LOVEGREEN読者限定!話題の青いシクラメンCCYT農園見学ツアー開催レポート[PR]
LOVEGREEN編集部
このライターの記事一覧
今回、初めての企画として「LOVEGREEN読者限定の青いシクラメン農園見学ツアー」を開催しました!
LOVEGREEN読者の皆様への公募で決まった5名と編集部メンバーが、千葉県の成田市にあるシクラメンクリエイター高橋康弘さんの大栄花園を訪れ、いつもは一般公開されていない農園を案内してもらい、青いシクラメンの魅力や育て方・楽しみ方などをたっぷり教わりました。農園に併設されているBotanical & CAFE Breedでは、買い物を楽しんだり、美味しいコーヒーを飲みながら高橋さんにたくさんの質問をして盛り上がりました。ぜひ、一緒に参加した気分でレポートをお読みください!
目次
- 青いシクラメンの人気ブランドCCYTとは
- 青いシクラメン農園見学ツアー前半(集合から農園見学へ)
- 青いシクラメン農園見学ツアー後半(Botanical & CAFE Breed)
- 青いシクラメンを飾ろう
青いシクラメンの人気ブランドCCYTとは
シクラメン「江戸ノ青」 写真提供:サントリーフラワーズ
CCYTって何だろう?
CCYTは「Cyclamen Creator Yasuhiro Takahashi」シクラメンクリエーターヤスヒロタカハシの頭文字を取った略語なのですが、
日本トップクラスの育種力と生産技術力を持つ高橋康弘(たかはしやすひろ)さんと、
「青い花」シリーズをプロデュースし続けるサントリーフラワーズがコラボレーションしたブランド名です。
サントリーフラワーズのHP上で紹介されているブルーシクラメン特集を見るだけでもその美しさに癒されるのですが、今回は、高橋さんとサントリーフラワーズのコラボレーションで作り上げられた究極のブルーシクラメンに直接会いに行く貴重な体験をさせてもらいました。
▼青いシクラメンが誕生するまでの詳しいストーリーやこだわりはこちら
青いシクラメン農園見学ツアー前半(集合から農園見学へ)
11/1(金)、参加者の皆様とLOVEGREEN編集部メンバーが成田空港第2ビル駅にて集合。それぞれ千葉や神奈川、東京から集まり、全員初めての顔合わせで少し緊張気味でツアーがスタートしました。
その後、車で大栄花園に移動しました。車の中では、参加者の方が育てている植物の話や、Botapiiはいつも〇〇までもらいに行ってます!とか、シクラメンを翌年も咲かせたいけれど難しいという話などで盛り上がり、植物好きの共通点を通じてあっという間に楽しい雰囲気になりました。
大栄花園に到着し、いよいよ待望の農場見学です。2万5000鉢ほどのシクラメンが育てられているハウスに入って行きました。
このブルーシクラメンは江戸ノ青(えどのあお)。深い青色のシャープな花弁が魅力です。普通のシクラメンは夏に花を休むのですが、「江戸ノ青」は上手に育てると年間通じて休まず咲くそうです。
実は今回参加してくれた皆様には特別、この「江戸ノ青」のプレゼントがありました。ツアー冒頭に「帰りにお持ち帰りいただくのはこの江戸ノ青です。」と紹介があり、歓声が上がりました。こんな素敵なブルーシクラメンとの暮らしが始まるなんで、皆さんドキドキですね。ぜひ、ブルーシクラメンの魅力をたくさん発信して下さい。(笑)
instagramに投稿されている画像はこちら「#ブルーシクラメン」
編集部メンバーも、大鉢のシクラメンは贈答品として購入することはあっても自分で育てたことがなく、「江戸ノ青」が初めて育てるシクラメンとなり、なんて贅沢なことだと思いました。
そしてこちらが、シクラメンクリエーターの高橋康弘さんです。高橋さんが手に持っているのは、月下(げっか)というブルーシクラメン。まるでブーケを持っているように華やかで美しいですね。
▼以前、高橋康弘さんにインタビューした記事はこちら
月下は、月光を受けた雪のように花色を際立たせる銀色の葉っぱをしています。
このような新しい品種のシクラメンが世の中に出るまでには、10年近く交配作業が繰り返され、100の種をまいて100同じ花が咲いて初めて生産できるそうです。非常に手間と時間のかかる作業が行われ新しいシクラメンが生まれていることを知りました。
見渡す限り月下が広がる世界に一同感激し、しばらくそれぞれが夢中になって写真を撮りました。
農園では、葉組みの作業が行われていました。葉組みとは、十分に日光を受けられるように、重なった葉を整理して株の形を整えることですが、通常は開花までに2回程度実施するところ、高橋さんの農園では6~8回作業しているそうです。
株にリングを入れて花芽を露出させ、支柱でまっすぐに育つように導くことも行っていることを教わりました。出荷前にそのリングと支柱は一つ一つ取り外すそうです。
シクラメンは、一面に敷かれたミラーシートの上で育てられていて、太陽光線が反射する光を求めて葉が外側に広がり、株が丸く仕上がるように考えられています。美しく長く楽しめるシクラメンをつくるため、手間を惜しまず丁寧に育てている様子を見せてもらいました。
これは青天(せいてん)というブルーシクラメンです。桃のようなほのかな香りがあり、爽やかなラベンダー色をしています。
シクラメンの育て方の大切なポイントを高橋さんに聞きました。
・なるべく涼しい場所に置く。(10℃~18℃くらいが好き)
・2日に1回はレースのカーテン越しくらいの日が当たる場所に置く。風通しが良い事も大切。
・咲き終わった花を根元から摘んだり、黄色くなった葉を摘み取ることで次々花が咲く。
上手に育てると、ゴールデンウイーク頃までは次々咲かせられるそうです。
「1カ月後にはシクラメンの花がさらにボリュームアップするので、農園全体にブルーの色が占める割合が強まるんですよ!」と、高橋さんに昨年の写真を見せてもらい、一同「すごいー!!」と盛り上がりました。
このブルーシクラメンは瑠璃玉(るりたま)という品種です。花が丸くて大きく花茎もしっかりしているので、花もちが良いそうです。花がたくさん咲いた時、根元からねじるように引き抜いて花瓶に飾ると、10日から2週間くらい切り花として楽しめると聞きました。シクラメンを切り花として飾ることはみんな初耳で、早速切り花でも飾ってみたくなりました。
これは、胡蝶(こちょう)というブルーシクラメンです。高橋さんのお父様が育種した名作「パピヨン」をベースに、そのDNAを使って他の人には出せない色を出したいという想いで作ったそうです。
胡蝶は、まるで蝶が踊っているような愛らしい花姿と品の良さが人気です。相手を選ばない、誰にでも気に入ってもらえるギフトにぴったりですね。
農園見学の最後に、ブルーシクラメンに囲まれて記念撮影をしました。皆さんから笑顔があふれ、ハウスから出る時には「幸せだった~。ずっとここにいたい(笑)。」と思わず言葉にしていました。
\青いシクラメン農園見学ツアー!次はBotanical & CAFE Breedで質問タイム!/
関連ワード
今月のおすすめコンテンツ
「LOVEGREEN読者限定!話題の青いシクラメンCCYT農園見学ツアー開催レポート[PR]」の記事をみんなにも教えてあげよう♪