記事カテゴリ

LOVEGREEN便り

「LOVEGREEN編集部」が監修している植物|植物図鑑

91-100件 / 全1527件

LOVEGREEN編集部アカウントです。編集部のスタッフが監修をしています。

ツツジ

  • ツツジは、ツツジ科ツツジ属の常緑、落葉の低木あるいは高木です。北半球の温帯に分布し、特に日本、中国、ヒマラヤに多く、約850種が自生しています。日本原産なので風土に馴染んでおり、大した手入れをしなくても、毎年花を楽しめる花木です。また、刈り込みによって樹高を管理できるのも魅力です。 ツツジには常緑と落葉の種類があります。ヤマツツジ、オオムラサキ、キリシマ、クルメツツジ、ヒラドツツジ、リュウキュウツツジ、モチツツジは常緑、レンゲツツジ、ミツバツツジ、ゴヨウツツジ、オンツツジは、冬に落葉します。これらのツツジから生み出された園芸品種も豊富です。花が大きく、花色も豊富で、美しいことから、世界中で園芸品種が作出されています。 常緑のオオムラサキや、キリシマ、ヒラドツツジは花が大きく、花色も鮮やかなことから、街路樹や公園など、身近な場所に多く植栽されています。落葉のミツバツツジは開花期間が短いなどの理由から、花木としての利用は少ないようです。同じく落葉のレンゲツツジは、ツツジには少ないオレンジ系の花色が魅力で、園芸品種も多く作出されています。

フェスツカ・グラウカ

  • フェスツカ・グラウカは、イネ科ウシノケグサ属の常緑多年草です。シルバーグリーンの細い葉がこんもりと茂る姿が美しく、オーナメンタルグラスとして近年人気が高まっています。ナチュラルな雰囲気を大切にするメドウガーデンやイングリッシュガーデンでは欠かせない存在です。 耐寒性があり、秋から冬もきれいな葉色を楽しめます。夏の蒸れが苦手なので、風通し良く、乾燥気味に管理するとよいでしょう。痩せ地でも育つ植物で、多湿や肥沃な土壌では葉色のグリーンが強くなる傾向があります。初夏から秋にかけて展開する穂が風にそよぐ姿も軽やかで美しいグラス類です。

プルメリア

  • プルメリアは、キョウチクトウ科インドソケイ属の落葉高木、または低木です。ハワイのレイに使用されることでも有名な熱帯花木です。ハワイやバリ島、タイのような南国に行くと、街路樹のほか、ホテルや商業施設の植栽として植えられています。明るい日差しの下で、枝の先にたくさんの花を咲かせるプルメリアの姿は、南国ならではの美しさです。 プルメリアの花色は白、黄、ピンク、赤、さらに中心に黄を帯びているものなどがあります。花には芳香があり、花首からぽとりと地面に落ちるので、拾って水に浮かべて楽しむことができます。花びらは5枚で厚みがあり、触ると傷がつきやすく、茶色く筋のような跡になってしまうので、扱いには注意が必要です。葉は大きく長い楕円形で、葉脈がはっきりとしています。葉や枝を傷つけると出てくる白い乳液は、有毒なので触らないように気をつけてください。日本なら夏に、南国では乾季に花が咲き、冬や雨季は葉を落として休眠します。 プルメリアという名前は、インドソケイ属の学名で、英語では Frangipani(フランジパニ)、インドネシア語では Jepun(ジュプン)といいます。インドソケイ属のなかでも、Plumeria rubra や、Plumeria obtusa 、Plumeria acutifolia が、プルメリアと呼ばれ愛されています。プルメリアは1m以上にならないと花を咲かせないといわれていますが、最近では、低い樹高でも花を楽しめる矮性種も流通しています。

ホワイトセージ

  • ホワイトセージは、カリフォルニア原産のシソ科の常緑低木。茎や葉など全草が白っぽく見えることからホワイトセージと呼ばれています。葉は楕円形で、両面に細かな毛が生えています。葉には油分があり、こするとセージの香りを一層強くしたような香りがあります。初夏に茎先に白や薄紫色の穂状の花が開花し、ミツバチにとっては蜜源植物になることから、英名でBee sageとも呼ばれています。 古くからネイティブアメリカンの生活の中では、民間療法や食用、宗教儀式や祈祷の中で使われるなど、生活や儀式と密接につながりのあるハーブです。現在もホワイトセージを焚くことによって出る煙をくゆらせることで、空間を浄化したり邪気払い効果を目的に使われています。

ナスタチウム(キンレンカ)

  • ナスタチウムは、初夏から秋にかけて開花するノウゼンハレン科の一年草。丸い葉が蓮に似ていることから、金蓮花(キンレンカ)とも呼ばれています。 ナスタチウムの花の色は、オレンジ、黄色、赤と鮮やかな色合いが中心でしたが、新品種はアプリコットや落ち着いた紫色などの中間色も登場しています。 観賞用のほか、食用として花や葉はサラダなどに利用され、かわいい葉や鮮やかな色の花は、料理を彩り豊かにしてくれます。

