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「LOVEGREEN編集部」が監修している植物|植物図鑑571-580件 / 全1371件

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テマリソウ

  • テマリソウは、緑色のマリモに似た形の花(総苞)をもつ耐寒性多年草。花に見えるボール状の部分は総苞です。テマリソウは美女ナデシコの改良品種で、花弁が出ず緑の総苞が丸いボール状になります。緑のポンポンのような可愛い総苞は長い期間鑑賞することができ、切り花によく使われます。以前は切り花としての流通のみでしたが、苗としての販売も行われるようになりました。ユニークな形と爽やかな色が人気で、庭植えや鉢植え、寄せ植えやハンギングバスケットなどに用いられます。 テマリソウは、日当たりと水はけの良い場所を好みます。花がらを摘んで軽くピンチしながら育てると、枝数が増えてこんもり生長し、たくさんの花が咲きます。テマリソウは四季咲き性があり、夏越しが上手にできれば、春から晩秋まで花を楽しむことができます。 テマリソウは梅雨や夏の高温多湿に弱いので、夏は切り戻しをして半日陰の涼しい場所に置き、風通し良く管理して休ませましょう。寒さには強いので、根が凍ってしまわなければ春に再び勢いよく芽吹きます。植え付けてから2年目になると草丈も高くなり、切り花として飾りやすくなります。 ▼テマリソウを使った寄せ植えはこちら 花の寄せ植えレッスン!|夏から秋を楽しめる寄せ植え 暑さに強く、今から秋まで花を楽しめる種類で作る寄せ植え。水もち良くするため深さのあるコンテナを使って作ります… LOVEGREEN編集部 2017.09.11 DIY・ガーデニング

千日小坊(センニチコボウ)

  • 千日小坊は千日紅の花穂を小さくしたような、可愛い花をたくさん咲かせます。花穂の大きさは、5~10mmほど。千日紅に似ている小さな花をつけることから、千日小坊という名が付けられました。確かに千日小坊と千日紅は同じヒユ科で花が似ているのですが、千日紅はセンニチコウ属なので千日小坊とは属が異なります。千日紅が非耐寒性一年草なのに対して、千日小坊は半耐寒性の多年草という点も異なります。 千日小坊は花持ちが良く、寄せ植えに使うとメインの花を引き立てる花として活躍します。ふんわりとした優しい風情が感じられる花です。 千日小坊の開花期は10月~12月頃。半耐寒性の多年草なので、寒くなったら室内に取り込めば2月頃まで咲きます。また、短日性植物なので街灯の下など夜に明るい場所ではなかなか咲きません。8月下旬~9月に流通している開花株は、短日処理を行って早く花を咲かせています。自然の状態では、晩秋からの開花になります。 千日小坊は、日当たりが良く、温暖な気候を好みます。日陰では徒長してひょろひょろと育ち、花も咲きにくくなります。日なたで育てると株がしっかりと育ち、花つきも良くなります。立ち性で、環境が合うと草丈100cmほどまで大きくなります。暑さには強いですが、耐寒性はそれほど高くありません。温暖地で、強い霜に当たらなければ屋外での冬越しが可能です。病害虫の心配はほとんどなく、育てやすい植物です。挿し木で増やすことができます。 ▼千日小坊を使った寄せ植えはこちら 9月におすすめ!育てる秋色リースの寄せ植え作りをはじめよう 9月のおすすめは秋色のリース型寄せ植え。リースの丸い形を見ると、心がほっとしませんか?リースは平和や永遠の象… 戸松敦子 2020.08.15 寄せ植え  

ニシキギ(錦木)

  • ニシキギ(錦木)は、秋の紅葉が美しいニシキギ科の落葉低木。北海道、本州、四国、九州など、日本各地に自生しています。秋の紅葉の美しさが「錦」に例えられて錦木と命名されました。春に淡い黄緑色の小さな花が開花した後に実ができ、晩秋にその実がはじけてオレンジ色の種が顔を覗かせ、枝にぶら下がります。 ニシキギ(錦木)は、翼(よく)と呼ばれるコルク質の羽が枝についている特徴があり、落葉中の姿も存在感があります。 真っ赤に染まる紅葉が美しく、刈り込みにも耐えて丈夫であることから、庭木や公園樹などにも多く利用されています。また、枝ものとして、生け花やフラワーアレンジの花材としても流通しています。

