人気急上昇中の植物「ビルベルギア」の株分けと植え付けの方法
LOVEGREEN編集部
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雑誌などでビルベルギアという植物を見たことがある人も多いと思います。
ビルベルギア(Billbergia)はブロメリア科ビルベルギア属に分類される中南米原産の植物で、細長い葉が重なり合い、筒状の草姿となります。その見た目からツツアナナスとも呼ばれています。
今回はビルベルギアの株分けと植え付け方をご紹介します!
目次
ビルベルギアの株分け方法
ではビルベルギアを株分けしてみましょう!
用意するもの
・ハサミ or カッター
・軍手(小さいながらも葉の縁に棘があるので、気になる方は軍手をしてください)
・新聞紙(下に新聞紙を敷くと後片付けが楽になります)
まず初めに鉢から株を抜いて、親株から子株を切り離します。
ハサミで切り離すと綺麗に株分けすることができます。
株元に残っている枯葉(袴)を取り除きます。取り除いた方が根がはやく出ます。
取り除くと、白い部分が見えてきます。
小さい子株は、親株から外さずに残しておくと生長がはやいです。
これで株分けは終了です!次は外した子株を植え付けていきます。
ビルベルギアの植え付け方法
ビルベルギアは水はけの良い用土を使うと、引き締まった形の良い株になります。オススメの用土は軽石、ろ材、鹿沼土、赤玉土、バークチップです。今回は軽石を使って植え付けます!
まず初めに、鉢の半分程度に軽石(用土)を入れます。
鉢の真ん中に子株を置き、周りに軽石を入れれば完成です!
これで植え付けは終了です!
ビルベルギアを株分けするメリット
ビルベルギアは株分けをしなくても大丈夫なのですが、株分けをした方が株を作り込む(自分好みの株に仕立てる)ことが出来ます!
また、通気性がよくなり、梅雨や夏場に蒸れる事を防ぎます。カイガラムシなどの害虫が発生した時も発見と捕殺がしやすくなります。
ビルベルギアの管理方法
日光・置き場所
ビルベルギアは直射日光が当たる場所で管理します。日光が足りていないと、葉の模様や色が綺麗に出ず、残念なものになってしまいます。
逆に日光が強すぎても色が抜けることがあるので、2週間ほど直射日光に当ててみて、色抜けするようであれば30%程度の遮光をしてください。
寒冷紗や遮光ネットはホームセンターや100均でも購入できます。
水やり
ビルベルギアは筒の部分に水を溜めるので、常に水が溜まった状態にします。
夏場は毎日水やりをするようにし、溜まっている水を綺麗なものに入れ替えてください。
冬場、室内で管理する場合は水が溜まらないようにし、1週間に1回ほどのペースで水やりをします。
肥料
肥料は特に必要ありませんが、1000倍に希釈した液肥を水やりの2回に1回のペースで与えるか、緩効性の固形肥料を用土の上に置いてください。
真冬の肥料は必要ありません。
いかがでしたでしょうか?ハナアナナスの名前で売られていることも多いビルベルギアですが、花だけでなく葉の模様が非常に美しいブロメリアになります。
皆さんもこれを機に群生しているビルベルギアを株分けして綺麗な株に仕立ててみませんか?
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