パイナップルリリー(ユーコミス)

  • パイナップルリリー(ユーコミス)は、南アフリカ原産の球根植物。品種は複数あり、背丈は80cmくらいのものから矮性種まであります。初夏に株元から花茎を立ち上げ、7月~8月に下から開花します。花の頂点の部分は「苞葉(ほうよう)」と呼ばれる葉です。下葉が大きく目立ち、庭のフォーカルポイントとしても使われています。 パイナップルリリーの名は、花の見た目がパイナップルのような形をしていることにちなみ、ユーコミスは学名です。 切り花としても多数流通し、夏の暑い時期でも日持ちする花材として人気があります。切り花で流通する時は、下葉がついていない花茎のみが一般的です。

フクジュソウ(福寿草)

  • フクジュソウ(福寿草)は、キンポウゲ科フクジュソウ属の多年草です。日本固有種で、北海道から九州に自生しています。フクジュソウ(福寿草)の仲間は、北半球に約30種が分布しており、日本では3種が確認されています。 フクジュソウ(福寿草)は、葉はレースのように裂けた軽やかなフォルムで、1つの茎に1個~複数の明るい黄色の花を咲かせます。早春に花を咲かせる、春の訪れを知らせる花として有名です。その名前から縁起が良いとされ、お正月に多く流通しますが、露地植えの開花は2月後半になってからです。花が終わると、夏を迎える前に葉も枯れて、休眠に入ります。日本のスプリングエフェメラルの1つです。 フクジュソウ(福寿草)は、明るくなると開花することから、光に反応して咲くと思われていますが、実際には気温に反応して花を開きます。雪を割るように早春に開花しているイメージの強い花ですが、雪が残るような寒い時期に花を眺められるのは、まれかもしれません。 フクジュソウ(福寿草)は、全草に毒があることでも有名です。特に早春のつぼみの状態はフキノトウに似ているので誤食のないよう、注意が必要です。

マルバノキ

  • マルバノキは、丸みを帯びたハートの形をした葉の落葉低木。マンサクの花に似た赤い花を咲かせるため、ベニマンサクの別名があります。 マルバノキの大きな特徴は、花の開花時期です。葉が出る前、もしくは新芽と同時に花が咲くのが落葉樹の一般的な開花時期ですが、マルバノキの花は、落葉の頃に小さな花が開花します。 若葉や青葉がとても美しいマルバノキですが、秋の紅葉も目を引く美しさです。 1年を通して見どころのある姿で、自然樹形で姿が整い手入れが簡単なため、最近の庭木として好まれ、シンボルツリーとしても人気があります。

パンジー

  • パンジーは、スミレ科の一年草。最近は10月ごろから流通が始まるため、上手に育てれば半年以上も開花する草花で、寄せ植え、花壇など、春の園芸には欠かせない草花のひとつです。 左と中央:ビオラ 右:パンジー パンジーとビオラの違いは、見た目の大きさで判断できます。パンジーは花が小輪から大輪まであり、小輪は4~5cm、中輪は5~7cm、大輪は7~10cmが目安です。中には、10cm以上のものも存在します。   パンジー・ドラキュラ 品種改良が進み、何百種ものパンジーが存在し、毎年新品種が登場します。色合いも豊富ですが、咲き方もフリル咲きや八重咲きなど、変わった咲き方のパンジーも流通するようになりました。

ユスラウメ

  • ユスラウメは、春に梅や桜に似た美しい花を枝いっぱいに咲かせ、初夏にさくらんぼのような真っ赤な小さな果実を実らせる落葉低木。新芽の明るいグリーンも美しく、花も実もない時期も楽しめます。丈夫で育てやすいため、庭木としても人気があります。 熟した果実は生食でき、甘酸っぱい味がしてジャムなどに用いられます。また、ユスラウメは漢方薬としても使われます。 ユスラウメの名は、花が梅の花に似ていることや枝の上部に繁茂して風が吹くと揺れやすいこと、枝を揺さぶって実を落とすことなどからその名が付いたと言われています。また、江戸時代に日本に渡来したときの名「ゆすら」が残り、梅に似ていることをプラスしてユスラウメになったという説もあります。

もっと楽しむ

メルマガ会員募集中

  1. 旬の園芸作業やおすすめの植物情報をお届け
  2. 季節の植物情報やプレゼント企画の先行お知らせ
  3. お気に入り記事や植物図鑑を登録してすぐに見つけられる
  4. Q&Aでみんなに質問したり回答を投稿できる

メールアドレスと
パスワードだけで登録完了

会員登録画面へ進む

LOVEGREEN QA 質問してみる 小さな相談でも皆で解決!

LOVEGREEN 公式アカウントをフォロー!

TOP