イチョウ(銀杏)

  • 扇型の葉をしている落葉高木のイチョウ(銀杏)は、全国で街路樹としてよく使われています。黄色く色づく紅葉の景色はとても見事で、イチョウ(銀杏)の街路樹は秋の観光スポットとしても人気があります。イチョウ(銀杏)の実であるギンナンは料理の素材として人気がありますが、実がなる季節はなんとも言えない匂いが発生するため、街路樹として植栽されるのは雄株のイチョウ(銀杏)が多いようです。 東京の木は、都民投票で「イチョウ(銀杏)」に決定し、 昭和41年11月14日発表されました。 大正12年に発生した関東大震災では、一面焼け野原となった東京で奇跡的に生き残ったとして、今も大手濠緑地で大切に育てられているイチョウ(銀杏)の木があります。

カラジウム(カラジューム)

  • カラジウムは葉の模様が美しいサトイモ科カラジウム属の観葉植物。カラジウムは葉模様や色が様々あり、白の斑模様は涼し気な爽やかなイメージ、赤の斑模様はカラフルでトロピカルなイメージが演出できます。 カラジウムは球根植物でもあり、夏に楽しめる春植え球根としても人気です。ミニ観葉、鉢植え、さらには花壇でも楽しめます。原産地の熱帯アメリカには数種類が自生しています。 カラジウムは、日光によく当てることで葉色が美しくなるのですが、徐々に日光に馴らしていかないと葉焼けをしてしまいます。明るい半日陰くらいの場所で育てると状態よく育ちます。 カラジウムは寒さに弱い性質があるので、寒くなる頃に鉢植えは室内の窓辺に取り込みます。地植えのカラジウムは、10月頃に球根を掘り起こして室内で保管し、翌年5月頃暖かくなってから再び球根を植え付けます。冬場室内に入れたときに日光が不足すると、葉が傷んだり葉色が褪せてきてしまったりします。室内でも日光が当たる場所に置いて管理しましょう。日光によく当てることで、葉色が美しくなるだけでなく、茎がしっかりとし、葉に厚みも出てきます。

クロモジ

  • クロモジ(黒文字)は、3月~4月に淡い黄色の小さな花を咲かせる落葉低木です。お茶の席で出される和菓子などに使われる、皮がついたままの爪楊枝は、クロモジ(黒文字)が材料となっています。西日本では、爪楊枝の事を黒文字と呼ぶ地域もあるようです。 クロモジ(黒文字)の名前の由来は、樹皮に黒い斑点があり、その斑点がまるで文字が並んでいるように見えたことからと言われています。 クロモジ(黒文字)の葉や枝には爽やかな香りがあり、お茶として飲用される他、精油(アロマオイル)の原料にもなっています。 クロモジ(黒文字)の楚々とした雰囲気は、和風の庭やナチュラルガーデン、雑木風の庭に相性が良い樹木です。クロモジ(黒文字)の枝は、切り花としても流通していて、生け花やフラワーアレンジの花材としても使われます。派手さはありませんが、若葉、青葉、花、紅葉と見どころのある樹木です。

ウグイスカグラ(鶯神楽)

  • ウグイスカグラ(鶯神楽)は、スイカズラ科の落葉低木です。四国、本州、北海道の山野に自生し、公園樹としても植栽されています。緑の葉の縁はうっすらと赤みを帯びています。 ウグイスカグラ(鶯神楽)の名前の由来は、ウグイスがさえずり始める時期に花が咲き、ウグイスが隠れられるほど枝葉が多く出ることから「ウグイスガクレ」になり、それが「ウグイスカグラ」になったとの説があります。 ウグイスカグラ(鶯神楽)の高さは1~3mほどで、春になるとラッパのような形をしたピンク色の小さな花が枝一面に開花します。目立つ花ではありませんが、楚々として可愛らしい花です。花の開花後、初夏に楕円形の小さな実がなり、グリーン色から徐々に赤く色づきます。実は甘くて、生食できます。

