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こんなに綺麗な花が咲く!エアプランツの花26選

松本卓

松本卓

公開日 :

エアプランツを育てていると、よく『これって花は咲くの?』という質問を頂くのですが、しっかりと咲きます! それも見た目からは想像できないような美しい花を咲かせるものも多く、中には上品なランのような香りがするエアプランツもあります。
今回は様々な見た目の花を咲かせるエアプランツを集めたので、ぜひお気に入りのエアプランツを見つけてみてはいかがでしょう。

目次

エアプランツとは

エアプランツの花~26選~

エアプランツとは

エアプランツは中南米が原産の植物で、正式名称はTillandsia(ティランジア、チランジア)と言います。実はパイナップルの仲間で、ブロメリア科という科に属しています。
自然環境下では樹木や岩、サボテンなどに根を張っている着生植物で、土が無くても育てることができます。近年、100均やホームセンター、園芸店などでも販売されており、手軽に入手できるようになりました。
今回はそんなエアプランツの意外と知られていない花にフォーカスしたいと思います。

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エアプランツの花~26選~

今回は26種類の色も形もさまざまなエアプランツの花をご紹介します。

1.ティランジア・アルベルティアナ(Tillandsia albertiana)

紅色の花がとても美しいアルベルティアナです。数あるエアプランツの中でも屈指の花の美しさを誇るアルベルティアナですが、花が咲き辛いという特徴があります。 是非とも一度は生で見てほしいエアプランツの花になります。

紅色の花がとても美しいアルベルティアナです。

数あるエアプランツの中でも屈指の花の美しさを誇るアルベルティアナですが、花が咲き辛いという特徴があります。是非とも一度は生で見てほしいエアプランツの花です。

 

2.ティランジア・アエラントス(Tillandsia aeranthos)

赤色に近いピンクの花苞(かほう)にネイビーの花を咲かせるエアプランツ。 ブラジル~アルゼンチンと広範囲に自生しており、寒さ暑さに強く温暖な地域ならば通年屋外での管理が可能な場合があります。 ベルゲリなど他のエアプランツとの交雑種がアエラントスとして流通していることもあるため、開花した花を見て確認すると良いでしょう。

赤色に近いピンクの花苞(かほう)にネイビーの花を咲かせるエアプランツ。

ブラジル~アルゼンチンと広範囲に自生しており、寒さ暑さに強く温暖な地域ならば通年屋外での管理が可能な場合があります。ベルゲリなど他のエアプランツとの交雑種がアエラントスとして流通していることもあるため、開花した花を見て確認すると良いでしょう。

 

3.ティランジア・ベルゲリ(Tillandsia bergeri)

アルゼンチンに自生しているエアプランツで非常に強健なのが特徴。花が美しく、薄紫色の花弁がよじれるようにして咲く姿は一見の価値ありです。 ただしアエラントス同様に、他のエアプランツとの交雑種がベルゲリとして流通していることがあり、見た目ではまず判断が難しいため、花を確認すると良いでしょう。

アルゼンチンに自生しているエアプランツで非常に強健なのが特徴。花が美しく、薄紫色の花弁がよじれるようにして咲く姿は一見の価値ありです。

ただしアエラントス同様に、他のエアプランツとの交雑種がベルゲリとして流通していることがあり、見た目ではまず判断が難しいため、花を確認すると良いでしょう。

 

4.ティランジア・ブリオイデス(Tillandsia brioides)

非常に小さなエアプランツで、トリコレピスに似ていますが、ブリオイデスは開花時に花茎が伸びないため区別することができます。 枯らすよりも風などで落として失くすことがままあるため、管理には注意が必要です。

非常に小さなエアプランツで、トリコレピスに似ていますが、ブリオイデスは開花時に花茎が伸びないため区別することができます。

枯らすよりも風などで落として失くすことがままあるため、管理には注意が必要です。

 

