州に分布しています。 早春に原種チューリップに似た白い花が開花し、白い花弁の裏側は暗紫色の筋が入っています。花弁は太陽に反応して開き、曇りや雨の日は閉じる性質があります。地際付近で咲く愛らしい姿は、晴れた日も雨や曇りの日もそれぞれ美しく、春の到来を知らせてくれる存在です。 甘菜の名は、若葉や鱗茎にほのかに甘味があり、食用になることにちなみます。学名edulisは「食用になる」を意味します。ただし、近年は数が減少し、自生地各地で絶滅危惧種とされていることが多い現状です。苗で購入したもの以外は掘り起こさないようにしましょう。

イチジク(無花果)

  • イチジク(無花果)は樹高2~5mになる落葉低木の果樹で、独特の熟した甘みと食感が魅力の果物です。収穫時期や味、形などが異なる200品種以上の種類があります。 イチジク(無花果)は受粉の作業が必要なく栽培が簡単で、順調にいけば植え付け後2年目からと早い時期から収穫できるため、家庭で育てる果樹として適しています。 イチジク(無花果)の実は、一度にすべての実が熟すわけではありません。毎日少しずつ熟すため、長期間収穫できるのが特徴です。生食の他、ジャムなどの加工用やドライフルーツとしても美味しくいただけます。

クランベリー(ツルコケモモ)

  • クランベリーは、初夏にうつむきがちに白い花が咲いたあと、秋に丸くてつややかな可愛らしい赤い果実を実らせる常緑のほふく性低木です。自家結実性があるので1本だけでも結実します。 和名では、ツルコケモモやオオミノツルコケモモと呼ばれています。どちらもほふく性常緑低木ですが、オオミノツルコケモモの方が果実が大きく、園芸用の苗や鉢ものとして流通するほとんどはオオミノツルコケモモです。 クランベリーの果実は酸味が強く生食には向かず、ジャム、ケーキ、シャーベット、果実酒、料理のソースなどに加工して利用されます。北米や北欧の野菜や果物が不足しがちな長く寒い冬に、大切な栄養源として食卓を賑わせてきました。また、古くから食用だけでなく、傷薬や解毒剤、胃や肝臓の働きを整える薬として用いられてきました。冷涼な気候の湿地や沼地に自生し、高温多湿の気候を嫌います。加工用に使うには大量の実が必要なため、果樹としてよりは実の鑑賞目的での栽培が多いようです。 同じツツジ科のコケモモ(リンゴンベリー)と混同されがちですが、別種です。見分け方は花の形です。コケモモの花はブルーベリーやドウダンツツジのような釣鐘型、クランベリーの花は花びらが後ろに反り返ったように咲くので見分けることができます。

桜(サクラ)

  • 桜(サクラ)は、バラ科サクラ属の落葉樹。美しい花や雄大な樹形は、人を惹きつけてやまない日本を代表する花木です。庭木、公園、街路などに植えられ、早咲きの桜(サクラ)は2月くらいから、それに続くように3月から4月にかけて多くの種類が次々と咲き続け、さらに秋に咲く品種もあります。 桜(サクラ)はとても種類が多く、野生の桜は9種類、交雑種も含め自生している桜は、沖縄では野生化したカンヒザクラをはじめ100種類以上、さらに園芸種を合わせると300種以上とも言われています。 桜(サクラ)は、違う品種同士で交雑しやすいという特徴があります。 人為的に作られた園芸種だけではなく、自然の中で異なる品種同士が交雑し、新しい品種が生まれることがあります。 花色は非常にバリエーションが豊富で、白から薄桃色、濃い桃色、薄黄色やグリーンなどがあります。咲き方も一重のものから八重咲まで多様です。サクランボが実る西洋実桜(セイヨウミザクラ)も桜(サクラ)の一種です。 春のお花見シーズンに華やかに咲く桜(サクラ)は染井吉野(ソメイヨシノ)という品種です。この染井吉野(ソメイヨシノ)は若木でも花を咲かせる特徴があり、戦後、日本各地に植えられました。今では日本の桜(サクラ)の代名詞のようになっています。 以前は気象庁より全国の桜(サクラ)の開花予報が発表されていましたが、現在は予報は民間に移行し、開花日の発表だけになっています。この開花日の目安に使われる「標本木」のほとんどがソメイヨシノで、気象条件的にソメイヨシノが育たない沖縄はカンヒザクラ、北海道の一部は「エゾヤマザクラ」が使われています。

オダマキ(西洋オダマキ)

  • オダマキ属は、北半球の温帯に分布する宿根草です。日本にも数種自生し、春から初夏に独特の形の花が俯くように開花します。 日本に昔から自生するミヤマオダマキは、本州中部の高山地帯から北部に分布し、直径3cmほどの青紫色で花弁の先が白色を帯びた花をつけます。同じく日本在来種のヤマオダマキは、北海道から九州の山野に自生します。 西洋オダマキと呼ばれている種類は、主に北米やヨーロッパ原産のオダマキで、紫のほか、ピンク、白、黄色、赤、複色など、花色が多種多様です。咲き方も一重咲きから八重咲き、茎の先に複数輪花を咲かせるタイプまでバリエーション豊富です。交配が盛んで多くの園芸品種が存在し、小輪から大輪種まであり、草丈も矮性から高性まで様々。高性種は切り花としても流通しています。 こちらの図鑑では、流通が多い園芸品種の西洋オダマキの育て方を中心にご紹介します。

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