ルブス

  • ルブスは耐寒性の匍匐性低木。キイチゴなどの仲間ですが、実よりも葉を観賞するために栽培されているカラーリーフです。葉色は、緑色や黄金葉などがあります。春にイチゴのような小さな花が咲き、ラズベリーに似た形の実がなります。葉色や花色、実の色は品種によって違います。実は食べる事はできないので観賞用です。葉は少し厚みがあり、裏側にはふさふさした毛が生えています。小さなトゲがあるので、剪定のときなど少し注意が必要です。 ルブスは暑さにも寒さにも強く、花壇植えや寄せ植え、ハンギングバスケットはもちろん、地面を這うように茎が伸びるのでグランドカバーとしても利用する事ができます。とても丈夫で繁殖力が強く、日なたでも半日蔭でも育ちます。寒くなるときれいに赤く紅葉しますが、暖地では部分的に紅葉したり、紅葉せずに緑色の葉のまま越冬します。 ▼ルブスを使った寄せ植えはこちら 人気寄せ植え講師の土谷ますみさんに教えてもらった、冬の寄せ植えのコツ! 大人気ガーデニングブログ「この植物をお買い2」の土谷ますみさんに可愛らしい冬の寄せ植えを教えていただきました… LOVEGREEN編集部 2018.11.16 寄せ植え

トマト

  • 夏野菜の代表ともいえるトマト。現在様々な品種が改良され青臭さもなく、まるでフルーツのように甘いトマトの品種もあります。トマトは緑黄色野菜の1つで、トマトの栄養に含まれるクエン酸は疲労回復効果があり、その他にもリコピン、グルタミン酸など栄養も豊富で、健康や美容にも効果があることも人気の理由です。調理方法も生のままいただくサラダから、煮込み料理、ソース、スイーツなど様々な料理に使えます。 このトマト、じつは植物学者たちの調査によりトマトの原種は大玉トマトではなく、チェリートマト(ミニトマト)ということが分かっています。大玉トマトの方が突然変異として、チェリートマト(ミニトマト)よりも後に生まれました。アンデス高原に自生していたトマトの野生種は、いずれもチェリートマトの種類だったようです。 トマトは原産地では多年草ですが、日本のような温帯で育てると一年草として栽培されます。この野生種のトマトは、メキシコから北米に伝わり、実際に栽培されるようになったのは19世紀に入ってからです。ヨーロッパへ伝わるのは、コロンブスの新大陸発見が大きく影響し、ヨーロッパでトマトを食べるようになったのは、18世紀以降といわれています。 当初、ミニトマトやトマトは観賞用として育てられ、食用とされることはありませんでした。というのも、新大陸からヨーロッパに伝わった時に、トマトの実がとても赤いために有毒植物と信じられていたからです。 日本に伝わったのは17世紀の江戸時代ですが、同じように観賞用として伝わってきました。「赤茄子」としての価値しか見出せず、しばらくの間観賞用としてのみ育てられていました。 トマトの赤い実は毒性ではありませんが、じつはトマトの苗自体には有毒物質が含まれています。完熟のトマトにはほとんど含まれていませんが、「トマチン」といって、花・葉・茎などに多く含まれているため、トマトの葉は食べることができません。

枝豆(エダマメ)

  • エダマメは大豆を未成熟の時期に収穫したものをさします。主茎と分枝に分かれ、それぞにエダマメの実がなります。エダマメの花は白や紫色で、房から3~4つほどの花が咲きます。分類としてはエダマメは野菜類とされ、大豆になると穀類(穀物)になります。エダマメのさやにはうぶ毛が生えており、2~3粒ほどの実が入っています。 大豆は一般的には、中国原産とはいわれていますが、日本に自生する野生のツルマメとよく似ており、そのツルマメから栽培されたとも考えられ、中国・日本それぞれの地域で栽培化されたという説もあります。 エダマメは古くは奈良、平安時代から食べられていました。江戸時代には枝がついたまま茹でて売られ、食べ歩くという光景が見られたことからエダマメという名がついたとされています。 外国人観光客が、日本料理で好きなものといえば「お寿司、ラーメン、刺身、天ぷら…」は、もはや常識といってもおかしくないような日本のおもてなしメニューですが、数年前に海外のインターネット検索で日本食についての検索ランキング上位に、エダマメが浮上しました。美味しさだけでなく、健康食としてエダマメが海外セレブ達に注目されたのがきっかけといわれています。 しかも、英語の「Soybeans」ではなく、「EDAMAME」という名で浸透しています。エダマメは、今や国際語といっても過言ではない存在になっています。

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