花色は黄色でとても可愛らしいです。

花色は黄色でとても可愛らしいです。

ティランジア・ブリオイデス

  • ブリオイデスは極小種で形成されるディアフォランテマ亜属に分類されています。

    草姿はペディセラータやトリコレピスと非常に似ており、花を咲かせてみたらトリコレピスだったということがあるようです。

    ブリオイデスとトリコレピスの違いは花茎が伸びるか伸びないかです。

    ブリオイデスは黄色の花を花茎を伸ばさずに咲かせますが、トリコレピスは花茎を伸ばします。

    ペディセラータとブリオイデスの違いは花色で、ペディセラータが黒花を咲かせるため花を見ればすぐにわかると思います。

    性質的にはトリコレピスやカピラリスと似通っており、高温を避ければ難しくありません。

    台風などの暴風で飛ばされてしまうと発見することが困難なため、気をつけましょう。

 

5.ティランジア・カネッセンス(Tillandsia canescens)

2000年ごろに発見された新種のエアプランツで、カリブ海沿岸に自生しています。プラスチックのような質感で、真っ赤に染まった花苞(かほう)が特徴。 栄養状態が良いと花序が複数に分岐します。

2000年ごろに発見された新種のエアプランツで、カリブ海沿岸に自生しています。プラスチックのような質感で、真っ赤に染まった花苞(かほう)が特徴。
栄養状態が良いと花序が複数に分岐します。

 

花色は淡い紫色で、筒状花を咲かせます。花芽が出始めてから開花するまで半年近くかかる場合がありますが、焦らずじっくり待ちましょう。 日光をよく当てると綺麗に花苞の色が出ます。

花色は淡い紫色で、筒状花を咲かせます。花芽が出始めてから開花するまで半年近くかかる場合がありますが、焦らずじっくり待ちましょう。
日光をよく当てると綺麗に花苞の色が出ます。

ティランジア・カネッセンス

  • 2000年頃に発見された新種のティランジアです。小型の緑葉種でカピタータ・ドミンゲンシスなどの自生地でもあるカリブ海周辺が原産です。

    花序が豪華なのが特徴で、ベタっとした赤色が花序全体に張り付き、プラスチックのおもちゃのような質感を出しています。

    さらに3~6程度に分岐するため非常に見ごたえがあります。花は薄紫色の筒状花と比較的ありふれたものですが、花序とのコントラストが美しいです。

    カリブ海周辺が原産ということで寒さに弱い印象がありますが、10℃を下回らなければ特に問題はないようです。

    暑さにも比較的強いため、栽培はそれほど難しい品種ではないでしょう。

 

6.ティランジア・カルミネア(Tillandsia carminea)

花苞がカーミン色に染まることからカルミネアと名づけられましたが、栽培環境に順応するまでは綺麗に染まりにくい傾向があるようです。

花苞がカーミン色に染まることからカルミネアと名づけられましたが、栽培環境に順応するまでは綺麗に染まりにくい傾向があるようです。

 

薄紫色の大輪の花を咲かせます。花弁が肉厚でボリュームがあり、観賞価値が非常に高いです。

薄紫色の大輪の花を咲かせます。花弁が肉厚でボリュームがあり、観賞価値が非常に高いです。

ティランジア・カルミネア

  • ブラジルの固有種で、肉厚な葉に美しい花を咲かせる美種です。

    名前の由来は花苞がカーミン色に染まるからだそうです。

    ストリクタに似た花苞の形で、株が充実していればとてもボリュームのある花を咲かせてくれるでしょう。

    原産地はブラジルのリオデジャネイロ州にあるロゼア山です。ほぼ垂直の断崖絶壁に、二枚目の写真のような形で自生しています。

    中々開花せず、長く下垂した茎の先端部分に葉が密集します。

    また、子株を出す数も非常に少ない為、スプレンゲリアナやカウツキー以上に増えません。

    葉は肉厚でトリコームが薄く乗っており、片方に強く湾曲します。

    性質的には癖が強く、栽培難種とされています。

    他のティランジアに比べ根が重要なようで、いかに早く発根活着をさせるかがポイントのようです。

    数年前にカルミネアを育種していたナーセリーが無くなったため、現在カルミネアはほとんど流通していません。

    ストリクタ・ピニフォルミスがカルミネアとして流通することもありますが、本種とは全くの別種で、見た目も全く違います。

    また、テヌイフォリアの小型種にカルミネアに草姿が似ているものがあり、カルミネアとして流通したそうですが、現在はそのテヌイフォリアもほとんど流通していません。

 

7.ティランジア cf. カピラリス(Tillandsia cf. capillaris HR5174)

カピラリスではないだろうかと思われているエアプランツです。3~5cm程度の小さな身体から大きな花を咲かせます。 花弁の縁に青や濃い紫のような色が入ります。花には芳香があり、ランなどの植物の花に似た香りを漂わせます。

カピラリスではないだろうかと思われているエアプランツです。3~5cm程度の小さな身体から大きな花を咲かせます。

花弁の縁に青や濃い紫のような色が入ります。花には芳香があり、ランなどの植物の花に似た香りを漂わせます。

ティランジア cf. カピラリス HR5174(Blue Fl.)

