前田有紀の一“花”言vol.8「ラナンキュラス」~手軽な楽しみ方をご紹介!
LOVEGREEN編集部
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様々な色やフォルムのあるラナンキュラス。
見かけると、季節の変わり目を知らせてくれるラナンキュラスの魅力をご紹介します。
春の訪れを感じる「ラナンキュラス」をレコメンド
爽やかな春が訪れたかのような、優しい色合いの多いラナンキュラスと前田さんの出会いや魅力をご紹介します。
前田さんのラナンキュラスの魅力との出会い
花屋で働いていた時、長野のラナンキュラスの生産をしているフラワースピリットさんのところに行ったときに、ハウスの中で様々な色合いのラナンキュラスの咲いている様子を見て「かわいいっ」と優しい気分になりました。よーく見てみると、花だけではなく蕾のつきかたに自然の雰囲気が感じられ、とても魅力的に思えた瞬間です。
春に向けてグッと寒くなるこの季節になると、様々な色合いのラナンキュラスを思わず手に取って優しいに気分になってします。
多種多様な色や種類を選べるラナンキュラス
品種が豊富なラナンキュラスは、並べてみるとそれぞれ本当に違うお花に見えてきますよね!色やフォルムが様々!
その中から、おすすめの種類をご紹介!どの種類が好きですか?
ベズレー
花弁の先がベージュっぽくて存在感ありつつも他のお花とも合わせやすく生けたときになじみやすい色合いです。
マルバ
濃いピンクの花びらの内側はみどりの複色で華やか。ブーケにして贈るのもおすすめです。
モロッコシリーズ
一輪挿しや和室ぽい雰囲気にも合うだけでなく、ラナンキュラスのなかでも、長い間楽しむことができます。
シャルロット
存在感も華やかさも兼ねそろえています!一輪でドンと飾っても存在感抜群で部屋が一気に明るくなります。
グッと寒くなる季節だからこそ長持ちする!
春を迎える前の一回グッと気温が下がる2月~3月頃がラナンキュラスの花持ちがいい季節です。
外ではコートで過ごすのが多いこの時期は、部屋に爽やかな春を迎えてみませんか?寒く肩をすくめて帰ってきた日はラナンキュラスでスッと姿勢が正されそうです。
気軽にラナンキュラスを取り入れよう
実はまだこの寒い時期は花持ちがよいラナンキュラス。さらっとお手軽に生けるポイントをご紹介します!
生けるときのポイントは「グリーン」
華やかなラナンキュラスをどんなお部屋にも自然に取り入れやすくするのにおすすめなのが、グリーンです!
葉がたくさんついたガマズミやユーカリなどと合わせると意外になじみやすくなります。
ラナンキュラスは下のほうから葉が生えているので、水につかりそうな葉は取って生けるようにしましょう!
一輪挿しのフラワーベースでお手軽に!
ラナンキュラスを一輪挿しに生けるのはおすすめ!特に、蕾のついたラナンキュラスは小さいながら生けたときの表現を豊かにしてくれます。蕾のついたラナンキュラスをゲットできたときにぜひお試しください。
撮影後のラナンキュラスはどうなった?
撮影後日に残ったラナンキュラスを生けようとしたとき、蕾のついた茎が可愛らしく別の茎に巻き付いていました。ここからその花のもつ生命力などを感じられるのも花あしらいの魅力ですね。
茎が折れてしまったラナンキュラスは、フラワーベースに花を浮かべて楽しむことができます。この状態で約1週間ぐらいは綺麗な状態を保っていましたよ!
ラナンキュラスも楽しみ方はたくさん!ぜひ、お花屋さんに足を運んだ際はラナンキュラスを探してみてください!
引き続き、隔週金曜日に前田さんの連載の「前田有紀の一花言」を配信しますので、お楽しみに!
フラワースタイリスト
前田有紀
2013年イギリスに留学し、帰国後フラワースタイリストとして活躍。イベント装飾やブーケやアレンジメントの制作を手がけ、雑誌やSNSなどでメディアを通して花と緑のある暮らしを提案している。2017年の春以降は積極的にワークショップも行い、花や緑に関わる人々と直接ふれあうことでリアルな声も積極的に取り入れている。また、2017年10月にオープンした「世界の花屋」では、デザイン監修を務め、世界の花々の生産や流通など、花の歴史などの魅力を伝えている。
Facebook/前田有紀『一日一花』
instagram/@yukimaeda0117
世界の花屋/公式サイト
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