7月24日の誕生花と花言葉|百合(ユリ)
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7月24日の誕生花は「百合(ユリ)」です。「百合(ユリ)」について、花言葉や基本情報、花の特徴、名前や花言葉の由来など気になる情報をご紹介!
7月24日の誕生花
7月24日の誕生花は「百合(ユリ)」
「百合(ユリ)」の花言葉は「純粋」「無垢」
百合(ユリ)の色別の花言葉
白い百合(ユリ)の花言葉は「純潔」「威厳」
オレンジの百合(ユリ)の花言葉は「華麗 」
ピンクの百合(ユリ)の花言葉は「虚栄心 」
黄色の百合(ユリ)の花言葉は「陽気」
百合(ユリ)について
科・属 | ユリ科・ユリ属 |
和名 | 百合 |
英名 | Lily |
学名 | Lilium |
原産地 | 北半球 |
開花期 | 5月~8月 |
百合(ユリ)とは|花の特徴・名前と花言葉の由来
百合(ユリ)はユリ科の球根植物で、5月~8月に白やピンク、黄色などの香りの強い大ぶりの花を咲かせます。日本からヨーロッパに伝わったいくつかの品種は、花の美しさが評価され、多くの園芸品種の親となっています。また、テッポウユリはその美しさと花もちの良さから、それまでのマドンナリリーの代わりとして教会で使用されるようになったと言われています。
百合(ユリ)という名前は、細い茎に咲く大きい花が、風に吹かれて揺れる姿から「揺すり」と言われ、それが変化して「百合(ユリ)」と呼ばれるようになりました。漢字の「百合」は、百合(ユリ)の花の鱗片がたくさん重なっているところからきているとそうです。
百合(ユリ)の花言葉「純粋」「無垢」は、百合(ユリ)の花の清らかな美しさが由来となっています。
百合(ユリ)の種類
百合(ユリ)の自生種は約100品種あり、そのうちの15品種ほどが日本に自生しています。日本に自生する代表的な品種を紹介します。
ヤマユリ
ヤマユリは、良い香りと花びらの黄色い帯状の筋と斑点が印象的な百合(ユリ)です。カサブランカなど、オリエンタルハイブリッドといわれる園芸品種グループの親となっています。
テッポウユリ
テッポウユリは、日本では沖縄や屋久島に多く分布しています。純白でラッパの形をした花を横向きに咲かせる姿が美しく、花もちも良いため、ヨーロッパで高く評価され、教会などの宗教儀式で使用されるようになりました。
カノコユリ
カノコユリは、日本の九州や四国、台湾、中国の一部地域に自生しています。花びらが反り返るように下向きに咲き、鹿の子模様の斑点があるのが特徴です。
スカシユリ
スカシユリは、花を上向きに咲かせるのが特徴的で、世界中に広く分布しています。花びらの下の方が細くなっていて、花びらと花びらの間に隙間ができることが名前の由来だと言われています。
ササユリ
ササユリは、淡いピンクの花をうつむくように咲かせる可憐な百合(ユリ)です。名のとおり葉はササの葉に似ていて、野花のような雰囲気があります。本州中部から九州に分布しています。
オニユリ
オニユリは、反り返ったオレンジ色の花を下向きに咲かせます。花びらに褐色の斑点があるのが特徴です。鮮やかで印象的な品種。夏の空の下でたくさんの花を咲かせます。赤鬼を連想させる花姿からその名が付いたと言われています。
食用となる「百合根」
百合(ユリ)の球根部分は百合根と呼ばれ、食用や薬用として使われている品種があります。すべての品種の百合根が食べられるわけではありません。観賞用として販売されている球根は食用に不向きだったり、農薬が使用されていることがあります。また、自生しているものは品種がわからないため、必ず食用として販売されている百合根を食べるようにしましょう。
百合根は鱗片が重なっていることから、「子孫繁栄」「長生き」といった意味をもつ縁起物で、お正月やお祝い事の料理で使われます。ホクホクとした食感と優しい甘みが特徴です。
立てば芍薬座れば牡丹歩く姿は百合(ユリ)の花
この慣用句は美しい女性の立ち居振る舞いを3つの花に例えたもので、芍薬はすらりとした立ち姿が美しい女性、牡丹は座った姿が美しい女性、百合(ユリ)は歩く姿が美しい女性を表していると言われています。
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