杉がほのかに香る「杉皮染めのヌメ革ポーチ」|千日草別注品ができました

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植物と雑貨店「千日草」の竹原千景さんが「愛着をもって長く使ってもらえる」さまざまな作り手さんとその作品を紹介していく千日草便り。素敵な品たちが登場しますよ。

千日草便り その④

長﨑大地さんの

‟千日草別注:杉皮染めのヌメ革ポーチ”

こんにちは。千日草便りも4便目となりました。

今回は奈良県で活動する鞄職人・長﨑大地さん(daichi.nagasaki)に、千日草でしか購入できない『別注:杉皮染めヌメ革ポーチ』を制作していただきました。

事の始まりは、私が実際にオリジナルの『杉皮染めヌメ革ポーチ』を1年ほど使用していて、経年変化がとても気に入り、この革で別注ポーチを作って欲しい!と思ったからです。

千日草–長﨑大地さんの作品ページはこちら

 

奈良県東吉野村にある大地さんの工房。打合せなども兼ねて今回で3回目の訪問です。

 

杉皮染めヌメ革ポーチがどのように出来上がるか、それぞれの工程を丁寧に教えてくださいました。

 

別注商品でこだわったのは、何と言っても素材の杉皮染めヌメ革の質感、そしてコンパクトさと実用性

 

杉皮染めでは、ヌメ革に杉皮染料を塗り、少し乾かしてから媒染剤(※)を塗る。この作業を最低5回は繰り返します。
この地道な作業のおかげで、皮の美しい経年変化を楽しめるのだと思います。
※媒染剤とは草木染めなどで繊維に染料を固着させる役割を果たす液体のこと。

 

サイズは縦20cm×横14cmとかなりコンパクトに。

実用性に関してはスマホなどが入れれる外ポケット(縦16cm×11cm)をリクエストしました。

 

私の私物でイメージしていただきたいのですが、スマホと財布が入ります。

財布はかなりコンパクトなサイズで縦8.5cm×10cm。スマホはかなり大きめ(縦16.5cm×7.5cm)ですが、ぎりぎり外ポケットに入ります。

オリジナルと比べるとこのような大きさの違い。もちろん、こだわりの稜線はコンパクトになっても健在です。
※オリジナルは1年ほど使用しているので経年変化で革の色が変わっています。使用するとこのような風合いになるのでお楽しみに。

 

そんなこだわりがぎゅっと詰まった千日草限定の別注ポーチ。杉の香りをほのかに感じられます。男女関係なく使用していただきたいです。

オンラインストアはこちらから→千日草 (sennichisou.com)

 


千日草/竹原千景さん

自然や植物をモチーフにしたアイテムを選りすぐる植物と雑貨店「千日草」店主。「愛着をもって長く使ってもらえるものを」と、さまざまな作り手さんとその作品を揃える。現在は無店舗でオンラインでの販売を行う。三重県在住。
HP:https://sennichisou.com/
instagram:@sennichi_sou 

 

 

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