  • cf. カピラリスとはカピラリスに極めて近い類似種という意味です。

    通常のカピラリスは黄色い花が咲きますが、こちらは青い花を咲かせる非常に珍しいタイプです。

    葉も太くカピラリスの中でも大きいため、花も比較的大輪です。しかしながらカピラリスは草姿が非常に似通っているものが多いため、実際に咲いてみないと分からない場合が多いです。

    札違いのものを買わないようにするためには、実際に咲いている株を購入するか、確実に青花の咲いた株から株分けされたものを購入すると良いでしょう。

 

8.ティランジア・カピラリス(Tillandsia capillaris HR7101c)

白い花を咲かせるカピラリス。小指の先ほどの大きさしかありませんが甘い香りが強くあります。 花弁は透け感がありキラキラとラメを塗ったかのような表面は非常に美しいです。

白い花を咲かせるカピラリス。小指の先ほどの大きさしかありませんが甘い香りが強くあります。

花弁は透け感がありキラキラとラメを塗ったかのような表面は非常に美しいです。

 

9.ティランジア・クロカータ・トリスティス(Tillandsia crocata var. tristis)

極小型種が多く属しているディアフォランテマ亜属に分類されているエアプランツです。 クロカータとは黄色い花と言う意味で、その名の通り綺麗な黄色の三弁花を咲かせます。香りが非常に強く、複数の花が同時に開花すると部屋中がトリスティスの香りで充満するほどです。

極小型種が多く属しているディアフォランテマ亜属に分類されているエアプランツです。

クロカータとは黄色い花と言う意味で、その名の通り綺麗な黄色の三弁花を咲かせます。香りが非常に強く、複数の花が同時に開花すると部屋中がトリスティスの香りで充満するほどです。

 

10.ティランジア・ディスティカ(Tillandsia disticha)

ディスティカはつぼ型のエアプランツで、小さくて黄色い花を咲かせます。花弁はよじれており、独特な形をしています。 株が充実していると花序の分岐する数も増え、花数も多くなります。

ディスティカはつぼ型のエアプランツで、小さくて黄色い花を咲かせます。花弁はよじれており、独特な形をしています。

株が充実していると花序の分岐する数も増え、花数も多くなります。

ティランジア・ディスティカ

  • 壺型のティランジアで、小さな壺の胴体から伸びる長い葉が可愛らしい品種です。

    大きさの変異が多く、比較的小さなサイズで咲くものや巨大に成長してから咲くものなど様々です。

    花は小さな黄色の花を咲かせ、花弁がよじれます。芳香はありませんが、一斉に開花するととても可愛らしいです。

    花だけでなく花序の分岐も素晴らしく、見ごたえのある品種だと思います。

 

11.ティランジア・ダイエリアナ(Tillandsia dyeriana)

紅色の花苞に純白の花を咲かせる美しいエアプランツです。低温に弱く高温多湿を好む品種で、タンクタイプのエアプランツになります。 花序が綺麗に分岐したダイエリアナは非常に美しく、いかに花序を分岐させられるかが腕の見せ所でしょう。 ※近年ティランジア属からラシナエア属へ再分類されました。

紅色の花苞に純白の花を咲かせる美しいエアプランツです。低温に弱く高温多湿を好む品種で、タンクタイプのエアプランツになります。

花序が綺麗に分岐したダイエリアナは非常に美しく、いかに花序を分岐させられるかが腕の見せ所でしょう。
※近年ティランジア属からラシナエア属へ再分類されました。

 

12.ティランジア・エディシアエ(Tillandsia edithiae)

ボリビアが原産のエアプランツで、有茎種になります。トリコームに覆われた肉厚な葉と、真紅の花苞から同じく真紅の花を咲かせる非常に美しいエアプランツです。  生長が遅く、花が咲きにくい傾向があるため、気長に育てられる人に向いています。

