トリテレイア(ブローディア)とは?育て方・栽培方法|植物図鑑

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植物名
トリテレイア(ブローディア)
学名

Triteleia

英名
Brodia、Tripletlily
別名・流通名
ヒメアガパンサス
科名
キジカクシ科
属名
トリテレイア属
原産地
北アメリカ

トリテレイア(ブローディア)の特徴

トリテレイア(ブローディア)は、初夏にラッパ型の花を放射状に咲かせる球根植物。花色は青紫系がポピュラーですが、白やピンク、赤、黄色などもあります。アガパンサスを小さくしたような花の形から、ヒメアガパンサスとも呼ばれていますが、分類上は別属の全く異なる植物です。

秋に球根を植えると、早春に芽を出して、初夏に花茎が伸びて開花します。庭植えや鉢植えのほか、切り花としても流通量が多い花です。以前はブローディアと呼ばれていましたが、分類変更により現在はトリテレイアになりましたが、両方の名前で流通しているようです。

トリテレイア(ブローディア)の詳細情報

園芸分類 球根
草丈・樹高 30~70cm
耐寒性 強い
耐暑性 休眠期
花色 青、紫、白、ピンク、赤、黄色、複色
開花時期 5月~7月

トリテレイア(ブローディア)の花言葉

 

トリテレイア(ブローディア)の育て方カレンダー

時期 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
開花
植え付け

トリテレイア(ブローディア)の栽培環境

日当たり・置き場所

日当たりの良い場所を好みます。寒風に当たると葉先が傷むため、風の通り道になるような場所への植え付けは避けましょう。適所であれば、3~4年は植えっぱなしで管理できます。

用土

水はけの良い場所を好みます。すでに一般的な草花が咲いている土なら、そのまま植え付け可能です。

鉢植えは、草花用か球根用の培養土で栽培できます。

トリテレイア(ブローディア)の育て方のポイント

水やり

地植えは、植え付けたらたっぷりと水を与え、その後は降雨に任せます。

鉢植えは、鉢の表面が乾いたら、たっぷりと水やりをするようにします。過湿になると球根が腐るので、水のやりすぎに注意します。花の開花後、葉が枯れるまでは水やりをし、枯れてきたら夏場は断水します。

肥料

元肥は入れず、植え付け後、緩効性肥料を株元に置きます。その後は芽が出てきた時と花後に追肥します。過肥にすると球根が腐る場合があるので注意しましょう。

病害虫

目立った病害虫の害はありません。

トリテレイア(ブローディア)の詳しい育て方

選び方

かびの生えていないきれいな球根を選びましょう。

植え付け

10月~11月が球根の植え付け時です。

植え付ける深さは、地植えで5~10cm、鉢植えで3~5cm程度です。球根の大きさによっても変わるので、説明書きを確認してから植え付けましょう。

植え替え・鉢替え

地植え

梅雨や長雨の時期に水がたまる場所は、花後、葉が枯れてきたタイミングで球根を掘り上げて秋まで保管します。常に水はけが良い状態を保つことができれば植えっぱなしでも管理できます。数年に一度、球根が混み合い、花数が少なくなったら掘り上げて植えなおしましょう。

鉢植え

数年に一度、秋に新しい土に植え替えを行いましょう。

5月~7月が開花時期です。すべての花が終わった花茎は、根元で切り取りましょう。

夏越し

夏は休眠期です。鉢植えは葉が枯れてきたら断水し、鉢を軒下の雨が当たりにくい場所に移動させます。

増やし方(株分け、挿し木、葉挿しなど)

分球で増やすことができます。

  • 監修者:LOVEGREEN編集部
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