6月7日の誕生花|ツツジ(躑躅)
LOVEGREEN編集部
このライターの記事一覧
6月7日の誕生花は「ツツジ(躑躅)」です。「ツツジ(躑躅)」について、花言葉や種類、花の特徴、名前の由来など気になる情報をご紹介!
6月7日の誕生花
6月7日の誕生花は「ツツジ(躑躅)」
「ツツジ(躑躅)」の花言葉は「節度」「慎み」
赤のツツジの花言葉は「恋の喜び」
白のツツジの花言葉は「初恋」
ツツジ(躑躅)について|基本情報
科・属 | ツツジ科・ツツジ属 |
和名 | 躑躅 |
英名 | Azalea |
学名 | Rhododendron |
原産地 | 東アジア |
開花期 | 4月~5月 |
ツツジ(躑躅)とは|花の特徴、名前の由来
ツツジ(躑躅)は、ツツジ科ツツジ属の植物。鮮やかなピンク色の花が印象的な植物です。桜(ソメイヨシノ)の花が見ごろを過ぎた頃から初夏にかけて開花します。刈り込みができる性質から、生垣にもよく使われるほか、低木の街路樹の足元に植栽されるなど、さまざまな場所に植えられています。
ツツジ(躑躅)は落葉性の樹木(高木・低木)で、主にアジアに広く分布し、ネパールでは国花にもなっています。日本でも古くから栽培され、子供の頃に蜜を吸ったことがある人も多いのではないでしょうか。ただし、レンゲツツジには致死性になりうる毒があり、庭木として利用されることもあるため注意が必要です。
花名は、花が筒状になっていることから「ツツジ」とつけられたといわれます。花名の由来はその他にも、花が連なって次々咲いていく様子から「続き」が語源となり変化していったともいわれます。
ツツジ(躑躅)の種類
ツツジ(躑躅)の仲間には、花が似ているサツキやシャクナゲ、アザレアなどがあります。
ツツジ(躑躅)
「ツツジ」は、ツツジ属のうち主に落葉性または半落葉性の植物の総称です。サツキやシャクナゲ、アザレアもツツジの仲間に含まれます。ツツジは葉や花が大きめで、花は4月頃に咲きはじめます。
サツキ(皐月)
ツツジ類は葉がやわらかい種類が多い中、サツキの葉は小さく硬いのが特徴です。サツキは日本が原産の種類で、古くから庭木や盆栽として用いられてきました。ツツジの花が終わる旧暦の皐月(5月頃)に花を咲かせることからその名がつき、サツキツツジとも呼ばれています。
シャクナゲ(石楠花)
シャクナゲは常緑で葉に光沢があり、枝先に多数の花がまとまって咲きます。花はピンク、白、黄色など派手で大きいことが特徴です。
アザレア(西洋ツツジ)
アザレアは19世紀に台湾などのツツジがベルギーに伝わり、園芸品種として改良され、その後日本に輸入されました。日本原産のツツジに比べて、色が豊富で八重咲きなどがあるため花姿も華やかなのが特徴です。
ツツジとサツキの違い
似ているといわれるツツジ(躑躅)の花とサツキの花。ツツジとサツキについて、それぞれの特徴をまとめました。ただし、園芸種が多数流通する現在は、下記の限りではない場合もあります。
ツツジ | サツキ | |
花の色 | 白、ピンク、紅紫 | 紅紫 |
おしべ | 5本~10本ほど | 5本ほど |
葉の感触 | 柔らかくふわふわ | 硬め |
花期 | 春 | 初夏 |
花の大きさ | 4~6cm程度 | 3~4cm程度 |
葉の大きさ | 3~5cm程度 | 1~2cm程度 |
ツツジ(躑躅)の斑点模様の意味
ツツジ(躑躅)の花びらをよく見ると上方の花びらにだけ斑点があります。これは「蜜標」または「ガイドマーク」とよばれ、昆虫に蜜腺があることを伝え、花粉を運んでもらうために誘う役目をしています。実際、蜜は花の中央でなくこの斑点のある花びらにあるようです。子どものころ、ツツジ(躑躅)の蜜を吸ってその甘味を味わった経験のある方もいると思いますが、改めて観察してみてはいかがでしょうか。ただし、近年作出された品種の中には昆虫に受粉してもらう必要がないため、斑点をもたないものもあります。
▼ツツジ(躑躅)の育て方など詳しい情報はこちら
▼ツツジ(躑躅)の関連記事
▼366日誕生花一覧
▼前向きな花言葉一覧
関連ワード
今月のおすすめコンテンツ
「6月7日の誕生花|ツツジ(躑躅)」の記事をみんなにも教えてあげよう♪