ボリビアが原産のエアプランツで、有茎種になります。トリコームに覆われた肉厚な葉と、真紅の花苞から同じく真紅の花を咲かせる非常に美しいエアプランツです。

生長が遅く、花が咲きにくい傾向があるため、気長に育てられる人に向いています。

ティランジア・エディシアエ

  • 真紅の花を咲かせる美花種で白いトリコームに覆われたボディが美しい有茎種です。

    不定芽をよく吹きますが生長が遅いです。基本的に強健で育てやすい品種と言えます。

 

13.ティランジア・フネブリス(Tillamdsia funebris ‘Turn Orange’)

ディアフォランテマ亜属に分類されているエアプランツです。花色の変異が大きく、黄色やこげ茶など複数の色が確認されています。 その中でもターンオレンジと呼ばれる品種は咲き始めはこげ茶で咲き終わりにかけてオレンジ色に花色が変わっていきます。

ディアフォランテマ亜属に分類されているエアプランツです。花色の変異が大きく、黄色やこげ茶など複数の色が確認されています。

その中でもターンオレンジと呼ばれる品種は咲き始めはこげ茶で咲き終わりにかけてオレンジ色に花色が変わっていきます。

ティランジア・フネブリス

  • ディアフォランテマ亜属に分類される極小種です。花には芳香性があり、蘭を思わせるような甘い香りを漂わせます。花色が複数あり、基本はオールドゴールドですがこげ茶やオレンジ色もあります。

    画像のティランジア・フネブリスは開花直後はこげ茶色ですが、開花終了に向けてオレンジ色になるタイプです。

    癖の強いものが多いディアフォランテマ亜属の中でも栽培が容易で初心者の方にオススメです。

    ティランジア・レクタングラと草姿が似ていますが、本種のほうが葉が柔らかく長いのが特徴です。

 

14.ティランジア・イオナンタ・アルボマルギナータ(Tillandsia ionantha ‘Albomalginata’)

最も一般的なエアプランツの一つであろうイオナンタの斑入り(白覆輪)品種です。 開花時は斑の部分がピンク色に染まり、非常に美しい配色となります。

最も一般的なエアプランツの一つであろうイオナンタの斑入り(白覆輪)品種です。

開花時は斑の部分がピンク色に染まり、非常に美しい配色となります。

ティランジア・イオナンタ・アルボマルギナータ

  • イオナンタ・メキシコの斑入り個体です。アルボマルギナータは白覆輪(葉の外側に斑が入る)という意味で、斑入り個体ではあるものの強日照下に置いておく方が調子が良いです。

    開花時に染まる葉色がとても美しい美種です。

 

15.ティランジア・イオナンタ・フエゴイエロー(Tillandsia ionantha ‘Fuego Yellow‘)

イオナンタ・フエゴの色彩変異種で、開花時に葉が黄色く染まり、紫色の筒状花を咲かせます。(通常は葉が赤く染まり村黄色の筒状花) なぜ開花時にこのような色になるのか原因は不明ですが、非常に美しいエアプランツです。

イオナンタ・フエゴの色彩変異種で、開花時に葉が黄色く染まり、紫色の筒状花を咲かせます。(通常は葉が赤く染まり村黄色の筒状花)

なぜ開花時にこのような色になるのか原因は不明ですが、非常に美しいエアプランツです。

 

16.ティランジア・イオナンタ・ピーチ(Tillandsia ionantha ‘Peach’ NTH142)

その名の通り開花時に葉が桃色~黄桃色に染まるイオナンタです。メキシコのタスコで採取されたもので、通常のイオナンタよりも小型で開花するのが特徴。

その名の通り開花時に葉が桃色~黄桃色に染まるイオナンタです。メキシコのタスコで採取されたもので、通常のイオナンタよりも小型で開花するのが特徴。

 

十分に日光に当てるととてもきれいに発色します。

十分に日光に当てるととてもきれいに発色します。

ティランジア・イオナンタ ’ピーチ’

  • メキシコのタスコにて採取された、開花時に葉が桃色に染まるイオナンタです。名前の後ろにNTH(New Tilladsia Handbook)142と書かれた血統書付きの株があり、流通量が少ない希少種です。

    本種はイオナンタの中でも特に小型のものとなっています。イオナンタ・ドゥルイドがイオナンタ・ピーチとして出回ることがありますが、花の色が違うので、見分ける事が出来ます。

