エンレイソウ(延齢草)の花言葉|種類、花の特徴、名前と花言葉の由来 

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エンレイソウ(延齢草)の花言葉や種類、花の特徴、名前と花言葉の由来をご紹介!エンレイソウ(延齢草)は、小さな美しい花を咲かせる山野草。日本でも森や林の湿った場所に自生しています。

目次

エンレイソウ(延齢草)の花言葉

canva 画像 エンレイソウ

「エンレイソウ(延齢草)」の花言葉は「奥ゆかしい美しさ」「叡智」

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エンレイソウ(延齢草)について|基本情報

科・属 ユリ科・エンレイソウ属
和名 延齢草
英名 Wake robin
学名 Trillium
原産地 東アジア
開花期 4月~5月

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エンレイソウ(延齢草)とは|花の特徴、名前と花言葉の由来

冬から早春(1月~3月)に咲く茶色の野草の花エンレイソウ

エンレイソウ(延齢草)は、東アジア~ヒマラヤなどに分布する多年草。湿り気のある森や林の中に自生し、白、茶、ピンク色などの小さな花(花径1~2cmほど)を咲かせます。草丈は20~40cmほどです。エンレイソウ(延齢草)の葉には葉柄がなく、茎から直接葉が生えて広がっています。葉に対しての花の大きさはとても小さく、大きな葉がドレスのように見えるため「森の貴婦人」とも呼ばれています。

エンレイソウ(延齢草)は、スプリングエフェメラル(spring ephemeral)と呼ばれることもあります。スプリングエフェメラルとは、英語で「春の儚いもの」という意味。「春の妖精」とも言われます。地上部を枯らして休眠している期間が長い、春の訪れを知らせてくれる儚げな多年草です。

エンレイソウ(延齢草)を家庭で育てる際は、秋~春は日なたに置き、初夏以降は日陰へ移動させます。真夏の高温期はなるべく温度変化が小さく、湿度が保たれる涼しい日陰で管理することがポイントです。エンレイソウ(延齢草)がよく育つ環境は、シダなどが好む環境に似ています。

 

オオバナノエンレイソウ

エンレイソウ(延齢草)の仲間は、葉が3枚、ガクが3枚、花弁が3枚になっている特徴があります。学名のTrillium(トリリウム)は、「tri(3つ)」と「lilium(ユリ)」という意味をもつ言葉が合わさっていて、葉やガク、花弁がそれぞれ3枚であることから付けられています。

エンレイソウ(延齢草)は、古くから胃腸薬などの薬草として使われてきたり、エンレイソウ(延齢草)を摂取したことで命をとりとめたという話があることが名前の由来となっているようです。ただ、由来とは逆にサポニンなどの毒があるとも言われています。口に入れないように注意が必要です。

エンレイソウ(延齢草)の花言葉「奥ゆかしい美しさ」は、ひそやかに森の中で美しく咲く姿からイメージして付けられたと言われています。また、白くて美しい花が神々しく見えることから「叡智」という花言葉がついたそうです。

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エンレイソウ(延齢草)の種類

トイシノエンレイソウ(砥石の延齢草)

北海道の砥石山で見つかったエンレイソウ(延齢草)。まれにガクが澄んだ緑色のタイプも見られます。

ミヤマエンレイソウ(深山延齢草)

冬から早春(1月~3月)に咲く白色の野草の花ミヤマエンレイソウ

白い花を咲かせます。別名を白花延齢草といいます。

ヒダカエンレイソウ(日高延齢草)

日高地方で見つかったエンレイソウ(延齢草)の仲間。 エンレイソウ(延齢草)とミヤマエンレイソウ(白花延齢草)との雑種。濃いえんじ色の花を咲かせます。

ムラサキエンレイソウ(紫延齢草)

薄い紫色の花を咲かせます。

オオバナノエンレイソウ(大花延齢草)

オオバナノエンレイソウ

花が大きな品種。花径5~6cmの花を咲かせる特徴があります。北海道でよく見られます。

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