- セダムは、マンネングサやベンケイソウの仲間としても知られる乾燥に強い多肉植物です。自生地では山地や海岸の岩場など、わずかな土に根を張ってたくましく生育しています。非常に強健で、切った茎を土に挿しておくだけで根付くほどですが、過湿による蒸れには弱い一面があります。 セダムは北半球に広く分布し、世界で500種以上、日本でも30〜40種ほどが知られています。温暖な地域に適したタイプから寒さに強い寒冷地向けのものまであり、環境に合わせた品種選びが可能です。 セダム(Sedum)という名は、ラテン語で「座る」を意味する sedere に由来し、岩石や壁に張り付くように着生する姿から名付けられたとされています。 お庭のグランドカバーとして使われる葉が細かいタイプをはじめ、ぷっくりとした葉が魅力の「虹の玉」、茎が優雅に枝垂れるタイプなど、姿形は多種多様です。葉の形や色、咲かせる花もそれぞれ異なるため、寄せ植えやリース作りにも活躍してくれます。 また、「乾燥に強い」「繁殖力が高い」「薄い土壌でも育つ」「軽量で風に強い」といった特長があり、手間の少ない緑化植物の代表として知られています。 グランドカバーや建物の屋上緑化には、メキシコマンネングサやマルバマンネングサなどの品種がよく活用されています。