    また、明らかにイオナンタ・ドゥルイドよりもイオナンタ・ピーチの方が小型なので、そこでも見分ける事が出来ます。

    性質は強健で、子株も多く吹き、毎年開花する場合もある優秀な品種です。

    今はまだ流通量が少なく、限られた場所でしか販売されていませんが、今後の普及が待ち遠しいとても魅力的な品種です。

 

17.ティランジア・ドゥルイド(Tillandsia ionantha ‘Druid’)

メキシコのベラクルス州で採取されたイオナンタの白花個体から選抜された品種です。開花時に葉が山吹色に染まるのが特徴で、こちらも通常のイオナンタよりもやや小型で開花します。 複数のクローンがあるそうですが、詳しい情報は既に残っておらず、真相を解明する手段はもうありません。

メキシコのベラクルス州で採取されたイオナンタの白花個体から選抜された品種です。開花時に葉が山吹色に染まるのが特徴で、こちらも通常のイオナンタよりもやや小型で開花します。

複数のクローンがあるそうですが、詳しい情報は既に残っておらず、真相を解明する手段はもうありません。

ティランジア・イオナンタ・ドゥルイド

  • 1971年にメキシコのベラクルス州で採取された白花個体のクローンです。

    イオナンタ・アルバと違い山吹色に染まります。

 

18.ティランジア・イオナンタ・ストリクタ・ファスティギアータ(Tillandsia ionantha v. stricta f. fastigiata)

別名イオナンタ・ヘーゼルナッツと呼ばれているエアプランツです。 葉先がすぼみ胴体が丸く膨らんでいるのが特徴で、開花時は通常のイオナンタ同様に真っ赤に葉が染まります。

別名イオナンタ・ヘーゼルナッツと呼ばれているエアプランツです。

葉先がすぼみ胴体が丸く膨らんでいるのが特徴で、開花時は通常のイオナンタ同様に真っ赤に葉が染まります。

ティランジア・イオナンタ ‘ヘーゼルナッツ’

  • イオナンタ・ヘーゼルナッツは、イオナンタ・ストリクタ・ファスティギアータの選抜個体です。

    ファスティギアータは別名イオナンタ・ピーナッツと呼ばれていますが、より葉が太く、大きくなるものがヘーゼルナッツとされているようです。

    ころころとした草姿は非常に可愛らしく、イオナンタの中でも人気があります。

    開花時にはしっかりと赤く色づき、綺麗な紅葉を見せてくれます。

    性質的にも強健で、育てやすいティランジアになります。

 

19.ティランジア・カウツキー(Tillandsia kautsuky)

ブラジルが原産のエアプランツです。赤い花苞から同じく赤い花を咲かせる美花種で、スプレンゲリアナ、ガルドネリなどと合わせてブラジル赤花と呼ばれています。 紡錘形の草姿にメタリックな葉が人気のポイント。

ブラジルが原産のエアプランツです。赤い花苞から同じく赤~ピンク色の花を咲かせる美花種で、スプレンゲリアナ、ガルドネリなどと合わせてブラジル赤花と呼ばれています。

紡錘形の草姿にメタリックな葉が人気のポイント。

ティランジア・カウツキー

  • スプレンゲリアナやスークレイなどと同じブラジル赤花の1つです。

    スプレンゲリアナと同じようなティアラドロップ型の草姿をしており、栗の様に先がすぼまったものや開けているものなどがあります。

    地域変種が多く、さらに近年では実生繁殖株が多く流通していることもあり、個体差が激しいです。

    美しい赤花とメタリックな印象を与えるトリコームは非常に美しく、誰しもが一度は憧れる品種ではないでしょうか。

    カウツキーは発見者であるロベルト・アンセルモ・カウツキー氏(1924 – 2010)によって、1972年にカウツキー氏の広大な農園場内(ブラジルのエスピリトサント州、ドミンゴマルチンス近郊)で発見されました。

    自生地ではストリクタが多く生えているような森に生えており、性質的にも似通った部分があります。

    これまでカウツキーはその希少性からCITESⅡに登録されていましたが、2013年に外されました。

    理由としては個体数の増加などではなく、自生地がブラジルの国立公園に指定されたこととCITESに登録されてから不正な流通が見られなかったためだそうです。

    また、CITESから除外されたことにより輸出入のハードルが下がったように感じられます。

 

