サンダーソニアとは?育て方・栽培方法|植物図鑑

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植物名
サンダーソニア
学名

Sandersonia aurantiaca

英名
クリスマスベル、チャイニーズランタン
和名
提灯百合(チョウチンユリ)
科名
イヌサフラン科(ユリ科)
属名
サンダーソニア属
原産地
南アフリカ

サンダーソニアの特徴

サンダーソニアは南アフリカ原産の球根植物です。春に球根を植え付けて、6月~7月頃にオレンジや黄色の小さなランタンのようなユニークな形をした花を吊り下げるように咲かせます。草丈は50~70cmほどで、笹に似た細い葉をもちます。

生花のアレンジメントに使いやすくて人気があり、一年を通じて切り花が出回っています。提灯のような花の形から「チャイニーズランタン」や「提灯百合(チョウチンユリ)」と呼ばれることがあり、英名ではクリスマスベルとも呼ばれます。

サンダーソニアの球根には有毒成分であるアルカロイドが含まれるため、子供やペットが間違って口に入れてしまわないよう注意が必要です。

サンダーソニアの詳細情報

園芸分類 球根
草丈・樹高 50~70cm
耐寒性 弱い
耐暑性 普通
花色 オレンジ、黄色
開花時期 6月~7月

サンダーソニアの花言葉

サンダーソニアの育て方カレンダー

時期 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
植え付け
開花
肥料

サンダーソニアの栽培環境

日当たり・置き場所

日当たりと風通しの良い場所が適しています。

用土

水はけの良い肥沃な土が適しています。

鉢植えは、草花や球根用の培養土で栽培可能です。

サンダーソニアの育て方のポイント

水やり

地植えは、植え付けたらたっぷりと水を与え、その後は降雨に任せます。

鉢植えは、鉢の表面が乾いたらたっぷりと水やりをするようにします。花の開花後、葉が黄色くなったら水やりを中止します。

肥料

元肥として株元に緩効性肥料を置きます。鉢植えは土の中に緩効性肥料を混ぜ込みながら植え付けます。培養土を使用する場合は、元肥入りの商品が多くなっているので確認しましょう。

追肥は発芽以降から花が終わるまで液体肥料を月1~2回程度施します。

病害虫

目立った病害虫の害はありません。

サンダーソニアの詳しい育て方

選び方

V字のような球根の両先端が傷んでいない球根を選びましょう。

植え付け

球根の植え付け時期は、3月~5月です。

球根は通常、二股に分かれたV字のような形をしていて、両方の先端に発芽箇所があります。充実した球根であれば両方から発芽します。先端を傷つけると芽が出ないので注意しましょう。

地植えは、植え付ける間隔は10~15cm程度、深さは5~10cm程度で球根を横に寝かせて植え付けます。

鉢植えは、6号(直径18cm)で2~3球が目安です。球根は両先端を上に立てて、長い(大きい)方が鉢の中心になるようにセットにし、球根の先端に土が10cm程度かぶる深さに植え付けます。球根の大きさや形にもよるので、購入したら付属の植え付け方を確認してから植え付けましょう。

仕立て方

茎が細く倒れやすいので、草丈が伸びてきたら倒れないように支柱で保護します。

6月~7月に開花します。先端に傷みなどがなければV字の両先端から発芽し、長い(大きい)方の球根から開花し、小さい方が遅れて開花します。花の開花期間は1か月程度です。終わった花がらは摘み取りましょう。

冬越し

秋に葉が枯れたら球根を掘り起こして陰干しをします。サンダーソニアの球根には外皮がないため乾燥に弱いので、少し湿らせたバーミキュライトやおがくずとともに新聞紙で包んで10℃以下の物置などで凍らせないように管理します。暖かい場所で保管すると、春に芽が出るのが遅くなります。

鉢植えは雨がさほど当たらない軒下などに移動させ、鉢のまま越冬させることもできます。土の中の球根は完全に乾燥すると干からびてしまいます。ほぼ断水気味にしつつも、カラカラの土にしないようにしましょう。

増やし方(株分け、挿し木、葉挿しなど)

分球で増やすことができます。種から育てることもできますが、発芽率が悪く、開花まで数年かかります。

  • 監修者:LOVEGREEN編集部
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