10月30日の誕生花と花言葉|ワレモコウ
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10月30日の誕生花は「ワレモコウ」です。「ワレモコウ」について、花言葉や花の特徴、花言葉の由来、種類など気になる情報をご紹介!
10月30日の誕生花
10月30日の誕生花は「ワレモコウ」
「ワレモコウ」の花言葉は「変化」「愛慕」
ワレモコウとは|花の特徴、花言葉の由来
ワレモコウは、日当たりの良い草原や山、川辺に自生するバラ科の多年草。日本では北海道から九州に分布しています。
ワレモコウの花が咲くのは、6月~10月です。花の時期になると、50~160cmほどまで伸びた細い茎の先に、1~2cmほどのボールのような花穂をつけます。花穂の色は茶色に近い赤色です。ワレモコウの葉は細長い楕円形で、縁に波打つような切れ込みがあり、株元につきます。
耐寒性、耐暑性に優れ、手をかけなくてもよく育ち、初春から晩秋まで美しい花穂を楽しめます。冬は地上部を枯らせて冬越しますが、春に再び芽吹くので、長く楽しめる草花です。庭植えや寄せ植えのアクセントとして使ったり、切り花やドライフラワーとしても人気があります。
ワレモコウの花言葉「愛慕」は、花穂の愛嬌のある姿が何とも愛らしく、そんな姿に由来しています。また「変化」という花言葉は、上から下に向かって順に花を咲かせることからつけられたようです。
ワレモコウの学名 Sanguisorba officinalis の「Sanguisorba」とは、ラテン語で「血」と「吸収する」という意味があります。これはワレモコウの根にタンニンが含まれ、古くから止血効果のある薬とされていたことが由来です。「officinalis」は「薬用効果のある」という意味があり、薬草の種類であることがわかります。
ワレモコウの種類
ワレモコウの花穂の色は茶色に近い赤色が一般的ですが、白花や桃花種もあります。その他にも花穂が長いものや斑入り品種、草丈20~30cmの矮性品種などの種類があり、矮性品種には「屋久島ワレモコウ」「済州島ワレモコウ」「タンナ(丹那)ワレモコウ」などがあります。
ハーブの一種であるサラダバーネットもワレモコウの仲間で、よく見るとワレモコウによく似た葉をしています。
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