20.ティランジア・ロリアセア(Tillandsia loliacea)

ディアフォランテマ亜属に分類されているエアプランツで、芳香性の甘い香りがする黄色の小さな花を咲かせます。

ディアフォランテマ亜属に分類されているエアプランツで、芳香性の甘い香りがする黄色の小さな花を咲かせます。

 

21.ティランジア・ネグレクタ・ルブラ(Tillandsia neglecta ‘Rubra’)

強い日光に当てると驚くほど赤く発色するネグレクタの選抜品種、ルブラです。ネグレクタ特有のインディゴブルーの花弁と真っ赤な葉のコントラストが非常に美しく、カッコいいエアプランツです。 性質も強健なので初心者の方にもおすすめです。

強い日光に当てると驚くほど赤く発色するネグレクタの選抜品種、ルブラです。ネグレクタ特有のインディゴブルーの花弁と真っ赤な葉のコントラストが非常に美しく、カッコいいエアプランツです。

性質も強健なので初心者の方にもおすすめです。

ティランジア・ネグレクタ・ルブラ

  • ブラジルの断崖絶壁に生えています。そのため、画像のように株元を真横にするように活着させるとネグレクタらしい草姿になります。花序と花苞が赤く染まり、青紫色の筒状花が咲く美花種です。水を多く求めるので水やりを多くするか、コルクに水苔を巻くなどして高湿度を保つと調子がいいです。

    ネグレクタ・ルブラはネグレクタの中でも全体が赤く染まる品種で、葉焼けしないギリギリを見極めると、とても綺麗に染まります。

 

22.ティランジア・スプレンゲリアナ(Tillandsia sprengeliana)

カウツキーと同じくブラジル原産のエアプランツです。草姿は紡錘型でカウツキーに似ていますがスプレンゲリアナの方が葉が柔らかく、またトリコームが粗く大きいです。 チェリーピンクの花苞から真っ赤な花を咲かせる美花種で、人気が非常に高いです。また地域変異や実生による個体差がかなりあります。以前はCITESに登録されていましたが、現在は外されています。

カウツキーと同じくブラジル原産のエアプランツです。草姿は紡錘型でカウツキーに似ていますがスプレンゲリアナの方が葉が柔らかく、またトリコームが粗く大きいです。

チェリーピンクの花苞から真っ赤な花を咲かせる美花種で、人気が非常に高いです。また地域変異や実生による個体差がかなりあります。以前はCITESに登録されていましたが、現在は外されています。

ティランジア・スプレンゲリアナ

  • ティアラ型の草姿をもつ小型ティランジアです。ブラジルの固有種で小さな草体に大きな赤花をつけます。

    大きなトリコームが美しい人気種です。

    現在ドイツやアメリカで実生繁殖が行われており、個体差が激しくなっています。その分CITESⅡに登録されてきたときよりも価格が下がり手に入れやすくなってきています。

    購入するときは通販サイトやオークションを利用すると比較的安価で購入することが出来ます。

    自生地のブラジルではティランジア・ストリクタに混ざって自生しているため、強健で管理は楽です。

 

23.ティランジア・ウスネオイデス(Tillandsia usuneoides)

別名スパニッシュモス、和名サルオガセモドキとも呼ばれているウスネオイデスは、緑色の小さな花を咲かせます。ディアフォランテマ亜属に分類されており、花には芳香がありますが、昼間はさほど香らず夕方~夜にかけて香りが強くなります。 葉の細さや長さが様々あるため、つい集めたくなってしまいます。

別名スパニッシュモス、和名サルオガセモドキとも呼ばれているウスネオイデスは、緑色の小さな花を咲かせます。ディアフォランテマ亜属に分類されており、花には芳香がありますが、昼間はさほど香らず夕方~夜にかけて香りが強くなります。

葉の細さや長さが様々あるため、つい集めたくなってしまいます。

 

たまに花弁が4枚あるものも出てきます。

たまに花弁が4枚あるものも出てきます。

ティランジア・ウスネオイデス

  • ティランジア・ウスネオイデスは、原産地の中南米で緩衝材に使われていた少し変わったティランジアです。

    一節一節が一株となっており、サルオガセのように長く垂れ下がることからウスネオイデス(サルオガセモドキ)と呼ばれています。

    小さい緑色の甘い香りのする花を咲かせます。

    地域変種が多く、葉がとても太いものから髪の毛のように細いものまであります。

 

24.ティランジア・ウスネオイデス(黒花)(Tillandsia usuneoides (Black Fl.))

通常のウスネオイデスと違いこげ茶~黒色の花を咲かせるものです。ウスネオイデスの割に増えにくく、流通はあまりしていないのが現状です。

通常のウスネオイデスと違いこげ茶~黒色の花を咲かせるものです。ウスネオイデスの割に増えにくく、流通はあまりしていないのが現状です。

 

25.ティランジア・クシフィオイデス・ファジーフォーム(Tillandsia xiphioides ‘Fuzzy Form’)

ボリビア原産のエアプランツで、非常に強健なエアプランツになります。花は純白で縁がフリル状になっており、非常に上品で可愛らしい花を咲かせます。 また芳香性で甘くランにも負けずとも劣らない良い香りがします。

ボリビア原産のエアプランツで、非常に強健なエアプランツになります。花は純白で縁がフリル状になっており、非常に上品で可愛らしい花を咲かせます。
また芳香性で甘くランにも負けずとも劣らない良い香りがします。

 

花の大きさは直径約3cmとエアプランツの中では大きい部類になります。そのため見ごたえもばっちりで、丈夫で育てやすく花も綺麗というとても優秀なエアプランツです。 ただし機嫌を損ねると10年近く花が咲かないこともあるという一面も持っているため、開花まで気長に待てる方におすすめのエアプランツです。

花の大きさは直径約3cmとエアプランツの中では大きい部類になります。そのため見ごたえもばっちりで、丈夫で育てやすく花も綺麗というとても優秀なエアプランツです。

ただし機嫌を損ねると10年近く花が咲かないこともあるという一面も持っているため、開花まで気長に待てる方におすすめのエアプランツです。

ティランジア・クシフィオイデス・ファジーフォーム

  • 基本種のクシフィオイデスに比べてトリコームが多く、フサフサしているのが特徴です。

    また、不定芽を多く出し、成長が非常に遅いです。また、中々開花せず、期限を損ねると10年以上開花しないこともあるようです。

    しかし一度開花すると開花癖が付くようで、その後は多少開花しやすくなるようです。

    数年前までは基本種よりもファジーフォームの方が入手が困難だったのですが、最近では基本種よりも入手が容易になっています。

    花はフリルの付いた純白で、甘い匂いを漂わせます。

    性質的にも強健で、強日光と乾燥に強く、栽培は比較的容易です。

 

26.ティランジア・エルトニアナ(Tillandsia eltoniana)

赤く刺々しい花序から咲かせるのは淡いラベンダー色の可憐な花。本来であれば花序が長く伸び、下垂しますが、猛暑などの環境によっては下垂しないことがあります。 花に香りはありませんが、そのカッコいい花序は一見の価値ありです。

赤く刺々しい花序から咲かせるのは淡いラベンダー色の可憐な花。本来であれば花序が長く伸び、下垂しますが、猛暑などの環境によっては下垂しないことがあります。

花に香りはありませんが、そのカッコいい花序は一見の価値ありです。

ティランジア・エルトニアナ

  • エルトニアナは中型のティランジアで、硬く尖った葉が特徴的です。

    見た目は一般的な硬葉系ティランジアですが、花が素晴らしく、真っ赤な花序が下垂し、株が充実していると分岐します。

    花序の形も槍のような感じで大変カッコいいです。

    性質的には強健で生長速度も遅くなく、育てやすい品種なのですが、中々開花しないのが玉にきずです。

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葉などの草姿だけでなく、花も楽しめるエアプランツ。栽培環境が合っていれば綺麗な花を咲かせてくれるので、育てるときの一つの目安にしてみるのも楽しいものです。

 

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松本卓
松本卓

趣味はチランジアの管理と爬虫類の世話。些細なきっかけでチランジアを育て始めたが、チランジア好きが派生して現在は日本ブロメリア協会にも所属。チランジアは小型で花の綺麗なものが好きで、チランジアを眺めているときが至福のひと時。最近の悩みは自宅で育てているチランジアが多くなりすぎて置き場所が無くなってきたこと。

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